Kindle出版のキーワードは最大7つまで。公式ヘルプの記載をもとに、入れてよい言葉と避ける言葉、検索して確かめる方法、出版後の変更手順を整理しました。数字や仕様は2026年11月1日時点のKDPヘルプで確認したものだけを載せています。

支度中…
Kindle出版のキーワードは最大7つまで。公式ヘルプの記載をもとに、入れてよい言葉と避ける言葉、検索して確かめる方法、出版後の変更手順を整理しました。数字や仕様は2026年11月1日時点のKDPヘルプで確認したものだけを載せています。
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Kindle出版の登録画面には、キーワードを入れる欄が並んでいます。空のままでも出版はできますが、ここは本を見つけてもらうための入口のひとつです。
KDP公式ヘルプには、キーワードの数、避けるべき言葉、変更の手順がまとまっています。この記事では、その記載を一つずつ確かめながら、7つの枠をどう使うかを整理します。数字や仕様は2026年11月1日時点でヘルプを開いて確認したものだけを書きました。
KDPヘルプの「キーワードを追加/変更するにはどうすればよいですか?」によると、キーワードはKDPアカウントの中で本ごとに設定し、本の内容に関連するものを最大7つ選べます。7つを超えて入れることはできません。
もうひとつ押さえておきたいのは、キーワードは出版後でも変更できる点です。公式ヘルプの別ページ「キーワードを利用して本をもっと見つけやすくしましょう」には、キーワードと内容紹介はいつでも変更できると書かれています。最初に決めた7つが最終版である必要はありません。
参考: KDPヘルプ キーワードを追加/変更するにはどうすればよいですか?(https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G201743260)
1つの欄に何文字まで入れられるかは、公式ヘルプの日本語ページを開いた範囲では具体的な数字が見つかりませんでした。ヘルプには「入力欄の文字数制限にも注意が必要」という趣旨の記載があるだけです。他のサイトには数字を挙げているものもありますが、公式で確認できていないので、ここでは書きません。実際の入力画面で、上限に達したときの表示を確かめてください。
公式ヘルプのベストプラクティスの筆頭は、読者の立場に立って、どのような言葉で検索するかを考えることです。本を書いた側は、本の中で使っている言葉をそのまま並べたくなります。けれども読者は、その本の用語を知らないまま探していることが多いはずです。自分が書いた言葉ではなく、探す人が打ちそうな言葉を想像するのが出発点になります。
ヘルプには、曖昧なキーワードは使わないようにと明記されています。例として挙げられているのは、『日本の世界遺産』という題名の本です。「遺産」という広い言葉よりも、「富士山」や「屋久島」のような具体的な言葉を付けるほうが適しているという説明です。
別のページにも、フレーズより単語、一般的な語より具体的な語のほうが良い結果につながると書かれています。広い言葉は、同じ言葉を使う本が多くなるぶん、読者の探しものとも合いにくくなります。
公式ヘルプでは、キーワードをタイトルや内容紹介に入れにくい関連情報を補うために使えると説明しています。小説の場合の例として、設定(江戸時代、幕末)、登場人物のタイプ(浪人、町娘)、登場人物の役割、物語のテーマ(成長物語、復讐)、ストーリーの雰囲気(シリアス、軽快)といった区分が示されています。
実用書でも同じ考え方が使えます。たとえば、読む人の立場、悩み、場面、道具の名前など、本文では扱っていてもタイトルに入りきらなかった要素を拾うことになります。この区分はヘルプの例を実用書向けに言い換えたもので、公式が実用書の分類を示しているわけではありません。
同じヘルプには、避けるべきキーワードが列挙されています。主なものを書き写すのではなく言い換えると、次のようになります。
タイトルや著者名など、メタデータにすでに示されている情報は入れません。カテゴリーですでに含まれている言葉も同様です。「過去最高の本」のような主観的な評価、「新刊」「販売中」「配信中」のような時間に関する表現、カテゴリー内のほとんどの商品に共通する「本」のような語も避けます。
誤字脱字、スペースや句読点による表記ゆれ(「80GB」と「80 GB」など)、単数形と複数形の重複も対象です。ただし、複数の訳語がある語は例外とされています。
その本に関係のない情報も禁止されています。制作に関わっていない著者の名前を入れるのは、読者の混乱を招くとして挙げられています。所有していない、または使用許可のないブランド名も使えません。宣伝や販売促進を目的としたもの、誤解を招くメタデータは、一切使用できないと明記されています。
さらに、Amazonのプログラム名(「Kindle+」「KDPセレクト」など)とHTMLタグも避ける項目に入っています。なお、ヘルプにはこの一覧が網羅的ではないという注記があります。一覧に載っていなければ何を入れてもよいという意味ではなく、すべてのキーワードは利用規約に従う必要があります。
検索語で引用符(" ")を使うことも、避けるよう示されています。引用符で囲むと、囲んだ語をすべて入力した場合にしか表示されなくなります。囲まなければ、いずれかの語で表示されます。複数の言葉を1つの欄に入れるときは、引用符でくくらない形を選ぶことになります。
参考: KDPヘルプ キーワードを利用して本をもっと見つけやすくしましょう(https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G201298500)
公式ヘルプは、出版する前に、検討しているキーワードでAmazonを検索してみることを勧めています。無関係な結果ばかり出てきたり、結果が適切でないと感じたりしたら、そのキーワードは変更したほうがよいとされています。
検索欄に言葉を入れると、ドロップダウンに候補が表示されます。これも確認するよう書かれています。自分の想像と、実際に打たれている言葉の違いに気づくことができます。この確認は何度でもできる作業です。候補をいくつか書き出して、1つずつ検索し、並ぶ本が自分の本の仲間かどうかを見ていきます。
ヘルプには、言葉を論理的な順序で組み合わせる例が出ています。時代小説という言葉は検索されやすいが、「小説 時代」の順にすると検索されにくい、という説明です。語順は読者が自然に打つ形に合わせます。
公式ヘルプの手順は次のとおりです。KDPにサインインし、本棚で更新したい本の横にある省略記号(...)のボタンを開き、「詳細の編集」を選びます。「検索キーワード」欄で必要な変更をして、ページ下部の「保存して続行」を押します。最後に「権利と価格設定」のページの下部のボタンで本を出版します。
欄の名前は、ヘルプのページによって「キーワード」と「検索キーワード」の表記があり、画面の文言は変わることがあります。最新の画面はKDP公式でご確認ください。
変更が検索結果にいつ反映されるかについて、公式の日本語ヘルプを確認した範囲では、具体的な時間は書かれていませんでした。ヘルプは、出版や更新のタイムラインを別のページで案内しています。変更後は、本棚で本のステータスを確認してください。
公式ヘルプのヒントには、紙書籍やオーディオブックなど複数の形式で販売している場合、すべての形式でキーワードと内容紹介の内容を揃えるよう書かれています。電子版だけキーワードを整えて、紙の本の側が空のままだと、同じ本として見つけてもらいにくくなります。形式ごとの登録画面で、それぞれ確認してください。ペーパーバックについてはペーパーバックの作り方も参照してください。
ヘルプは、60文字を超える長いタイトルはストアの利用者に読み飛ばされやすくなると述べています。タイトルに言葉を詰め込むより、タイトルは短く保ち、補いたい言葉はキーワードに回すほうが、ヘルプの考え方に沿います。内容紹介の書き方は内容紹介の回で扱っています。
売れない原因をどこで切り分けるかは売れない理由の回にまとめました。
公式ヘルプでは、本の内容に関連するキーワードを最大7つまで選べるとされています。7つ使い切る必要があるかどうかについて、公式は特に定めていませんが、関連性のない言葉で枠を埋めることは避けるよう示されています。
変えられます。公式ヘルプには、キーワードと内容紹介はいつでも変更できると書かれています。本棚から「詳細の編集」を開いて変更し、「保存して続行」を押したあと、権利と価格設定のページで出版し直します。
公式ヘルプは、タイトルや著者名などメタデータにすでに示されている情報は、キーワードに入れないよう示しています。タイトルで表せない言い換えや関連する言葉に使うのが、ヘルプの考え方です。
入れないでください。公式ヘルプは、制作に関わっていない著者の名前や、使用許可のないブランド名を禁止しています。関係のない情報は読者を混乱させるうえ、誤解を招くメタデータとして扱われる可能性があります。
公式ヘルプが述べているのは、キーワードが検索結果に表示されるための要素のひとつだということです。ほかにも販売履歴やベストセラーランキングなどが並べて挙げられています。キーワードだけで結果が決まるとは書かれていませんし、売上が上がるという保証もありません。
キーワードは、正解が画面に出るわけではない項目です。読者の立場で想像して、検索して確かめ、直す。その繰り返しになります。
ほんの寺子屋は、その繰り返しを一緒にやる場所です。月謝3,000円で、師匠が伴走し、先に出した仲間がいます。印税は100%あなたのもので、私たちが受け取ることはありません。
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なお、KDPの仕様や画面は変わることがあります。実際の設定はKDP公式の最新の記載でご確認ください。
※この随筆は個人の見解・体験にもとづく読み物です。お金・税・法律に関わる話は一般論であり、 実際のご判断は必ず公式情報や専門家でご確認ください。