{
  "format": "shikakustudy-deck",
  "formatVersion": 1,
  "slug": "kougai-yougo480",
  "title": "公害防止管理者 用語640",
  "examName": "公害防止管理者",
  "cards": [
    {
      "front": "環境基本法",
      "back": "環境政策の基本法\n公害対策基本法と自然環境保全法を統合",
      "hint": "かんきょうきほんほう　Basic Environment Act\n数字　1993年制定。公害対策基本法は廃止\nここが問われる　2つの法律を統合してできた点と制定年が問われる"
    },
    {
      "front": "環境基本計画",
      "back": "国の環境政策の総合計画\n環境基本法に基づき政府が定める計画",
      "hint": "かんきょうきほんけいかく　Basic Environment Plan\n数字　おおむね6年ごとに見直す\nここが問われる　定めるのは政府。閣議決定を経て決まる"
    },
    {
      "front": "環境基準",
      "back": "維持が望ましい行政目標\n人の健康を保護し生活環境を保全する水準",
      "hint": "かんきょうきじゅん　environmental quality standard\n数字　大気・水質・土壌・騒音の4分野\nここが問われる　事業者を直接しばる規制基準ではなく行政上の目標である"
    },
    {
      "front": "典型七公害",
      "back": "法が定める7種の公害\n大気・水質・土壌・騒音・振動・地盤沈下・悪臭",
      "hint": "てんけいななこうがい　seven typical pollution types\n数字　公害の定義は環境基本法第2条\nここが問われる　日照阻害や電波障害は七公害に含まれない"
    },
    {
      "front": "汚染者負担原則",
      "back": "汚染者が費用を負う原則\n1972年にOECDが提唱した費用負担の考え方",
      "hint": "おせんしゃふたんげんそく　polluter pays principle\n数字　略称はPPP。1972年OECD提唱\nここが問われる　提唱したのはOECDであり国連ではない"
    },
    {
      "front": "未然防止原則",
      "back": "起きる前に防ぐ考え方\n被害が出てからでは回復できないため",
      "hint": "みぜんぼうしげんそく　preventive principle\n数字　予防原則とあわせて問われる\nここが問われる　科学的な不確実性があっても対策をとるのが予防原則"
    },
    {
      "front": "水俣病",
      "back": "メチル水銀による中毒\n工場排水中の有機水銀が魚介類を経て人へ",
      "hint": "みなまたびょう　Minamata disease\n数字　1956年公式確認。原因はメチル水銀\nここが問われる　原因物質は無機水銀ではなくメチル水銀である"
    },
    {
      "front": "イタイイタイ病",
      "back": "カドミウムによる骨疾患\n鉱山排水が農地を汚染し米を経て摂取された",
      "hint": "いたいいたいびょう　Itai-itai disease\n数字　富山県神通川流域。原因はカドミウム\nここが問われる　腎障害から骨軟化症へ進む。原因は鉱山の排水である"
    },
    {
      "front": "四日市ぜんそく",
      "back": "硫黄酸化物による喘息\n石油化学コンビナートの排煙が原因になった",
      "hint": "よっかいちぜんそく　Yokkaichi asthma\n数字　三重県四日市市。原因は硫黄酸化物\nここが問われる　原因は窒素酸化物ではなく硫黄酸化物である"
    },
    {
      "front": "新潟水俣病",
      "back": "第二の水俣病\n阿賀野川流域で起きたメチル水銀の中毒",
      "hint": "にいがたみなまたびょう　Niigata Minamata disease\n数字　1965年公式確認。四大公害病の一つ\nここが問われる　熊本の水俣病と同じ原因物質で別の河川に起きた"
    },
    {
      "front": "公害国会",
      "back": "公害法を集中整備した国会\n公害関係14法を成立または改正した国会",
      "hint": "こうがいこっかい　Pollution Diet session\n数字　1970年の第64回臨時国会\nここが問われる　この国会で公害対策基本法の経済調和条項が削られた"
    },
    {
      "front": "公害健康被害補償法",
      "back": "被害者を補償する法律\n汚染原因者が納める賦課金を財源とする",
      "hint": "こうがいけんこうひがいほしょうほう　Health Damage Compensation Act\n数字　1973年制定。財源は汚染負荷量賦課金\nここが問われる　財源は税ではなく事業者が納める賦課金である"
    },
    {
      "front": "公害防止組織法",
      "back": "工場の管理体制を定める法\n特定工場に管理者の選任を義務づける法律",
      "hint": "こうがいぼうしそしきほう　Pollution Control Org. Act\n数字　1971年制定。対象は特定工場\nここが問われる　選任の義務がかかるのは特定工場に限られる"
    },
    {
      "front": "特定工場",
      "back": "管理者選任が要る工場\n定められた業種で汚染施設を持つ工場",
      "hint": "とくていこうじょう　designated factory\n数字　製造業・電気・ガス・熱供給業が対象\nここが問われる　業種と施設の両方の条件を満たす工場だけが対象になる"
    },
    {
      "front": "公害防止統括者",
      "back": "工場の公害防止の責任者\n事業の実施を統括管理する者から選ぶ",
      "hint": "こうがいぼうしとうかつしゃ　pollution control supervisor\n数字　資格不要。常時21人未満は選任不要\nここが問われる　資格試験の合格は要らない。工場長など職位で選ぶ"
    },
    {
      "front": "公害防止管理者",
      "back": "技術的事項を管理する者\n施設の区分ごとに有資格者を選任する",
      "hint": "こうがいぼうしかんりしゃ　pollution control manager\n数字　選任も届出も30日以内に行う\nここが問われる　区分ごとに必要な資格が異なる点が繰り返し問われる"
    },
    {
      "front": "公害防止主任管理者",
      "back": "統括者を補佐する技術者\n規模の大きい特定工場にだけ選任が要る",
      "hint": "こうがいぼうししゅにんかんりしゃ　chief control manager\n数字　ばい煙量4万m3N/h以上などが要件\nここが問われる　すべての特定工場に必要なわけではなく規模の要件がある"
    },
    {
      "front": "代理者",
      "back": "管理者の職務を代行する者\n統括者・主任・管理者それぞれに置く",
      "hint": "だいりしゃ　deputy manager\n数字　選任は30日以内。届出も必要\nここが問われる　代理者にも本人と同じ資格要件がかかる区分がある"
    },
    {
      "front": "環境影響評価法",
      "back": "事業の環境影響を調べる法\n規模の大きい事業に手続を義務づける",
      "hint": "かんきょうえいきょうひょうかほう　EIA Act\n数字　1997年制定。第一種と第二種に区分\nここが問われる　対象事業は規模によって第一種と第二種に分かれる"
    },
    {
      "front": "第一種事業",
      "back": "必ず評価する大規模事業\n影響が著しいおそれのある規模の事業",
      "hint": "だいいっしゅじぎょう　Class-1 project\n数字　道路・ダム・発電所など13種類\nここが問われる　第一種は判定を経ずに必ず手続が必要になる"
    },
    {
      "front": "第二種事業",
      "back": "判定で決まる中規模事業\n第一種に準ずる規模の事業をいう",
      "hint": "だいにしゅじぎょう　Class-2 project\n数字　第一種のおおむね75％以上の規模\nここが問われる　手続の要否は個別の判定によって決まる"
    },
    {
      "front": "配慮書",
      "back": "位置や規模の検討書\n計画の早い段階で複数の案を比較する",
      "hint": "はいりょしょ　primary consideration document\n数字　2011年改正で導入された手続\nここが問われる　手続のいちばん最初に置かれる図書である"
    },
    {
      "front": "方法書",
      "back": "調査方法を示す図書\n何をどう調べるかを事前に公表する",
      "hint": "ほうほうしょ　scoping document\n数字　スコーピングにあたる手続\nここが問われる　調査結果ではなく調査の計画を示す図書である"
    },
    {
      "front": "準備書",
      "back": "調査結果をまとめた図書\n住民や知事の意見を聴くために公表する",
      "hint": "じゅんびしょ　draft EIA statement\n数字　意見を反映すると評価書になる\nここが問われる　準備書に意見を反映して確定したものが評価書である"
    },
    {
      "front": "地球温暖化",
      "back": "温室効果ガスによる昇温\n二酸化炭素などが赤外線を吸収し再放射する",
      "hint": "ちきゅうおんだんか　global warming\n数字　CO2の地球温暖化係数は1が基準\nここが問われる　二酸化炭素以外にメタンや一酸化二窒素も対象になる"
    },
    {
      "front": "温室効果ガス",
      "back": "赤外線を吸収する気体\n二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素など",
      "hint": "おんしつこうかがす　greenhouse gas\n数字　メタンの温暖化係数は25程度\nここが問われる　係数の大小はガスの寿命と赤外線の吸収特性で決まる"
    },
    {
      "front": "オゾン層破壊",
      "back": "成層圏オゾンの減少\n塩素原子が連鎖的にオゾンを分解する",
      "hint": "おぞんそうはかい　ozone layer depletion\n数字　南極でオゾンホールが観測される\nここが問われる　破壊するのは塩素と臭素であり二酸化炭素ではない"
    },
    {
      "front": "酸性雨",
      "back": "強い酸性を示す降水\n硫黄酸化物と窒素酸化物が変化して溶ける",
      "hint": "さんせいう　acid rain\n数字　pH5.6より低い降水をいう\nここが問われる　基準となるpHは7ではなく5.6である"
    },
    {
      "front": "越境大気汚染",
      "back": "国境を越える大気汚染\n汚染物質が風によって遠くまで運ばれる",
      "hint": "えっきょうたいきおせん　transboundary air pollution\n数字　PM2.5や黄砂が代表例\nここが問われる　発生源と被害地が別の国になるため国際協調が要る"
    },
    {
      "front": "生物多様性",
      "back": "生きものの豊かさ\n生態系・種・遺伝子の3つの階層でとらえる",
      "hint": "せいぶつたようせい　biodiversity\n数字　生物多様性条約は1992年採択\nここが問われる　3つの階層で構成される点が定義として問われる"
    },
    {
      "front": "モントリオール議定書",
      "back": "オゾン層保護の国際約束\n特定フロンの生産と消費を段階的に廃止する",
      "hint": "もんとりおーるぎていしょ　Montreal Protocol\n数字　1987年採択。ウィーン条約に基づく\nここが問われる　対象はオゾン層破壊物質であり温室効果ガス一般ではない"
    },
    {
      "front": "京都議定書",
      "back": "先進国に削減義務を課す\n1990年比の削減率を国ごとに定めた",
      "hint": "きょうとぎていしょ　Kyoto Protocol\n数字　1997年採択。約束期間は2008〜12年\nここが問われる　削減義務を負ったのは先進国だけである点が要点"
    },
    {
      "front": "パリ協定",
      "back": "全ての国が参加する枠組\n各国が自主目標を掲げて削減に取り組む",
      "hint": "ぱりきょうてい　Paris Agreement\n数字　2015年採択。産業革命前比2℃未満\nここが問われる　目標は義務ではなく各国が自主的に設定する"
    },
    {
      "front": "バーゼル条約",
      "back": "有害廃棄物の越境移動規制\n輸出入に事前の通告と同意の手続を課す",
      "hint": "ばーぜるじょうやく　Basel Convention\n数字　1989年採択。国内法はバーゼル法\nここが問われる　全面禁止ではなく事前通告と同意を求める条約である"
    },
    {
      "front": "ラムサール条約",
      "back": "湿地を守る条約\n水鳥の生息地として重要な湿地を登録する",
      "hint": "らむさーるじょうやく　Ramsar Convention\n数字　1971年採択。日本は釧路湿原が第1号\nここが問われる　対象は湿地であり森林や海洋一般は含まない"
    },
    {
      "front": "POPs条約",
      "back": "残留性有機汚染物質の条約\n分解しにくく蓄積する物質の廃絶を目指す",
      "hint": "ぽっぷすじょうやく　Stockholm Convention\n数字　2001年採択。ストックホルム条約\nここが問われる　ダイオキシン類は非意図的な生成物として対象に入る"
    },
    {
      "front": "循環型社会基本法",
      "back": "3Rの優先順位を定める法\n発生抑制・再使用・再生利用の順序を定めた",
      "hint": "じゅんかんがたしゃかいきほんほう　Basic Act for Recycling\n数字　2000年制定。処分は最後の手段\nここが問われる　優先順位はリデュース・リユース・リサイクルの順である"
    },
    {
      "front": "3R",
      "back": "廃棄物を減らす3つの柱\n発生抑制・再使用・再生利用のこと",
      "hint": "すりーあーる　reduce reuse recycle\n数字　優先順位はリデュースが最上位\nここが問われる　リサイクルが最優先ではない点が繰り返し問われる"
    },
    {
      "front": "廃棄物処理法",
      "back": "廃棄物の処理を定める法\n一般廃棄物と産業廃棄物に分けて規制する",
      "hint": "はいきぶつしょりほう　Waste Management Act\n数字　1970年制定。産廃は法定20種類\nここが問われる　事業活動から出ても法定20種類以外は一般廃棄物になる"
    },
    {
      "front": "産業廃棄物",
      "back": "事業活動に伴う法定廃棄物\n燃え殻・汚泥・廃油など20種類を定める",
      "hint": "さんぎょうはいきぶつ　industrial waste\n数字　20種類。責任は排出事業者にある\nここが問われる　処理を委託しても排出事業者の責任は消えない"
    },
    {
      "front": "マニフェスト",
      "back": "産廃の管理票\n委託した廃棄物の流れを書面や電子で追う",
      "hint": "まにふぇすと　manifest\n数字　写しの保存期間は5年間\nここが問われる　交付するのは処理業者ではなく排出事業者である"
    },
    {
      "front": "拡大生産者責任",
      "back": "生産者が廃棄まで負う責任\n製品が捨てられた後まで責任を及ぼす考え",
      "hint": "かくだいせいさんしゃせきにん　extended producer resp. (EPR)\n数字　略称はEPR。OECDが提唱\nここが問われる　責任の範囲を製造段階から廃棄段階へ広げる考え方"
    },
    {
      "front": "ISO14001",
      "back": "環境管理の国際規格\n組織の環境マネジメントシステムを定める",
      "hint": "あいえすおーいちよんまるまるいち　ISO 14001\n数字　1996年発行。認証は第三者が行う\nここが問われる　規格が求めるのは結果の数値ではなく管理の仕組みである"
    },
    {
      "front": "環境マネジメント",
      "back": "環境を継続改善する仕組み\n方針を定め計画し実行し見直す体制",
      "hint": "かんきょうまねじめんと　environmental mgmt system\n数字　略称はEMS。PDCAで回す\nここが問われる　目的は継続的な改善であり一度の達成ではない"
    },
    {
      "front": "PDCAサイクル",
      "back": "計画から改善までの循環\n計画・実施・点検・見直しを繰り返す",
      "hint": "ぴーでぃーしーえーさいくる　PDCA cycle\n数字　Plan Do Check Act の4段階\nここが問われる　Checkは点検、Actは経営層による見直しにあたる"
    },
    {
      "front": "環境監査",
      "back": "仕組みの適合を調べる活動\n基準に合っているかを客観的に確認する",
      "hint": "かんきょうかんさ　environmental audit\n数字　内部監査と第三者審査がある\nここが問われる　監査は改善のためであり処罰のための検査ではない"
    },
    {
      "front": "LCA",
      "back": "一生分の環境負荷評価\n原料採取から廃棄までの負荷を積み上げる",
      "hint": "らいふさいくるあせすめんと　life cycle assessment\n数字　目的設定・目録・影響評価・解釈\nここが問われる　製造時だけでなく使用時と廃棄時の負荷も算入する"
    },
    {
      "front": "環境報告書",
      "back": "環境への取組の公表資料\n事業者が自主的に取組と実績を開示する",
      "hint": "かんきょうほうこくしょ　environmental report\n数字　環境配慮促進法が公表を促す\nここが問われる　法律で全事業者に義務づけられているわけではない"
    },
    {
      "front": "環境リスク",
      "back": "有害性と曝露量の積\nどれだけ危ないかと、どれだけ触れるか",
      "hint": "かんきょうりすく　environmental risk\n数字　リスク＝有害性×曝露量\nここが問われる　有害性が高くても曝露がなければリスクは小さい"
    },
    {
      "front": "有害性評価",
      "back": "物質そのものの危険度\n毒性試験から影響が出ない量を求める",
      "hint": "ゆうがいせいひょうか　hazard assessment\n数字　無毒性量NOAELを求める\nここが問われる　評価するのは物質の性質であって現場の濃度ではない"
    },
    {
      "front": "曝露評価",
      "back": "人が受ける量の推定\n環境中の濃度と経路から取り込み量を出す",
      "hint": "ばくろひょうか　exposure assessment\n数字　経路は吸入・経口・経皮の3つ\nここが問われる　同じ物質でも用途と使い方でリスクは大きく変わる"
    },
    {
      "front": "化審法",
      "back": "新規化学物質を審査する法\n製造や輸入の前に分解性と蓄積性を調べる",
      "hint": "かしんほう　Chemical Substances Ctrl Act\n数字　1973年制定。PCB事件が契機\nここが問われる　審査は製造前に行う。事後の届出だけの制度ではない"
    },
    {
      "front": "PRTR",
      "back": "排出量の届出制度\n対象物質の排出量と移動量を国へ届け出る",
      "hint": "ぴーあーるてぃーあーる　pollutant release register\n数字　化管法に基づく。集計結果は公表\nここが問われる　規制ではなく把握と公表によって自主管理を促す制度"
    },
    {
      "front": "SDS",
      "back": "化学品の安全情報書\n譲渡や提供のときに相手方へ渡す情報",
      "hint": "えすでぃーえす　safety data sheet\n数字　化管法とGHSに基づく16項目\nここが問われる　渡す義務があるのは事業者間の取引の場合である"
    },
    {
      "front": "カーボンニュートラル",
      "back": "排出と吸収の釣り合い\n排出量から吸収量を引いて実質ゼロにする",
      "hint": "かーぼんにゅーとらる　carbon neutral\n数字　日本は2050年を目標に掲げる\nここが問われる　排出ゼロではなく吸収を差し引いて実質ゼロを指す"
    },
    {
      "front": "ゼロエミッション",
      "back": "廃棄物を出さない生産\nある産業の廃棄物を別の産業の原料にする",
      "hint": "ぜろえみっしょん　zero emission\n数字　国連大学が1994年に提唱\nここが問われる　焼却して減らすのではなく資源として使い切る考え方"
    },
    {
      "front": "グリーン購入法",
      "back": "環境物品の調達を促す法\n国等に負荷の小さい製品の購入を求める",
      "hint": "ぐりーんこうにゅうほう　Green Purchasing Act\n数字　2000年制定。民間は努力義務\nここが問われる　民間事業者に対しては努力義務にとどまる"
    },
    {
      "front": "省エネ法",
      "back": "エネルギー使用を管理する法\n一定規模以上の事業者に定期報告を課す",
      "hint": "しょうえねほう　Energy Conservation Act\n数字　原油換算1500kL/年以上が対象\nここが問われる　対象かどうかは事業者単位の使用量で判断する"
    },
    {
      "front": "排出量取引",
      "back": "排出枠を売買する制度\n減らしやすい者が多く減らし全体費用を下げる",
      "hint": "はいしゅつりょうとりひき　emissions trading\n数字　キャップアンドトレードが基本形\nここが問われる　全体の排出上限を先に決めるのが制度の前提になる"
    },
    {
      "front": "環境税",
      "back": "環境負荷に課す税\n汚染や資源消費に価格を付けて行動を変える",
      "hint": "かんきょうぜい　environmental tax\n数字　日本は地球温暖化対策税を導入\nここが問われる　規制ではなく価格によって行動を誘導する手法である"
    },
    {
      "front": "公害対策基本法",
      "back": "環境基本法の前身\n1967年制定。1993年に環境基本法へ引き継がれた",
      "hint": "こうがいたいさくきほんほう　Basic Pollution Act\n数字　経済調和条項が1970年に削除\nここが問われる　調和条項の削除が公害国会の大きな成果である"
    },
    {
      "front": "環境権",
      "back": "良好な環境を享受する権利\n判例で確立したとまでは言えない主張である",
      "hint": "かんきょうけん　environmental right\n数字　法律に明文の規定はない\nここが問われる　訴訟で主張されるが認められた例は限られる"
    },
    {
      "front": "公害紛争処理法",
      "back": "公害の争いを解決する法律\nあっせん・調停・仲裁・裁定の手続を定める",
      "hint": "こうがいふんそうしょりほう　dispute settlement act\n数字　公害等調整委員会が扱う\nここが問われる　裁判によらずに解決する道を用意している"
    },
    {
      "front": "公害健康被害の認定",
      "back": "被害者と認める手続\n地域と疾病の要件を満たす者を認定する制度",
      "hint": "こうがいけんこうひがいのにんてい　certification\n数字　知事が認定する\nここが問われる　認定されると医療費などが給付される"
    },
    {
      "front": "無過失責任",
      "back": "過失がなくても負う責任\n大気汚染防止法と水質汚濁防止法に規定がある",
      "hint": "むかしつせきにん　strict liability\n数字　故意や過失を問わない\nここが問われる　被害者が過失を証明しなくてよい"
    },
    {
      "front": "総量規制の考え方",
      "back": "濃度でなく量で抑える発想\n濃度規制では改善しない地域に適用する考え方",
      "hint": "そうりょうきせいのかんがえかた　total load concept\n数字　指定地域で実施される\nここが問われる　薄めて逃れることを防げる"
    },
    {
      "front": "公害防止管理者の資格",
      "back": "国家試験か認定講習で得る\n13区分ごとに必要な資格が定められている",
      "hint": "こうがいぼうしかんりしゃのしかく　qualification\n数字　13区分。区分ごとに範囲が違う\nここが問われる　上位区分は下位の範囲を含むものがある"
    },
    {
      "front": "公害防止統括者の要件",
      "back": "資格でなく職位で選ぶ\n事業の実施を統括管理する者から選任する",
      "hint": "とうかつしゃのようけん　supervisor requirement\n数字　常時使用21人未満は不要\nここが問われる　規模が小さければ選任そのものが要らない"
    },
    {
      "front": "届出の期限",
      "back": "30日以内が原則\n選任も解任も30日以内に届け出る",
      "hint": "とどけでのきげん　filing deadline\n数字　選任・解任とも30日以内\nここが問われる　期限の数値がそのまま出題される"
    },
    {
      "front": "環境影響評価の対象事業",
      "back": "13種類の事業が対象\n道路・ダム・発電所・埋立てなどが対象になる",
      "hint": "たいしょうじぎょう　target projects\n数字　13種類が政令で定められる\nここが問われる　規模で第一種と第二種に分かれる"
    },
    {
      "front": "評価書",
      "back": "手続の最後にまとめる図書\n準備書に意見を反映して確定させた図書",
      "hint": "ひょうかしょ　EIA statement\n数字　公告と縦覧を行う\nここが問われる　これを経なければ事業に着手できない"
    },
    {
      "front": "事後調査",
      "back": "事業の後に行う調査\n予測と実際のずれを確かめる調査をいう",
      "hint": "じごちょうさ　follow-up survey\n数字　報告書を公表する\nここが問われる　予測が外れていれば追加の対策をとる"
    },
    {
      "front": "スクリーニング",
      "back": "手続の要否を判定すること\n第二種事業について評価が必要かを判断する",
      "hint": "すくりーにんぐ　screening\n数字　知事の意見を聴いて決める\nここが問われる　第一種は判定を経ずに必ず必要になる"
    },
    {
      "front": "スコーピング",
      "back": "調査の範囲を決めること\n何をどこまで調べるかを事前に絞る手続",
      "hint": "すこーぴんぐ　scoping\n数字　方法書の手続にあたる\nここが問われる　調査そのものではなく調査の計画を決める"
    },
    {
      "front": "京都メカニズム",
      "back": "削減を柔軟に達成する仕組み\n排出量取引・共同実施・CDMの3つをいう",
      "hint": "きょうとめかにずむ　Kyoto mechanisms\n数字　3つの仕組みがある\nここが問われる　国外での削減も自国の分に算入できる"
    },
    {
      "front": "名古屋議定書",
      "back": "遺伝資源の利益配分の取決め\n生物多様性条約に基づく議定書をいう",
      "hint": "なごやぎていしょ　Nagoya Protocol\n数字　2010年に名古屋で採択\nここが問われる　資源国と利用国の利益の配分を定める"
    },
    {
      "front": "容器包装リサイクル法",
      "back": "容器と包装の再生利用の法律\n消費者・自治体・事業者の役割を定める法律",
      "hint": "ようきほうそうりさいくるほう　container recycling\n数字　分別排出・収集・再商品化\nここが問われる　3者の役割分担が問われる"
    },
    {
      "front": "家電リサイクル法",
      "back": "家電4品目の再生利用の法律\nエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機が対象",
      "hint": "かでんりさいくるほう　appliance recycling\n数字　4品目が対象\nここが問われる　費用は排出時に消費者が負担する"
    },
    {
      "front": "環境会計",
      "back": "環境保全の費用と効果の把握\n投じた費用と得られた効果を数値で示す仕組み",
      "hint": "かんきょうかいけい　environmental accounting\n数字　環境報告書で公表する\nここが問われる　投資の判断材料として使われる"
    },
    {
      "front": "GHS",
      "back": "化学品の分類と表示の国際基準\n絵表示と注意書きの統一ルールをいう",
      "hint": "じーえいちえす　GHS\n数字　9種類の絵表示がある\nここが問われる　国が違っても同じ絵表示で危険が伝わる"
    },
    {
      "front": "大気汚染防止法",
      "back": "大気の排出を規制する法\nばい煙・粉じん・有害物質などを枠ごとに規制",
      "hint": "たいきおせんぼうしほう　Air Pollution Control Act\n数字　1968年制定。公害国会で強化\nここが問われる　規制の枠組みが物質の種類ごとに分かれている点が要点"
    },
    {
      "front": "ばい煙",
      "back": "燃焼で出る汚染物質\n硫黄酸化物・ばいじん・有害物質の総称",
      "hint": "ばいえん　soot and smoke\n数字　有害物質はカドミウムなど5物質\nここが問われる　粉じんはばい煙に含まれない。別の枠で規制される"
    },
    {
      "front": "ばい煙発生施設",
      "back": "ばい煙を出す届出施設\nボイラーや加熱炉など規模要件で定める",
      "hint": "ばいえんはっせいしせつ　soot emitting facility\n数字　設置は60日前までに届出\nここが問われる　届出は着工後ではなく設置の60日前までに行う"
    },
    {
      "front": "一般粉じん",
      "back": "特定粉じん以外の粉じん\n堆積場やベルトコンベアなどから飛散する",
      "hint": "いっぱんふんじん　general dust\n数字　構造・使用・管理の基準で規制\nここが問われる　濃度の基準ではなく設備の構造基準で規制される"
    },
    {
      "front": "特定粉じん",
      "back": "石綿のこと\n健康被害のおそれが著しい粉じんを指定",
      "hint": "とくていふんじん　specified dust\n数字　現在指定されているのは石綿のみ\nここが問われる　敷地境界の濃度基準が定められている点が一般粉じんとの差"
    },
    {
      "front": "揮発性有機化合物",
      "back": "蒸発しやすい有機物\n光化学オキシダントや粒子状物質のもと",
      "hint": "きはつせいゆうきかごうぶつ　volatile organic compounds\n数字　略称VOC。2004年改正で規制\nここが問われる　規制は法規制と自主的取組を組み合わせる方式である"
    },
    {
      "front": "排出基準",
      "back": "排出口ごとの上限値\n施設の種類と規模ごとに定める許容限度",
      "hint": "はいしゅつきじゅん　emission standard\n数字　違反は直接罰の対象になる\nここが問われる　環境基準と違い事業者を直接しばる規制値である"
    },
    {
      "front": "K値規制",
      "back": "硫黄酸化物の地域別規制\n煙突の有効高さと地域のK値から量を決める",
      "hint": "けーちきせい　K-value regulation\n数字　Kが小さいほど規制は厳しい\nここが問われる　煙突が高いほど許容される排出量は大きくなる"
    },
    {
      "front": "総量規制",
      "back": "地域全体の量を抑える規制\n濃度規制では改善しない地域に適用する",
      "hint": "そうりょうきせい　total volume control\n数字　硫黄酸化物と窒素酸化物が対象\nここが問われる　濃度ではなく工場ごとの排出総量に上限をかける"
    },
    {
      "front": "上乗せ基準",
      "back": "都道府県が課す厳しい基準\n国の基準では不十分な地域に条例で定める",
      "hint": "うわのせきじゅん　stricter local standard\n数字　定めるのは都道府県。条例による\nここが問われる　国より緩い基準を定めることはできない"
    },
    {
      "front": "特別排出基準",
      "back": "汚染地域の新設施設の基準\n指定地域に新しく作る施設へ課す厳しい値",
      "hint": "とくべつはいしゅつきじゅん　special emission standard\n数字　対象は指定地域の新設施設のみ\nここが問われる　既設の施設には適用されず新設だけが対象になる"
    },
    {
      "front": "燃料使用基準",
      "back": "燃料の硫黄分の上限\n季節や地域を限って燃料の質を規制する",
      "hint": "ねんりょうしようきじゅん　fuel use standard\n数字　硫黄分の含有率で定める\nここが問われる　排出濃度ではなく使う燃料そのものを規制する方式"
    },
    {
      "front": "硫黄酸化物",
      "back": "燃料の硫黄が酸化した物\n二酸化硫黄と三酸化硫黄をまとめた呼び方",
      "hint": "いおうさんかぶつ　sulfur oxides\n数字　略称SOx。四日市ぜんそくの原因\nここが問われる　燃料中の硫黄分に由来するため燃料転換が有効になる"
    },
    {
      "front": "窒素酸化物",
      "back": "窒素が酸化した物質\n一酸化窒素と二酸化窒素をまとめた呼び方",
      "hint": "ちっそさんかぶつ　nitrogen oxides\n数字　略称NOx。環境基準は二酸化窒素\nここが問われる　燃料中の窒素だけでなく空気中の窒素からも生じる"
    },
    {
      "front": "一酸化炭素",
      "back": "不完全燃焼で出る気体\n酸素が足りないときに生じる無色無臭の気体",
      "hint": "いっさんかたんそ　carbon monoxide\n数字　環境基準は日平均10ppm以下\nここが問われる　空気比を上げると減るが上げすぎると熱損失が増える"
    },
    {
      "front": "浮遊粒子状物質",
      "back": "粒径10μm以下の粒子\n大気中に浮かび肺に達する粒子状物質",
      "hint": "ふゆうりゅうしじょうぶっしつ　suspended particulate matter\n数字　略称SPM。10μm以下と定義\nここが問われる　日本のSPMは10μm以下を100％カットした粒子を指す"
    },
    {
      "front": "PM2.5",
      "back": "粒径2.5μm以下の粒子\n肺の奥深くまで達し健康影響が大きい",
      "hint": "ぴーえむにーてんご　fine particulate matter\n数字　年平均15μg/m3、日平均35μg/m3\nここが問われる　燃焼で直接出るものと大気中で生成するものがある"
    },
    {
      "front": "光化学オキシダント",
      "back": "紫外線で生じる酸化性物質\n窒素酸化物とVOCが日射を受けて反応する",
      "hint": "こうかがくおきしだんと　photochemical oxidant\n数字　環境基準は1時間値0.06ppm以下\nここが問われる　主成分はオゾン。夏の日中の強い日射で濃度が上がる"
    },
    {
      "front": "常時監視",
      "back": "都道府県が行う測定\n大気の汚染状況を常時測って公表する",
      "hint": "じょうじかんし　continuous monitoring\n数字　大気汚染防止法に基づく都道府県の事務\nここが問われる　測定を行うのは事業者ではなく都道府県である"
    },
    {
      "front": "一般環境大気測定局",
      "back": "一般的な地域の測定局\n住宅地など一般環境の汚染を測る",
      "hint": "いっぱんかんきょうたいきそくていきょく　ambient air station\n数字　略称は一般局\nここが問われる　道路沿いではなく一般の生活環境を代表する地点に置く"
    },
    {
      "front": "自動車排出ガス測定局",
      "back": "道路沿いの測定局\n自動車の影響を受ける地点で測る",
      "hint": "じどうしゃはいしゅつがすそくていきょく　roadside station\n数字　略称は自排局\nここが問われる　一般局より窒素酸化物の濃度が高く出るのが普通である"
    },
    {
      "front": "長期的評価",
      "back": "年間を通した達成判定\n高い値を除いた上で環境基準の達成を判断",
      "hint": "ちょうきてきひょうか　long-term evaluation\n数字　日平均値の上位2％を除外して評価\nここが問われる　上位2％を除いて評価する点が短期的評価との違い"
    },
    {
      "front": "短期的評価",
      "back": "測定値ごとの達成判定\n1時間値や日平均値をそのまま基準と比べる",
      "hint": "たんきてきひょうか　short-term evaluation\n数字　除外を行わずに個々の値で判断\nここが問われる　評価の対象が年間ではなくその測定値そのものになる"
    },
    {
      "front": "有害大気汚染物質",
      "back": "長期の健康影響が心配な物質\n低濃度でも長く吸うと影響のおそれがある",
      "hint": "ゆうがいたいきおせんぶっしつ　hazardous air pollutant\n数字　ベンゼンなど4物質に環境基準\nここが問われる　規制ではなく事業者の自主的な排出抑制を基本とする"
    },
    {
      "front": "燃料",
      "back": "燃やして熱を得る物質\n固体・液体・気体に分かれ性状が異なる",
      "hint": "ねんりょう　fuel\n数字　気体燃料は硫黄分が少ない\nここが問われる　同じ熱量でも燃料の種類で汚染物質の量が変わる"
    },
    {
      "front": "発熱量",
      "back": "燃料1単位の熱量\n高発熱量と低発熱量の2種類がある",
      "hint": "はつねつりょう　calorific value\n数字　差は水蒸気の潜熱の分\nここが問われる　低発熱量は水蒸気の凝縮熱を含まない値である"
    },
    {
      "front": "理論空気量",
      "back": "完全燃焼に要る最小空気\n燃料を過不足なく燃やすのに必要な空気量",
      "hint": "りろんくうきりょう　theoretical air\n数字　理論酸素量を0.21で割って求める\nここが問われる　空気中の酸素は体積で21％である点が計算の前提になる"
    },
    {
      "front": "空気比",
      "back": "実空気量と理論空気量の比\n1より大きいほど余分な空気を送っている",
      "hint": "くうきひ　air ratio\n数字　記号はm。m＝実空気量÷理論空気量\nここが問われる　上げると未燃分は減るが排ガスが増えて熱損失が大きくなる"
    },
    {
      "front": "完全燃焼",
      "back": "可燃分が燃え切る燃焼\n炭素は二酸化炭素、水素は水になる",
      "hint": "かんぜんねんしょう　complete combustion\n数字　3T（温度・時間・混合）が条件\nここが問われる　空気を送るだけでは足りず温度と混合と滞留時間が要る"
    },
    {
      "front": "不完全燃焼",
      "back": "燃え残りが出る燃焼\n一酸化炭素やすすが生じる",
      "hint": "ふかんぜんねんしょう　incomplete combustion\n数字　一酸化炭素の増加が指標になる\nここが問われる　空気不足だけでなく混合不良や低温でも起きる"
    },
    {
      "front": "理論燃焼ガス量",
      "back": "理論空気での排ガス量\n理論空気量で燃やしたときに出るガスの量",
      "hint": "りろんねんしょうがすりょう　theoretical flue gas\n数字　湿りと乾きの2通りがある\nここが問われる　水分を含むかどうかで値が変わるので条件を確認する"
    },
    {
      "front": "乾き排ガス",
      "back": "水分を除いた排ガス\n水蒸気を差し引いた状態で表した排ガス量",
      "hint": "かわきはいがす　dry flue gas\n数字　排出基準は乾きガス基準\nここが問われる　排出基準の濃度は乾きガスで表されるのが原則である"
    },
    {
      "front": "湿り排ガス",
      "back": "水分を含んだ排ガス\n燃焼で生じた水蒸気を含めた排ガス量",
      "hint": "しめりはいがす　wet flue gas\n数字　乾きガスより量が多くなる\nここが問われる　水素分の多い燃料ほど乾きと湿りの差が大きくなる"
    },
    {
      "front": "酸素濃度補正",
      "back": "希釈を打ち消す換算\n空気で薄めて濃度を下げる抜け道を防ぐ",
      "hint": "さんそのうどほせい　oxygen correction\n数字　C＝Cs×(21−On)÷(21−Os)\nここが問われる　空気を余分に入れて濃度を下げても補正後の値は下がらない"
    },
    {
      "front": "標準状態",
      "back": "0℃・1気圧の状態\nガス量を比べるための基準の温度と圧力",
      "hint": "ひょうじゅんじょうたい　standard condition\n数字　気体1molは22.4Lを占める\nここが問われる　日本の排ガス量は0℃・101.3kPaを基準とする"
    },
    {
      "front": "過剰空気率",
      "back": "余分な空気の割合\n空気比から1を引いた値を百分率で表す",
      "hint": "かじょうくうきりつ　excess air ratio\n数字　過剰空気率＝(m−1)×100％\nここが問われる　空気比と混同しないこと。1を引いてあるかどうかで違う"
    },
    {
      "front": "大気安定度",
      "back": "上下方向の混ざりやすさ\n気温の高度変化で決まる大気の状態",
      "hint": "たいきあんていど　atmospheric stability\n数字　乾燥断熱減率は100mで約1℃\nここが問われる　不安定なほど拡散しやすく地上濃度は下がりやすい"
    },
    {
      "front": "逆転層",
      "back": "上ほど暖かい層\n上下の混合が起きず汚染物質がたまる",
      "hint": "ぎゃくてんそう　inversion layer\n数字　接地逆転と沈降逆転がある\nここが問われる　逆転層の下では拡散が止まり地上濃度が高くなる"
    },
    {
      "front": "混合層",
      "back": "よく混ざる下層大気\n日射で暖められ対流が起きる層",
      "hint": "こんごうそう　mixing layer\n数字　日中に厚くなり夜に薄くなる\nここが問われる　層が厚いほど汚染物質は薄まりやすい"
    },
    {
      "front": "有効煙突高さ",
      "back": "実高さと上昇高さの和\n排煙が勢いと浮力でさらに上がる分を足す",
      "hint": "ゆうこうえんとつたかさ　effective stack height\n数字　He＝Hs＋ΔH\nここが問われる　実際の煙突の高さだけでは足りず上昇分を加える"
    },
    {
      "front": "排煙上昇高さ",
      "back": "排煙が上がる高さ\n排出速度と温度差と風速で決まる",
      "hint": "はいえんじょうしょうたかさ　plume rise\n数字　風が強いほど上昇高さは小さい\nここが問われる　風速が大きいと上昇分が抑えられ地上濃度が上がる"
    },
    {
      "front": "ダウンウォッシュ",
      "back": "排煙が引き込まれる現象\n建物や煙突の背後の渦に巻き込まれる",
      "hint": "だうんうぉっしゅ　downwash\n数字　排出速度が風速の1.5倍未満で起きやすい\nここが問われる　排出速度を上げることで避けられる"
    },
    {
      "front": "接地逆転層",
      "back": "地表付近にできる逆転\n晴れた夜に地面が冷えて生じる",
      "hint": "せっちぎゃくてんそう　surface inversion\n数字　日の出後に下から解消していく\nここが問われる　冬の晴れた朝に強く現れ濃度が高くなりやすい"
    },
    {
      "front": "沈降逆転層",
      "back": "上空にできる逆転\n高気圧の下降気流で空気が圧縮され昇温",
      "hint": "ちんこうぎゃくてんそう　subsidence inversion\n数字　高気圧に覆われたときに現れる\nここが問われる　上空にふたをする形になり広い範囲で濃度が上がる"
    },
    {
      "front": "フュミゲーション",
      "back": "逆転が崩れて起きる高濃度\nたまった排煙が朝に一気に地上へ下りる",
      "hint": "ふゅみげーしょん　fumigation\n数字　日の出後1〜2時間に起きやすい\nここが問われる　短時間だが極めて高い地上濃度を生じる現象である"
    },
    {
      "front": "風速の鉛直分布",
      "back": "高さによる風速の変化\n地表の摩擦で低いほど風が弱くなる",
      "hint": "ふうそくのえんちょくぶんぷ　vertical wind profile\n数字　べき法則で近似する\nここが問われる　煙突の高さでの風速は地上の観測値より大きい"
    },
    {
      "front": "海陸風",
      "back": "海岸で入れ替わる風\n日中は海から陸へ、夜は陸から海へ吹く",
      "hint": "かいりくふう　land and sea breeze\n数字　朝夕に風が止む凪が生じる\nここが問われる　凪の時間帯は拡散が悪く濃度が上がりやすい"
    },
    {
      "front": "大気境界層",
      "back": "地表の影響を受ける層\n地面の摩擦と加熱の影響が及ぶ範囲",
      "hint": "たいききょうかいそう　atmospheric boundary layer\n数字　厚さは日中で1km程度\nここが問われる　この層の中で汚染物質の拡散のほとんどが起きる"
    },
    {
      "front": "自動車NOx・PM法",
      "back": "対策地域の車種規制法\n汚染の著しい地域で使える車種を制限する",
      "hint": "じどうしゃのっくすぴーえむほう　Auto NOx and PM Act\n数字　対象は首都圏・愛知三重・大阪兵庫\nここが問われる　地域を限って車の使用そのものを規制する点が特徴"
    },
    {
      "front": "車種規制",
      "back": "基準を満たす車だけ許す\n対策地域で登録できる車を限定する",
      "hint": "しゃしゅきせい　vehicle type regulation\n数字　猶予期間の後に使用できなくなる\nここが問われる　新車だけでなく既に使っている車も対象になる"
    },
    {
      "front": "三元触媒",
      "back": "3物質を同時に減らす装置\n一酸化炭素・炭化水素・窒素酸化物を処理",
      "hint": "さんげんしょくばい　three-way catalyst\n数字　理論空燃比の付近でだけ働く\nここが問われる　空燃比がずれると3つを同時には処理できなくなる"
    },
    {
      "front": "ディーゼル微粒子",
      "back": "軽油の燃焼で出る粒子\nすすと未燃の燃料油分などからなる",
      "hint": "でぃーぜるびりゅうし　diesel particulate matter\n数字　略称DPM。DPFで捕集する\nここが問われる　窒素酸化物と粒子は片方を減らすと片方が増える関係にある"
    },
    {
      "front": "DPF",
      "back": "粒子を捕えるフィルタ\n排気中の粒子をろ過して捕集し焼却する",
      "hint": "でぃーぴーえふ　diesel particulate filter\n数字　たまると再生運転で燃やす\nここが問われる　捕集するだけでは詰まるため定期的な再生が要る"
    },
    {
      "front": "尿素SCR",
      "back": "車の脱硝装置\n尿素水から出るアンモニアで窒素酸化物を還元",
      "hint": "にょうそえすしーあーる　urea SCR\n数字　還元剤は尿素水溶液\nここが問われる　還元剤の補給が要る点が三元触媒との大きな違い"
    },
    {
      "front": "悪臭防止法",
      "back": "におい公害を規制する法\n規制地域を定め敷地境界などで規制する",
      "hint": "あくしゅうぼうしほう　Offensive Odor Control Act\n数字　1971年制定。規制は都道府県知事\nここが問われる　規制の地域を指定するのは知事であり国ではない"
    },
    {
      "front": "特定悪臭物質",
      "back": "政令が定めるにおい物質\nアンモニアや硫化水素など22物質",
      "hint": "とくていあくしゅうぶっしつ　specified odor substance\n数字　現在22物質が指定されている\nここが問われる　物質濃度で規制する方式。混合臭には対応しにくい"
    },
    {
      "front": "臭気指数",
      "back": "においの強さの尺度\n人の嗅覚で薄めた倍率を対数で表す",
      "hint": "しゅうきしすう　odor index\n数字　臭気指数＝10×log(臭気濃度)\nここが問われる　機械ではなく人の鼻で測る点が物質濃度規制との違い"
    },
    {
      "front": "三点比較式臭袋法",
      "back": "臭気濃度を測る方法\n3袋のうち1袋だけ試料を入れ嗅ぎ分ける",
      "hint": "さんてんひかくしきしゅうたいほう　triangle odor bag method\n数字　6人のパネルで判定する\nここが問われる　無臭の袋2つと試料1つを比べる方式である"
    },
    {
      "front": "敷地境界線規制",
      "back": "敷地の境目で測る規制\n第一号規制ともいい地表の濃度を測る",
      "hint": "しきちきょうかいせんきせい　site boundary regulation\n数字　規制基準は1号から3号まである\nここが問われる　排出口ではなく敷地の境界で測る点が特徴である"
    },
    {
      "front": "嗅覚閾値",
      "back": "においを感じ始める濃度\n人がにおいを検知できる最低の濃度",
      "hint": "きゅうかくいきち　odor threshold\n数字　硫化水素は0.0005ppm程度\nここが問われる　閾値の低い物質はごく低濃度でも苦情の原因になる"
    },
    {
      "front": "ばい煙発生施設の届出",
      "back": "設置の60日前までの届出\nばい煙発生施設を設けるときの手続をいう",
      "hint": "ばいえんはっせいしせつのとどけで　facility notification\n数字　60日前までに届け出る\nここが問われる　変更のときも同じ期限で届け出る"
    },
    {
      "front": "改善命令",
      "back": "基準に合わせるよう命じる処分\n排出基準に適合しないときに出される命令",
      "hint": "かいぜんめいれい　improvement order\n数字　一時停止も命じられる\nここが問われる　直接罰とは別に行政処分としても対処される"
    },
    {
      "front": "測定義務",
      "back": "排出濃度を測り記録する義務\nばい煙発生施設の設置者に課される義務",
      "hint": "そくていぎむ　measurement obligation\n数字　記録は3年間保存する\nここが問われる　測定していないこと自体が違反になる"
    },
    {
      "front": "揮発性有機化合物排出施設",
      "back": "VOCを出す届出施設\n塗装や印刷などの施設が対象になる",
      "hint": "きはつせいゆうきかごうぶつ　VOC facility\n数字　法規制と自主的取組の併用\nここが問われる　一律規制ではなく組み合わせで削減する"
    },
    {
      "front": "総量規制基準",
      "back": "工場ごとの排出量の上限\n指定地域の特定工場に課される総量の基準",
      "hint": "そうりょうきせいきじゅん　total load standard\n数字　硫黄酸化物と窒素酸化物\nここが問われる　濃度基準とは別に総量でも縛られる"
    },
    {
      "front": "指定地域",
      "back": "総量規制の対象地域\n汚染が著しく濃度規制では足りない地域",
      "hint": "していちいき　designated area\n数字　政令で定められる\nここが問われる　新設には特別排出基準もかかる"
    },
    {
      "front": "燃料転換",
      "back": "低硫黄の燃料に替えること\n硫黄酸化物を減らす最も直接的な対策",
      "hint": "ねんりょうてんかん　fuel switching\n数字　重油から都市ガスなどへ\nここが問われる　装置を付けずに減らせるのが利点である"
    },
    {
      "front": "微小粒子状物質",
      "back": "PM2.5の正式な呼び方\n粒径2.5μm以下の粒子状物質をいう",
      "hint": "びしょうりゅうしじょうぶっしつ　fine particles\n数字　年平均15μg/m3以下\nここが問われる　一次生成と二次生成の両方がある"
    },
    {
      "front": "光化学スモッグ",
      "back": "光化学オキシダントによる汚染\n夏の日中に発生し目や喉を刺激する",
      "hint": "こうかがくすもっぐ　photochemical smog\n数字　注意報は0.12ppm以上\nここが問われる　前駆物質はNOxとVOCの2つである"
    },
    {
      "front": "有害大気汚染物質の指針値",
      "back": "環境基準に準ずる目安\n健康リスクの低減のために定める値をいう",
      "hint": "ゆうがいたいきおせんぶっしつ　guideline value\n数字　環境基準とは別の位置づけ\nここが問われる　規制ではなく監視と自主的取組の目安になる"
    },
    {
      "front": "大気汚染の常時監視結果",
      "back": "測定結果の公表\n都道府県が測定し結果を公表する",
      "hint": "じょうじかんしけっか　monitoring results\n数字　毎年度まとめて公表される\nここが問われる　達成状況の判断に長期的評価を使う"
    },
    {
      "front": "移動発生源",
      "back": "自動車などの発生源\n場所が動く汚染物質の発生源をいう",
      "hint": "いどうはっせいげん　mobile source\n数字　固定発生源と対になる語\nここが問われる　規制の手法が固定発生源とは大きく異なる"
    },
    {
      "front": "低NOx燃焼の原理",
      "back": "温度・酸素・時間の制御\n高温と過剰酸素と長い滞留を避けて抑える",
      "hint": "ていのっくすねんしょうのげんり　low NOx principle\n数字　3つの条件を下げる\nここが問われる　どの対策もこの3つのどれかを操作している"
    },
    {
      "front": "未燃分",
      "back": "燃え残った可燃分\n一酸化炭素やすす、未燃炭化水素をいう",
      "hint": "みねんぶん　unburned matter\n数字　空気比を上げると減る\nここが問われる　NOxとは相反する関係になる"
    },
    {
      "front": "排ガス量の計算",
      "back": "燃料から排ガス量を出す計算\n理論空気量と空気比から求める",
      "hint": "はいがすりょうのけいさん　flue gas calculation\n数字　湿りと乾きで値が違う\nここが問われる　どちらを問われているか必ず確かめる"
    },
    {
      "front": "O2濃度からの空気比",
      "back": "排ガスの酸素から求める空気比\n乾き排ガス中の酸素濃度から計算する",
      "hint": "おーつーのうどからのくうきひ　air ratio from O2\n数字　m＝21/(21−O2)\nここが問われる　この式は補正式と形が似ているので混同しない"
    },
    {
      "front": "逆転層と大気汚染",
      "back": "ふたをして濃度を上げる\n逆転層の下では拡散できず濃度が高くなる",
      "hint": "ぎゃくてんそうとたいきおせん　inversion and pollution\n数字　接地逆転は朝に強い\nここが問われる　気象条件が汚染の程度を大きく左右する"
    },
    {
      "front": "最大着地濃度",
      "back": "地上で最も濃くなる濃度\n煙突から一定の距離で地上濃度が最大になる",
      "hint": "さいだいちゃくちのうど　maximum ground concentration\n数字　有効煙突高さの2乗に反比例\nここが問われる　煙突を高くすると急激に下がる"
    },
    {
      "front": "パスキルの安定度階級",
      "back": "大気安定度の区分\n日射と風速から安定度をAからFに分ける",
      "hint": "ぱすきるのあんていどかいきゅう　Pasquill class\n数字　AからFの6階級\nここが問われる　拡散の計算に使う基本的な区分である"
    },
    {
      "front": "悪臭の苦情",
      "back": "におい公害の申し立て\n感覚公害なので個人差が大きい",
      "hint": "あくしゅうのくじょう　odor complaints\n数字　苦情件数は多い\nここが問われる　測定値が基準内でも苦情が出ることがある"
    },
    {
      "front": "サーマルNOx",
      "back": "空気の窒素からできる\n高温で空気中の窒素と酸素が反応して生じる",
      "hint": "さーまるのっくす　thermal NOx\n数字　1500℃を超えると急に増える\nここが問われる　燃料の窒素分と無関係に生じるため燃料転換では減らない"
    },
    {
      "front": "フューエルNOx",
      "back": "燃料の窒素からできる\n燃料中の窒素化合物が酸化して生じる",
      "hint": "ふゅーえるのっくす　fuel NOx\n数字　重油や石炭で割合が大きい\nここが問われる　低窒素燃料への転換や二段燃焼が有効に働く"
    },
    {
      "front": "プロンプトNOx",
      "back": "火炎面で瞬時にできる\n炭化水素のラジカルが窒素と反応して生じる",
      "hint": "ぷろんぷとのっくす　prompt NOx\n数字　生成量は全体の中で小さい\nここが問われる　低温でも生じるが量は少なく対策上の重要度は低い"
    },
    {
      "front": "燃焼温度",
      "back": "火炎のもつ温度\n高いほどサーマルNOxが指数的に増える",
      "hint": "ねんしょうおんど　combustion temperature\n数字　1500℃が増加の目安になる\nここが問われる　下げるとNOxは減るが未燃分と一酸化炭素は増える"
    },
    {
      "front": "局所高温域",
      "back": "火炎の中の特に熱い所\n平均温度が低くても部分的に高温になる",
      "hint": "きょくしょこうおんいき　local hot spot\n数字　ここでサーマルNOxが集中発生\nここが問われる　平均温度ではなく局所の温度がNOx生成を決める"
    },
    {
      "front": "NOx変換率",
      "back": "燃料窒素が変わる割合\n燃料中の窒素がNOxになる割合をいう",
      "hint": "のっくすへんかんりつ　NOx conversion ratio\n数字　窒素分が多いほど変換率は下がる\nここが問われる　窒素分がそのまま全量NOxになるわけではない"
    },
    {
      "front": "低NOx燃焼",
      "back": "燃やし方でNOxを減らす\n温度・酸素・滞留時間を制御して抑える",
      "hint": "ていのっくすねんしょう　low NOx combustion\n数字　脱硝より安価だが削減率は低い\nここが問われる　装置を付けずに燃焼条件だけで減らす一次対策である"
    },
    {
      "front": "二段燃焼",
      "back": "空気を2回に分けて送る\n前段を空気不足にして後段で完全燃焼させる",
      "hint": "にだんねんしょう　two-stage combustion\n数字　前段の空気比は1未満にする\nここが問われる　前段で酸素を絞ることが要点。全体の空気比は1超のまま"
    },
    {
      "front": "排ガス再循環",
      "back": "排ガスを燃焼用に戻す\n不活性ガスで薄めて火炎温度を下げる",
      "hint": "はいがすさいじゅんかん　flue gas recirculation\n数字　再循環率20％程度で効果が出る\nここが問われる　戻しすぎると燃焼が不安定になり一酸化炭素が増える"
    },
    {
      "front": "濃淡燃焼",
      "back": "濃い炎と薄い炎に分ける\n燃料の濃い部分と薄い部分を作って高温を避ける",
      "hint": "のうたんねんしょう　staged fuel combustion\n数字　分割燃焼ともいう\nここが問われる　どちらの領域もNOxができにくい条件に置くのが狙い"
    },
    {
      "front": "低NOxバーナ",
      "back": "NOxが出にくい燃焼器\n二段燃焼や濃淡燃焼をバーナ内部で行う",
      "hint": "ていのっくすばーな　low NOx burner\n数字　既設への後付けが比較的容易\nここが問われる　装置単体で30〜50％程度の削減にとどまる"
    },
    {
      "front": "水蒸気噴射",
      "back": "水や蒸気で温度を下げる\n火炎に噴き込んで温度を下げNOxを抑える",
      "hint": "すいじょうきふんしゃ　steam injection\n数字　ガスタービンで使われる\nここが問われる　熱効率が落ちるため常用の手段にはしにくい"
    },
    {
      "front": "排煙脱硫",
      "back": "排ガスから硫黄分を除く\nアルカリと反応させて硫黄酸化物を捕らえる",
      "hint": "はいえんだつりゅう　flue gas desulfurization\n数字　略称FGD。湿式が主流\nここが問われる　燃焼後に除く二次対策。燃料転換とは別の手段である"
    },
    {
      "front": "石灰石膏法",
      "back": "石灰石で吸収し石膏を得る\n吸収液に石灰石を使い副生物として石膏を回収",
      "hint": "せっかいせっこうほう　limestone gypsum process\n数字　脱硫率は95％以上に達する\nここが問われる　副産物の石膏が製品として売れる点が普及の理由である"
    },
    {
      "front": "湿式脱硫法",
      "back": "液で吸収する方式\n吸収液に接触させて硫黄酸化物を取り込む",
      "hint": "しっしきだつりゅうほう　wet desulfurization\n数字　脱硫率が高く設備は大きい\nここが問われる　排水処理が必要になる点が乾式との大きな違い"
    },
    {
      "front": "乾式脱硫法",
      "back": "粉体や吸着剤で除く方式\n水を使わず固体の吸収剤で反応させる",
      "hint": "かんしきだつりゅうほう　dry desulfurization\n数字　脱硫率は湿式より低い\nここが問われる　排水が出ず設備も簡素だが脱硫率が劣る"
    },
    {
      "front": "半乾式脱硫法",
      "back": "スラリーを噴霧する方式\n消石灰のスラリーを噴霧し乾燥させながら反応",
      "hint": "はんかんしきだつりゅうほう　semi-dry desulfurization\n数字　スプレードライヤ方式ともいう\nここが問われる　噴霧するが排ガスの熱で乾くので排水は出ない"
    },
    {
      "front": "活性炭吸着法",
      "back": "活性炭で硫黄分を取る\n吸着した硫黄分を硫酸などとして回収する",
      "hint": "かっせいたんきゅうちゃくほう　activated carbon process\n数字　脱硫と脱硝を同時に行える\nここが問われる　1つの装置で硫黄酸化物と窒素酸化物を同時処理できる"
    },
    {
      "front": "吸収塔",
      "back": "ガスと液を接触させる塔\n排ガスに吸収液を触れさせて成分を移す",
      "hint": "きゅうしゅうとう　absorber\n数字　充填塔・スプレー塔などがある\nここが問われる　接触面積と接触時間を確保することが性能を決める"
    },
    {
      "front": "石膏",
      "back": "脱硫の副産物\n硫酸カルシウムの二水塩として回収される",
      "hint": "せっこう　gypsum\n数字　化学式はCaSO4・2H2O\nここが問われる　建材として利用できるので廃棄物にならない"
    },
    {
      "front": "液ガス比",
      "back": "液量と排ガス量の比\n吸収塔に送る液の量を排ガス量で割った値",
      "hint": "えきがすひ　liquid to gas ratio\n数字　略号L/G。大きいほど脱硫率が上がる\nここが問われる　上げると性能は上がるがポンプ動力が増える"
    },
    {
      "front": "脱硫率",
      "back": "除去できた割合\n入口濃度と出口濃度の差を入口で割る",
      "hint": "だつりゅうりつ　desulfurization efficiency\n数字　湿式石灰石膏法で95％以上\nここが問われる　入口濃度が変わっても率で評価する点に注意する"
    },
    {
      "front": "スケーリング",
      "back": "配管内に固体が付く現象\n硫酸カルシウムが析出して内面に固着する",
      "hint": "すけーりんぐ　scaling\n数字　pH管理と過飽和防止で抑える\nここが問われる　運転を止める最大の原因であり日常管理の要点になる"
    },
    {
      "front": "酸化塔",
      "back": "亜硫酸を硫酸へ変える槽\n空気を吹き込んで石膏として回収できる形にする",
      "hint": "さんかとう　oxidation tower\n数字　空気酸化により石膏を得る\nここが問われる　酸化が不十分だと石膏の品質が落ちて売れなくなる"
    },
    {
      "front": "排煙脱硝",
      "back": "排ガスから窒素酸化物を除く\n還元剤で窒素と水に分解する二次対策",
      "hint": "はいえんだっしょう　flue gas denitration\n数字　選択的接触還元法が主流\nここが問われる　燃焼改善では足りない分をここで落とす位置づけになる"
    },
    {
      "front": "選択的接触還元法",
      "back": "触媒とアンモニアで還元\n窒素酸化物を窒素と水に分解する",
      "hint": "せんたくてきせっしょくかんげんほう　selective catalytic reduction\n数字　略称SCR。脱硝率80〜90％\nここが問われる　酸素があってもアンモニアが窒素酸化物と選択的に反応する"
    },
    {
      "front": "無触媒脱硝",
      "back": "触媒を使わない脱硝\n高温の炉内に還元剤を直接吹き込む",
      "hint": "むしょくばいだっしょう　selective non-catalytic red.\n数字　略称SNCR。800〜1000℃で行う\nここが問われる　触媒が要らず安価だが脱硝率は30〜50％にとどまる"
    },
    {
      "front": "アンモニア",
      "back": "脱硝の還元剤\n窒素酸化物と反応して窒素と水に変える",
      "hint": "あんもにあ　ammonia\n数字　NOx1molにNH3約1molを注入\nここが問われる　入れすぎると未反応分が漏れて別の問題を起こす"
    },
    {
      "front": "脱硝触媒",
      "back": "反応を進める固体\n酸化チタンを担体にバナジウムなどを担持",
      "hint": "だっしょうしょくばい　denitration catalyst\n数字　使用温度域は300〜400℃\nここが問われる　温度域を外れると性能が落ちる。低すぎても高すぎても悪い"
    },
    {
      "front": "触媒毒",
      "back": "触媒を劣化させる物質\n表面に付着したり反応点をふさいだりする",
      "hint": "しょくばいどく　catalyst poison\n数字　ヒ素・アルカリ金属などが該当\nここが問われる　除じんを先に行って触媒を守る配置が採られる"
    },
    {
      "front": "モル比",
      "back": "還元剤と窒素酸化物の比\n注入したアンモニアを窒素酸化物で割る",
      "hint": "もるひ　molar ratio\n数字　理論比は1。実際は0.8〜1.0\nここが問われる　1を超えて入れても脱硝率はほとんど上がらない"
    },
    {
      "front": "リークアンモニア",
      "back": "未反応で漏れる還元剤\n反応しなかったアンモニアが後流へ出る",
      "hint": "りーくあんもにあ　ammonia slip\n数字　10ppm以下に抑えるのが目安\nここが問われる　硫黄分と結びついて後流の機器を詰まらせる原因になる"
    },
    {
      "front": "酸性硫安",
      "back": "漏れた還元剤の生成物\nアンモニアと三酸化硫黄が結びついてできる",
      "hint": "さんせいりゅうあん　ammonium bisulfate\n数字　空気予熱器の低温部で析出する\nここが問われる　付着すると通風抵抗が上がり運転を止める原因になる"
    },
    {
      "front": "空間速度",
      "back": "触媒量に対するガス量\n単位体積の触媒を通るガス量で表す",
      "hint": "くうかんそくど　space velocity\n数字　略号SV。小さいほど脱硝率が上がる\nここが問われる　触媒を増やせば下がるが設備が大きく高価になる"
    },
    {
      "front": "脱硝率",
      "back": "除去できた割合\n入口と出口の窒素酸化物濃度の差から求める",
      "hint": "だっしょうりつ　denitration efficiency\n数字　SCRで80〜90％、SNCRで30〜50％\nここが問われる　方式によって達成できる範囲が大きく異なる"
    },
    {
      "front": "触媒再生",
      "back": "劣化した触媒を戻す作業\n付着物を洗浄や焼成で取り除く",
      "hint": "しょくばいさいせい　catalyst regeneration\n数字　再生と交換を計画的に行う\nここが問われる　再生できない被毒もあるため入口側の除じんが重要になる"
    },
    {
      "front": "吸収",
      "back": "液に溶かして除く操作\nガス中の成分を液体に溶け込ませる",
      "hint": "きゅうしゅう　absorption\n数字　ヘンリーの法則が成り立つ\nここが問われる　液の中に取り込む操作であり表面に付けるのではない"
    },
    {
      "front": "吸着",
      "back": "固体表面に付けて除く操作\n分子を固体の表面に引き付けて捕らえる",
      "hint": "きゅうちゃく　adsorption\n数字　低濃度の処理に向く\nここが問われる　表面に付くだけなので容量に限りがあり交換や再生が要る"
    },
    {
      "front": "物理吸着",
      "back": "分子間力による吸着\n弱い力で付くため温めれば離れる",
      "hint": "ぶつりきゅうちゃく　physical adsorption\n数字　低温ほど吸着量が多い\nここが問われる　温度を上げれば脱着できるので再生が可能である"
    },
    {
      "front": "化学吸着",
      "back": "化学結合による吸着\n結合が強く元に戻りにくい",
      "hint": "かがくきゅうちゃく　chemisorption\n数字　高温でも保持されるが再生は難しい\nここが問われる　再生しにくいので吸着剤の交換が前提になる"
    },
    {
      "front": "活性炭",
      "back": "多孔質の吸着剤\n内部に細かい穴が多く表面積が非常に大きい",
      "hint": "かっせいたん　activated carbon\n数字　比表面積は1000m2/g前後\nここが問われる　有機物の吸着に強いが水分が多いと性能が落ちる"
    },
    {
      "front": "破過",
      "back": "吸着剤が限界に達すること\n出口濃度が上がり始める時点をいう",
      "hint": "はか　breakthrough\n数字　破過点で交換や再生を行う\nここが問われる　出口濃度を監視していないと気づかずに漏らしてしまう"
    },
    {
      "front": "直接燃焼法",
      "back": "燃やして分解する方法\n高温で有機物を二酸化炭素と水に変える",
      "hint": "ちょくせつねんしょうほう　direct combustion\n数字　700〜800℃で運転する\nここが問われる　高濃度なら自燃するが低濃度では補助燃料が要る"
    },
    {
      "front": "触媒燃焼法",
      "back": "触媒で低温分解する方法\n触媒を使い低い温度で酸化分解する",
      "hint": "しょくばいねんしょうほう　catalytic combustion\n数字　250〜350℃で処理できる\nここが問われる　燃料費は下がるが触媒毒に弱く前処理が要る"
    },
    {
      "front": "蓄熱燃焼法",
      "back": "熱を回収する燃焼方式\n蓄熱体で排ガスの熱を回収し燃料を減らす",
      "hint": "ちくねつねんしょうほう　regenerative thermal oxidizer\n数字　略称RTO。熱回収率95％前後\nここが問われる　低濃度のVOCを経済的に処理できる方式として普及した"
    },
    {
      "front": "冷却凝縮法",
      "back": "冷やして液に戻す方法\n露点以下に冷やして溶剤を回収する",
      "hint": "れいきゃくぎょうしゅくほう　condensation\n数字　高濃度で回収価値がある場合向き\nここが問われる　低濃度では冷却の費用が回収価値を上回ってしまう"
    },
    {
      "front": "生物脱臭法",
      "back": "微生物で分解する方法\n充填層の微生物に有機物を分解させる",
      "hint": "せいぶつだっしゅうほう　biofiltration\n数字　低濃度・大風量に向く\nここが問われる　立ち上げに時間がかかり急な濃度変動に弱い"
    },
    {
      "front": "膜分離法",
      "back": "膜で選別して回収する法\n溶解拡散の差を利用し有機物を透過させる",
      "hint": "まくぶんりほう　membrane separation\n数字　高濃度の回収に向く\nここが問われる　分離した濃縮側をさらに処理する工程が必要になる"
    },
    {
      "front": "充填塔",
      "back": "充填物を詰めた吸収塔\n接触面積を増やして吸収効率を上げる",
      "hint": "じゅうてんとう　packed tower\n数字　圧力損失は比較的大きい\nここが問われる　ダストが多いと詰まるので前段で除じんする"
    },
    {
      "front": "スプレー塔",
      "back": "液を噴霧する吸収塔\n液を細かい滴にして接触させる",
      "hint": "すぷれーとう　spray tower\n数字　圧力損失が小さく詰まりにくい\nここが問われる　詰まりに強いが接触効率は充填塔に劣る"
    },
    {
      "front": "気泡塔",
      "back": "液中にガスを吹き込む塔\n気泡として液を通し成分を吸収させる",
      "hint": "きほうとう　bubble column\n数字　滞留時間を長くとれる\nここが問われる　液のホールドアップが大きく装置が重くなる"
    },
    {
      "front": "圧力損失",
      "back": "通風にかかる抵抗\n装置を通る際に失われる圧力をいう",
      "hint": "あつりょくそんしつ　pressure drop\n数字　単位はPa。動力費に直結する\nここが問われる　性能が高い装置ほど圧力損失も大きくなる傾向がある"
    },
    {
      "front": "ミストエリミネータ",
      "back": "同伴した液滴を捕る装置\n出口の飛沫を捕らえて外へ出さない",
      "hint": "みすとえりみねーた　mist eliminator\n数字　デミスタともいう\nここが問われる　これがないと吸収液がそのまま煙突から飛び出す"
    },
    {
      "front": "ガス流速",
      "back": "装置内のガスの速さ\n速すぎると同伴、遅すぎると装置が大きくなる",
      "hint": "がすりゅうそく　gas velocity\n数字　設計の基本となる寸法決定要因\nここが問われる　フラッディングを避ける上限を超えないよう設計する"
    },
    {
      "front": "ボイラー",
      "back": "燃焼熱で蒸気を作る装置\nばい煙発生施設の代表格である",
      "hint": "ぼいらー　boiler\n数字　伝熱面積と燃料使用量で届出要否\nここが問われる　規模の要件を満たすと届出義務がかかる施設になる"
    },
    {
      "front": "流動床燃焼",
      "back": "砂を流動させて燃やす\n砂の層に空気を送り燃料を混ぜて燃やす",
      "hint": "りゅうどうしょうねんしょう　fluidized bed combustion\n数字　800〜900℃の低温で燃える\nここが問われる　炉内に石灰石を入れれば燃やしながら脱硫できる"
    },
    {
      "front": "微粉炭燃焼",
      "back": "石炭を粉にして燃やす\n細かくして表面積を増やし短時間で燃やす",
      "hint": "びふんたんねんしょう　pulverized coal combustion\n数字　大型の石炭火力で使われる\nここが問われる　燃焼温度が高くサーマルNOxが生じやすい"
    },
    {
      "front": "ガスタービン",
      "back": "燃焼ガスで羽根を回す機関\n高温高圧のガスでタービンを駆動する",
      "hint": "がすたーびん　gas turbine\n数字　窒素酸化物対策が課題になる\nここが問われる　燃焼温度が高いのでサーマルNOxの抑制が要点になる"
    },
    {
      "front": "廃熱回収",
      "back": "捨てる熱を使い直すこと\n排ガスの熱を給水や燃焼用空気の加熱に使う",
      "hint": "はいねつかいしゅう　waste heat recovery\n数字　エコノマイザや空気予熱器\nここが問われる　回収しすぎると露点を下回り低温腐食を招く"
    },
    {
      "front": "低温腐食",
      "back": "露点以下で起きる腐食\n硫酸ミストが凝縮して金属を侵す",
      "hint": "ていおんふしょく　low temperature corrosion\n数字　酸露点は硫黄分により変わる\nここが問われる　排ガス温度を下げすぎないことが対策の基本になる"
    },
    {
      "front": "燃焼域の酸素濃度",
      "back": "NOx生成を左右する要因\n酸素が多いほどNOxが増える",
      "hint": "ねんしょういきのさんそのうど　oxygen in flame\n数字　局所の酸素が効く\nここが問われる　平均ではなく局所の値が効く"
    },
    {
      "front": "燃料中の窒素分",
      "back": "フューエルNOxのもと\n燃料に含まれる窒素化合物の量をいう",
      "hint": "ねんりょうちゅうのちっそぶん　fuel nitrogen\n数字　石炭や重油で多い\nここが問われる　低窒素燃料への転換が直接効く"
    },
    {
      "front": "空気予熱器",
      "back": "燃焼用空気を温める装置\n排ガスの熱で空気を加熱し効率を上げる装置",
      "hint": "くうきよねつき　air preheater\n数字　低温腐食に注意する\nここが問われる　温度を下げすぎると酸露点を下回る"
    },
    {
      "front": "低NOxバーナの構造",
      "back": "燃焼を段階に分ける構造\nバーナ内部で二段燃焼や濃淡燃焼を行う構造",
      "hint": "ていのっくすばーなのこうぞう　low NOx burner\n数字　既設への後付けが容易\nここが問われる　単独では30〜50％の削減にとどまる"
    },
    {
      "front": "石灰石の粒径",
      "back": "反応性を左右する条件\n細かいほど反応が速く脱硫率が上がる",
      "hint": "せっかいせきのりゅうけい　limestone particle size\n数字　粉砕の程度が効く\nここが問われる　細かくするほど粉砕の動力が増える"
    },
    {
      "front": "吸収液のpH管理",
      "back": "脱硫率と析出を左右する管理\npHが高いと脱硫率は上がるがスケールが出る",
      "hint": "きゅうしゅうえきのぴーえいちかんり　pH control\n数字　5〜6程度に保つ\nここが問われる　高すぎても低すぎても不具合が出る"
    },
    {
      "front": "石膏の品質",
      "back": "副産物として売れるかどうか\n酸化が不十分だと純度が下がり売れなくなる",
      "hint": "せっこうのひんしつ　gypsum quality\n数字　純度と含水率で決まる\nここが問われる　品質が落ちると廃棄物になってしまう"
    },
    {
      "front": "排水処理の必要性",
      "back": "湿式脱硫で生じる課題\n吸収液の排水を処理する設備が要る",
      "hint": "はいすいしょりのひつようせい　wastewater need\n数字　乾式では不要になる\nここが問われる　方式の選択はここで大きく分かれる"
    },
    {
      "front": "アンモニア注入位置",
      "back": "均一に混ぜるための位置\n触媒の手前で排ガスと均一に混ぜる必要がある",
      "hint": "あんもにあちゅうにゅういち　injection point\n数字　偏ると漏れが増える\nここが問われる　偏流があると局所的に未反応分が残る"
    },
    {
      "front": "触媒の形状",
      "back": "ハニカムと板状\nダストの多い排ガスでは目詰まりを避ける形にする",
      "hint": "しょくばいのけいじょう　catalyst shape\n数字　ハニカムと板状がある\nここが問われる　ダストが多い場合は板状が選ばれる"
    },
    {
      "front": "排ガス温度の管理",
      "back": "触媒の働く温度域を保つ\n300〜400℃を外れると脱硝率が落ちる",
      "hint": "はいがすおんどのかんり　gas temperature\n数字　低すぎても高すぎても悪い\nここが問われる　低温では酸性硫安が析出する"
    },
    {
      "front": "脱硝装置の配置",
      "back": "除じんの前か後か\nダストの多い位置に置くと触媒が傷む",
      "hint": "だっしょうそうちのはいち　SCR arrangement\n数字　高ダスト配置と低ダスト配置\nここが問われる　低ダスト配置は触媒が長持ちする"
    },
    {
      "front": "ヘンリーの法則",
      "back": "気体の溶解量の法則\n溶ける量は分圧に比例するという法則",
      "hint": "へんりーのほうそく　Henry's law\n数字　分圧に比例する\nここが問われる　分圧が高いほどよく溶ける"
    },
    {
      "front": "吸着等温線",
      "back": "濃度と吸着量の関係\n一定温度での濃度と吸着量の関係を表す曲線",
      "hint": "きゅうちゃくとうおんせん　adsorption isotherm\n数字　ラングミュア型など\nここが問われる　吸着剤の性能を比べる基礎になる"
    },
    {
      "front": "活性炭の再生",
      "back": "吸着剤を使い直すこと\n加熱や水蒸気で吸着した物質を離す処理",
      "hint": "かっせいたんのさいせい　carbon regeneration\n数字　加熱脱着が一般的\nここが問われる　物理吸着だからこそ再生できる"
    },
    {
      "front": "VOC濃度と方式選択",
      "back": "濃度で処理方式が決まる\n高濃度は回収、低濃度は燃焼や吸着を選ぶ",
      "hint": "のうどとほうしきせんたく　method selection\n数字　濃度と風量で決まる\nここが問われる　経済性が方式選択の決め手になる"
    },
    {
      "front": "蓄熱体",
      "back": "熱を一時的にためる材料\nセラミックなどで排ガスの熱を回収する部材",
      "hint": "ちくねつたい　heat storage medium\n数字　熱回収率95％前後\nここが問われる　これがあるから低濃度でも燃料が少なくて済む"
    },
    {
      "front": "フラッディング",
      "back": "充填塔で液が滞る現象\nガス流速が高すぎて液が下りられなくなる現象",
      "hint": "ふらっでぃんぐ　flooding\n数字　運転の上限を決める\nここが問われる　この手前で運転しないと性能が急落する"
    },
    {
      "front": "通風機の動力",
      "back": "風量と圧力損失で決まる\n処理装置の圧力損失がそのまま動力になる",
      "hint": "つうふうきのどうりょく　fan power\n数字　動力は風量×圧力に比例\nここが問われる　高性能な装置ほど動力費がかさむ"
    },
    {
      "front": "熱効率の向上策",
      "back": "損失を減らす工夫\n空気比の適正化と廃熱回収が2本の柱になる",
      "hint": "ねつこうりつのこうじょうさく　efficiency improvement\n数字　排ガス損失が最大の損失\nここが問われる　空気比を下げすぎると未燃分が増える"
    },
    {
      "front": "ばいじん",
      "back": "燃焼で生じる固体粒子\n燃料の灰分や未燃の炭素からなる",
      "hint": "ばいじん　soot dust\n数字　ばい煙の一種として規制される\nここが問われる　燃焼に伴って出るものがばいじん。機械的な発生は粉じん"
    },
    {
      "front": "粉じん",
      "back": "破砕や堆積で飛ぶ粒子\n燃焼以外の物理的な操作で発生する",
      "hint": "ふんじん　dust\n数字　一般粉じんと特定粉じんに分かれる\nここが問われる　燃焼由来のばいじんとは規制の枠組みが別である"
    },
    {
      "front": "粒径",
      "back": "粒子の大きさ\n集じん装置の選定を決める最も重要な性質",
      "hint": "りゅうけい　particle size\n数字　10μmを境に挙動が大きく変わる\nここが問われる　同じ質量でも粒径が小さいほど捕集は難しくなる"
    },
    {
      "front": "ストークス径",
      "back": "沈降速度で表した粒径\n同じ速度で沈む球の直径に換算した値",
      "hint": "すとーくすけい　Stokes diameter\n数字　層流域でストークスの法則が成立\nここが問われる　実際の形が球でなくても沈降の挙動で比較できる"
    },
    {
      "front": "粒径分布",
      "back": "粒径ごとの割合\n粉体は幅のある大きさの集まりである",
      "hint": "りゅうけいぶんぷ　size distribution\n数字　対数正規分布で近似できる\nここが問われる　平均粒径だけでは装置の性能を評価できない"
    },
    {
      "front": "見かけ密度",
      "back": "すき間を含めた密度\n堆積した状態での質量を体積で割った値",
      "hint": "みかけみつど　bulk density\n数字　真密度より小さい値になる\nここが問われる　ホッパの容量やダスト搬送の設計に使う値である"
    },
    {
      "front": "集じん率",
      "back": "捕集できた割合\n入口のダスト量に対する捕集量の割合",
      "hint": "しゅうじんりつ　collection efficiency\n数字　99％と99.9％では通過量が10倍違う\nここが問われる　高い領域では率より通過率で見たほうが差が分かる"
    },
    {
      "front": "通過率",
      "back": "捕まえ損ねた割合\n1から集じん率を引いた値をいう",
      "hint": "つうかりつ　penetration\n数字　通過率＝1−集じん率\nここが問われる　多段にしたときは通過率の積で全体性能が求まる"
    },
    {
      "front": "部分集じん率",
      "back": "粒径ごとの集じん率\nどの大きさをどれだけ捕れるかを示す",
      "hint": "ぶぶんしゅうじんりつ　fractional efficiency\n数字　細かい粒ほど低い値になる\nここが問われる　全体の集じん率が高くても微粒子は逃げていることがある"
    },
    {
      "front": "分離限界粒径",
      "back": "集じん率50％の粒径\nこの大きさで半分が捕れることを示す指標",
      "hint": "ぶんりげんかいりゅうけい　cut size\n数字　略称は50％カット径\nここが問われる　装置どうしの性能を比べるときの共通の物差しになる"
    },
    {
      "front": "多段集じん",
      "back": "装置を直列につなぐ方式\n粗い粒を前段で落とし細かい粒を後段で捕る",
      "hint": "ただんしゅうじん　multi-stage collection\n数字　全体通過率は各段の積になる\nここが問われる　前段で粗粒を落とすと後段の負荷と摩耗が大きく減る"
    },
    {
      "front": "ダスト負荷",
      "back": "ガス中のダスト量\n単位体積のガスに含まれる粉じんの量",
      "hint": "だすとふか　dust loading\n数字　単位はg/m3N\nここが問われる　負荷が高いと払い落とし間隔が短くなり運転が厳しくなる"
    },
    {
      "front": "重力集じん装置",
      "back": "自然に沈ませて捕る装置\nガスの速度を落として粒子を落下させる",
      "hint": "じゅうりょくしゅうじんそうち　gravity settling chamber\n数字　対象は50μm以上の粗い粒\nここが問われる　構造は単純だが微粒子はまったく捕れない"
    },
    {
      "front": "慣性力集じん装置",
      "back": "ぶつけて落とす装置\n気流の向きを急に変え粒子だけ直進させる",
      "hint": "かんせいりょくしゅうじんそうち　inertial separator\n数字　対象は20μm以上\nここが問われる　粒子の慣性が大きいほど分離しやすい"
    },
    {
      "front": "沈降速度",
      "back": "粒子が落ちる速さ\n重力と抵抗が釣り合ったときの一定速度",
      "hint": "ちんこうそくど　settling velocity\n数字　粒径の2乗に比例する\nここが問われる　粒径が半分になると沈降速度は4分の1になる"
    },
    {
      "front": "ストークスの法則",
      "back": "層流域の抵抗の法則\n小さな球にはたらく粘性抵抗を表す",
      "hint": "すとーくすのほうそく　Stokes law\n数字　レイノルズ数2以下で成立\nここが問われる　大きな粒子や高速域では成り立たなくなる"
    },
    {
      "front": "気流反転",
      "back": "流れの向きを変える操作\n慣性で粒子だけが曲がりきれずに分離する",
      "hint": "きりゅうはんてん　flow reversal\n数字　反転が急なほど分離しやすい\nここが問われる　急にするほど分離はよいが圧力損失が増える"
    },
    {
      "front": "ルーバ式",
      "back": "羽根板で分離する方式\n傾けた板に衝突させて粒子を落とす",
      "hint": "るーばしき　louver type\n数字　前置きの粗集じんに使う\nここが問われる　本体の前に置いて粗い粒だけを取る用途が中心になる"
    },
    {
      "front": "サイクロン",
      "back": "旋回流で分離する装置\n円筒内で旋回させ遠心力で壁に押し付ける",
      "hint": "さいくろん　cyclone\n数字　対象は5〜10μm以上\nここが問われる　入口速度を上げると性能は上がるが摩耗と損失が増える"
    },
    {
      "front": "遠心力集じん装置",
      "back": "回転で粒子を振り分ける\n重力の何倍もの力を粒子にかけて分離する",
      "hint": "えんしんりょくしゅうじんそうち　centrifugal collector\n数字　重力集じんより格段に小型\nここが問われる　装置が小さくても大きな加速度を粒子に与えられる"
    },
    {
      "front": "旋回流",
      "back": "渦を巻く流れ\n外側を下降し内側を上昇する二重の流れ",
      "hint": "せんかいりゅう　swirling flow\n数字　内側の上昇流で清浄ガスが出る\nここが問われる　内側の上昇流が乱れると捕集した粉じんが舞い上がる"
    },
    {
      "front": "マルチサイクロン",
      "back": "小型を多数並べた装置\n径を小さくして分離性能を上げる",
      "hint": "まるちさいくろん　multi-cyclone\n数字　径が小さいほど分離粒径が小さい\nここが問われる　小径を並列にすることで処理量と性能を両立させる"
    },
    {
      "front": "ダストボックス",
      "back": "捕集した粉をためる部分\n装置の下部で粉じんを受けて排出する",
      "hint": "だすとぼっくす　dust hopper\n数字　気密が崩れると再飛散する\nここが問われる　下から空気が入ると捕った粉が舞い戻ってしまう"
    },
    {
      "front": "入口ガス速度",
      "back": "サイクロン入口の速さ\n遠心力の大きさを決める運転条件",
      "hint": "いりぐちがすそくど　inlet velocity\n数字　15〜20m/s程度が目安\nここが問われる　上げすぎると圧力損失が二乗で増え内壁が摩耗する"
    },
    {
      "front": "バグフィルタ",
      "back": "布でこして捕る装置\n筒状のろ布にガスを通し粒子を捕らえる",
      "hint": "ばぐふぃるた　bag filter\n数字　集じん率99％以上\nここが問われる　微粒子まで高効率で捕れるが高温と湿りに弱い"
    },
    {
      "front": "ろ布",
      "back": "ろ過に使う布\n材質で使える温度と耐薬品性が決まる",
      "hint": "ろふ　filter cloth\n数字　ガラス繊維で250℃前後まで\nここが問われる　温度を超えると一気に破れるので温度管理が要点になる"
    },
    {
      "front": "払い落とし",
      "back": "付いた粉を落とす操作\nパルスジェットや振動で粉層を落とす",
      "hint": "はらいおとし　cleaning\n数字　圧力損失を目安に間隔を決める\nここが問われる　落としすぎると一次付着層まで取れて性能が落ちる"
    },
    {
      "front": "一次付着層",
      "back": "ろ布に残る粉の層\nこの層自体がろ材として働き性能を支える",
      "hint": "いちじふちゃくそう　primary dust layer\n数字　初期はこの層を作る運転を行う\nここが問われる　布そのものではなく粉の層が微粒子を捕らえている"
    },
    {
      "front": "ろ過速度",
      "back": "ろ布を通る見かけ速度\n処理ガス量をろ布面積で割った値",
      "hint": "ろかそくど　filtration velocity\n数字　略号はA/C比。1〜2m/minが目安\nここが問われる　上げるとろ布面積は減るが圧力損失と目詰まりが増える"
    },
    {
      "front": "パルスジェット",
      "back": "圧縮空気で払う方式\n短時間の噴射でろ布を膨らませ粉を落とす",
      "hint": "ぱるすじぇっと　pulse jet\n数字　運転を止めずに払い落とせる\nここが問われる　停止せずに清掃できるため連続運転の設備に向く"
    },
    {
      "front": "電気集じん装置",
      "back": "静電気で捕らえる装置\n粒子を帯電させ電極に引き付けて集める",
      "hint": "でんきしゅうじんそうち　electrostatic precipitator\n数字　略称EP。圧力損失が非常に小さい\nここが問われる　大風量を低い圧力損失で処理できるのが最大の利点である"
    },
    {
      "front": "コロナ放電",
      "back": "電極まわりの部分放電\n放電でイオンを作り粒子を帯電させる",
      "hint": "ころなほうでん　corona discharge\n数字　放電極は負極性が一般的\nここが問われる　火花放電に移行させないよう電圧を制御する必要がある"
    },
    {
      "front": "荷電",
      "back": "粒子に電気を持たせる操作\nイオンが粒子に付いて電荷を与える",
      "hint": "かでん　charging\n数字　粒径が大きいほど帯電しやすい\nここが問われる　帯電しにくいサブミクロン粒子が最も捕りにくい"
    },
    {
      "front": "比抵抗",
      "back": "ダストの電気の通しにくさ\n高すぎても低すぎても性能が落ちる",
      "hint": "ひていこう　resistivity\n数字　適正域は10の4乗〜10の11乗Ω・cm\nここが問われる　高いと逆電離、低いと再飛散が起きる。両側に問題がある"
    },
    {
      "front": "逆電離",
      "back": "堆積層で起きる放電\n比抵抗が高いと粉層内で放電し性能が急落する",
      "hint": "ぎゃくでんり　back corona\n数字　比抵抗10の11乗以上で起きる\nここが問われる　硫黄分の少ない低硫黄炭で起きやすく調湿などで対処する"
    },
    {
      "front": "再飛散",
      "back": "捕った粉が舞い戻る現象\n比抵抗が低いと電荷を失って再び飛ぶ",
      "hint": "さいひさん　re-entrainment\n数字　比抵抗10の4乗以下で起きる\nここが問われる　槌打の強さや頻度が過大でも同じことが起きる"
    },
    {
      "front": "洗浄集じん装置",
      "back": "水で洗って捕る装置\n液滴に粒子を衝突させて取り込む",
      "hint": "せんじょうしゅうじんそうち　wet scrubber\n数字　高温や可燃性のガスにも使える\nここが問われる　粉じんは取れるが排水の処理が新たに必要になる"
    },
    {
      "front": "ベンチュリスクラバ",
      "back": "絞りで加速して洗う装置\nのど部で高速にして水を微粒化し衝突させる",
      "hint": "べんちゅりすくらば　venturi scrubber\n数字　のど部速度は60〜100m/s\nここが問われる　圧力損失が大きいほど微粒子まで捕れる関係にある"
    },
    {
      "front": "スロート部",
      "back": "最も狭い絞り部分\nここでガスが加速し液が微粒化される",
      "hint": "すろーとぶ　throat\n数字　断面積を変えて性能を調整する\nここが問われる　可変にすれば負荷変動に合わせて性能を保てる"
    },
    {
      "front": "慣性衝突",
      "back": "液滴に粒子がぶつかる作用\n粒子が液滴を避けきれずに捕らえられる",
      "hint": "かんせいしょうとつ　inertial impaction\n数字　相対速度が大きいほど有効\nここが問われる　粒径が小さいと液滴をよけてしまい捕まらない"
    },
    {
      "front": "洗浄水量",
      "back": "処理ガスあたりの水量\n水が多いほど捕集は上がるが排水も増える",
      "hint": "せんじょうすいりょう　water rate\n数字　0.5〜1.5L/m3N程度\nここが問われる　増やせば性能は上がるが排水処理の負荷も増える"
    },
    {
      "front": "白煙防止",
      "back": "見た目の湯気を消す対策\n湿った排ガスを加熱して露点より上に保つ",
      "hint": "はくえんぼうし　white plume prevention\n数字　再熱により相対湿度を下げる\nここが問われる　白煙は汚染物質ではないが苦情の原因になりやすい"
    },
    {
      "front": "石綿",
      "back": "繊維状の天然鉱物\n吸い込むと中皮腫や肺がんの原因になる",
      "hint": "いしわた　asbestos\n数字　現在は製造も使用も禁止\nここが問われる　現在の主な課題は使用ではなく既存建物の解体である"
    },
    {
      "front": "特定粉じん発生施設",
      "back": "石綿を扱う届出施設\n石綿を使う製造施設が対象になる",
      "hint": "とくていふんじんはっせいしせつ　specified dust facility\n数字　敷地境界基準は10本/L\nここが問われる　敷地の境界での繊維数濃度に基準が定められている"
    },
    {
      "front": "特定粉じん排出等作業",
      "back": "石綿の除去などの作業\n吹付け石綿などを取り除く建築の作業",
      "hint": "とくていふんじんはいしゅつとうさぎょう　asbestos removal work\n数字　作業開始14日前までに届出\nここが問われる　作業の届出義務は施工者ではなく発注者にかかる"
    },
    {
      "front": "事前調査",
      "back": "石綿の有無を調べる調査\n解体や改修の前に建材を調べて記録する",
      "hint": "じぜんちょうさ　preliminary survey\n数字　調査結果は3年間保存する\nここが問われる　規模にかかわらずすべての解体改修工事で義務になる"
    },
    {
      "front": "負圧管理",
      "back": "作業場を外より低圧に保つ\n繊維が外へ漏れないよう内側へ空気を流す",
      "hint": "ふあつかんり　negative pressure control\n数字　集じん・排気装置で負圧にする\nここが問われる　気密だけでは足りず内側を負圧に保つことが要件になる"
    },
    {
      "front": "敷地境界基準",
      "back": "敷地の境目での濃度上限\n排出口ではなく境界での濃度を規制する",
      "hint": "しきちきょうかいきじゅん　boundary standard\n数字　石綿は10本/Lと定められる\nここが問われる　一般粉じんには濃度基準がなく構造基準で規制される点と対比する"
    },
    {
      "front": "有害物質",
      "back": "ばい煙に含む5物質\nカドミウム・塩素・フッ素・鉛とその化合物など",
      "hint": "ゆうがいぶっしつ　hazardous substances\n数字　窒素酸化物を含めて5種類\nここが問われる　硫黄酸化物とばいじんは有害物質の枠には入らない"
    },
    {
      "front": "カドミウム",
      "back": "骨と腎臓を侵す重金属\n精錬などから排出される有害物質",
      "hint": "かどみうむ　cadmium\n数字　イタイイタイ病の原因物質\nここが問われる　大気と水質の両方で規制対象になっている物質である"
    },
    {
      "front": "塩化水素",
      "back": "刺激性の強い酸性ガス\n塩素を含む物を燃やすと生じる",
      "hint": "えんかすいそ　hydrogen chloride\n数字　廃棄物焼却炉が主な発生源\nここが問われる　塩化ビニルなど塩素を含む廃棄物の焼却で発生する"
    },
    {
      "front": "ふっ素化合物",
      "back": "ガラスや骨を侵す物質\nアルミ精錬や窯業から排出される",
      "hint": "ふっそかごうぶつ　fluorine compounds\n数字　ふっ化水素として規制する\nここが問われる　湿式の洗浄で除去するのが一般的な処理方法になる"
    },
    {
      "front": "鉛",
      "back": "神経に影響する重金属\n精錬やガラス製造などから排出される",
      "hint": "なまり　lead\n数字　ばい煙の有害物質の一つ\nここが問われる　粒子として出るため集じん装置で捕集できる"
    },
    {
      "front": "水銀排出施設",
      "back": "水銀を出す届出施設\n石炭火力や廃棄物焼却炉などが対象",
      "hint": "すいぎんはいしゅつしせつ　mercury emitting facility\n数字　2018年から規制が始まった\nここが問われる　水俣条約の締結を受けて大気汚染防止法に追加された"
    },
    {
      "front": "局所排気装置",
      "back": "発生源で吸い取る設備\n広がる前に近くで捕らえて排出する",
      "hint": "きょくしょはいきそうち　local exhaust system\n数字　フード・ダクト・処理装置で構成\nここが問われる　広がってから処理するより少ない風量で済む"
    },
    {
      "front": "フード",
      "back": "吸い込み口の部分\n発生源を覆い汚染物質を捕らえる",
      "hint": "ふーど　hood\n数字　囲い式が最も効率がよい\nここが問われる　発生源に近く囲うほど必要な風量が小さくなる"
    },
    {
      "front": "ダクト",
      "back": "ガスを運ぶ管路\nフードから処理装置へガスを送る通路",
      "hint": "だくと　duct\n数字　粉じんは搬送速度の確保が要る\nここが問われる　速度が遅いと管の底に粉じんが積もって詰まる"
    },
    {
      "front": "通風機",
      "back": "ガスを送る羽根車\n系全体の圧力損失に打ち勝って流量を出す",
      "hint": "つうふうき　fan\n数字　動力は風量と圧力の積に比例\nここが問われる　処理装置の前に置くか後に置くかで摩耗の条件が変わる"
    },
    {
      "front": "集合煙突",
      "back": "複数施設をまとめた煙突\n1本にまとめて高くし拡散をよくする",
      "hint": "しゅうごうえんとつ　common stack\n数字　有効煙突高さを大きくできる\nここが問われる　総排出量は変わらないが地上の最大濃度は下げられる"
    },
    {
      "front": "ダスト処理",
      "back": "捕った粉の後始末\n搬出・貯留・処分までを一連で考える",
      "hint": "だすとしょり　dust handling\n数字　飛散防止と含水率管理が要点\nここが問われる　集じんできても搬出時に飛散すれば意味がなくなる"
    },
    {
      "front": "粒径分布の表し方",
      "back": "対数正規分布で近似する\n中位径と幾何標準偏差で表すことが多い",
      "hint": "りゅうけいぶんぷのあらわしかた　size distribution\n数字　中位径で代表させる\nここが問われる　平均だけでは装置の性能を評価できない"
    },
    {
      "front": "付着性と凝集性",
      "back": "粉じんの扱いにくさ\n付着すると詰まり、凝集すると捕りやすくなる",
      "hint": "ふちゃくせいとぎょうしゅうせい　adhesion\n数字　含水率で大きく変わる\nここが問われる　湿った粉じんは装置の内部に固着しやすい"
    },
    {
      "front": "爆発性粉じん",
      "back": "粉じん爆発を起こす粉\n可燃性の微粉が舞うと爆発の危険がある",
      "hint": "ばくはつせいふんじん　explosive dust\n数字　接地と除電が対策になる\nここが問われる　集じん装置の中で起こることがある"
    },
    {
      "front": "集じん率の計算",
      "back": "入口と出口の濃度から出す\n入口濃度と出口濃度の差を入口で割る",
      "hint": "しゅうじんりつのけいさん　efficiency calculation\n数字　η＝1−C出/C入\nここが問われる　ガス量が変わる場合は質量で計算する"
    },
    {
      "front": "多段集じんの総合効率",
      "back": "通過率の積で求める\n各段の通過率を掛け合わせて全体を求める",
      "hint": "ただんしゅうじんのそうごうこうりつ　overall efficiency\n数字　1−(1−η1)(1−η2)\nここが問われる　集じん率を足し算してはいけない"
    },
    {
      "front": "ダスト濃度の表し方",
      "back": "標準状態の乾きガス基準\ng/m3Nで表し酸素濃度で補正する",
      "hint": "だすとのうどのあらわしかた　dust concentration\n数字　乾きガス、標準状態\nここが問われる　条件をそろえないと比較できない"
    },
    {
      "front": "沈降室の設計",
      "back": "滞留時間で決まる設計\n沈降に要する時間だけ滞留させる必要がある",
      "hint": "ちんこうしつのせっけい　settling chamber design\n数字　流速を落として時間を稼ぐ\nここが問われる　装置が大きくなるのが弱点である"
    },
    {
      "front": "慣性パラメータ",
      "back": "分離しやすさの指標\n粒子の慣性と流れの曲がりやすさの比",
      "hint": "かんせいぱらめーた　inertia parameter\n数字　大きいほど分離しやすい\nここが問われる　粒径が大きく速度が速いほど大きくなる"
    },
    {
      "front": "サイクロンの圧力損失",
      "back": "入口速度の2乗に比例\n速度を上げると急に大きくなる損失",
      "hint": "さいくろんのあつりょくそんしつ　cyclone pressure drop\n数字　速度の2乗に比例する\nここが問われる　性能と動力費のつり合いで速度を決める"
    },
    {
      "front": "サイクロンの分離粒径",
      "back": "径が小さいほど細かく捕れる\n本体の直径が小さいほど分離粒径が小さい",
      "hint": "ぶんりりゅうけい　cut size\n数字　マルチにすると性能が上がる\nここが問われる　小径を並列にするのはこのためである"
    },
    {
      "front": "ろ布の材質",
      "back": "温度と薬品で選ぶ\n使用温度と排ガスの性質で材質を決める",
      "hint": "ろふのざいしつ　filter material\n数字　ガラス繊維で250℃前後\nここが問われる　温度を超えると一気に破れる"
    },
    {
      "front": "ろ布の目詰まり",
      "back": "圧力損失が上がる現象\n粉じんが繊維の内部に入り込んで起きる",
      "hint": "ろふのめづまり　clogging\n数字　払い落としても戻らない\nここが問われる　湿った粉じんで起こりやすい"
    },
    {
      "front": "逆洗方式",
      "back": "逆向きの空気で払う方式\n室ごとに区切って逆流させ粉を落とす方式",
      "hint": "ぎゃくせんほうしき　reverse air cleaning\n数字　運転を止めずに行える\nここが問われる　パルスジェットより緩やかに払う"
    },
    {
      "front": "集じん極と放電極",
      "back": "捕らえる極と帯電させる極\n放電極でイオンを作り集じん極で捕らえる",
      "hint": "しゅうじんきょくとほうでんきょく　collecting and discharge\n数字　放電極は負極性が一般的\nここが問われる　2つの電極の役割を取り違えない"
    },
    {
      "front": "槌打",
      "back": "堆積した粉を落とす操作\n電極を叩いて付着した粉じんを落とす操作",
      "hint": "ついだ　rapping\n数字　強すぎると再飛散する\nここが問われる　強さと頻度の設定が性能を左右する"
    },
    {
      "front": "調湿",
      "back": "比抵抗を下げる処理\n水分やSO3を加えて比抵抗を適正域にする処理",
      "hint": "ちょうしつ　conditioning\n数字　逆電離の対策になる\nここが問われる　低硫黄炭の燃焼で必要になることが多い"
    },
    {
      "front": "ベンチュリの圧力損失",
      "back": "のど部速度で決まる損失\n速度が高いほど微粒子は捕れるが損失も増える",
      "hint": "べんちゅりのあつりょくそんしつ　venturi pressure drop\n数字　損失と集じん率は比例する\nここが問われる　性能を上げるほど動力費がかかる"
    },
    {
      "front": "洗浄排水の処理",
      "back": "捕った粉を含む水の処理\n固形分の分離と中和が必要になる",
      "hint": "せんじょうはいすいのしょり　scrubber water treatment\n数字　沈殿と中和で処理する\nここが問われる　大気の問題を水の問題に移し替えている"
    },
    {
      "front": "石綿の飛散防止措置",
      "back": "隔離と負圧と集じん\n作業場を隔離し負圧に保ちHEPAで排気する",
      "hint": "いしわたのひさんぼうしそち　asbestos containment\n数字　3つを組み合わせる\nここが問われる　どれか1つが欠けても飛散する"
    },
    {
      "front": "作業基準",
      "back": "守るべき作業の方法\n石綿の除去などで守る具体的な手順の基準",
      "hint": "さぎょうきじゅん　work standard\n数字　湿潤化して除去する\nここが問われる　乾いたまま剥がしてはいけない"
    },
    {
      "front": "水質汚濁防止法",
      "back": "排水を規制する法律\n特定施設を持つ工場の排出水に基準を課す",
      "hint": "すいしつおだくぼうしほう　Water Pollution Control Act\n数字　1970年制定。公害国会で成立\nここが問われる　規制の対象は工場そのものではなく特定施設である"
    },
    {
      "front": "特定施設",
      "back": "政令が定める汚水施設\n有害物質や汚水を出す施設を業種別に列挙",
      "hint": "とくていしせつ　specified facility\n数字　設置は60日前までに届出\nここが問われる　施設の種類で決まる。排水量の大小では決まらない"
    },
    {
      "front": "特定事業場",
      "back": "特定施設を置く事業場\nこの単位で排水基準の適用を受ける",
      "hint": "とくていじぎょうじょう　specified establishment\n数字　排水量50m3/日以上で一部項目適用\nここが問われる　生活環境項目は日平均排水量50m3以上の事業場に適用される"
    },
    {
      "front": "排出水",
      "back": "公共用水域へ出す水\n特定事業場から水域へ排出される水をいう",
      "hint": "はいしゅつすい　discharged water\n数字　下水道へ出す水は含まない\nここが問われる　下水道へ流す場合は下水道法の除害施設基準がかかる"
    },
    {
      "front": "事故時の措置",
      "back": "漏えい時に求められる対応\n応急措置をとり直ちに知事へ届け出る",
      "hint": "じこじのそち　emergency measures\n数字　届出は直ちに行う\nここが問われる　事後報告では足りず直ちに届け出る義務がある"
    },
    {
      "front": "地下浸透規制",
      "back": "有害物質の地下浸透禁止\n地下水を守るため浸み込ませることを禁じる",
      "hint": "ちかしんとうきせい　infiltration control\n数字　濃度によらず浸透自体を禁止\nここが問われる　基準以下でも浸透させること自体が禁止される"
    },
    {
      "front": "排水基準",
      "back": "排出水の濃度の上限\n健康項目と生活環境項目に分けて定める",
      "hint": "はいすいきじゅん　effluent standard\n数字　違反は直接罰の対象になる\nここが問われる　濃度の基準であり総量の基準ではない点に注意する"
    },
    {
      "front": "健康項目",
      "back": "人の健康に関わる項目\nカドミウムやシアンなど有害物質が対象",
      "hint": "けんこうこうもく　health items\n数字　すべての特定事業場に適用\nここが問われる　排水量の大小にかかわらず全事業場に適用される"
    },
    {
      "front": "生活環境項目",
      "back": "生活環境に関わる項目\nBOD・COD・SS・pHなどが対象になる",
      "hint": "せいかつかんきょうこうもく　living environment items\n数字　日平均排水量50m3以上に適用\nここが問われる　小規模な事業場には適用されない点が健康項目との違い"
    },
    {
      "front": "上乗せ排水基準",
      "back": "都道府県が課す厳しい値\n国の基準では守れない水域に条例で定める",
      "hint": "うわのせはいすいきじゅん　stricter effluent standard\n数字　定めるのは都道府県。条例による\nここが問われる　国より緩い値を定めることはできない"
    },
    {
      "front": "水質総量削減",
      "back": "地域全体の負荷量規制\n濃度規制では改善しない閉鎖性水域に適用",
      "hint": "すいしつそうりょうさくげん　total pollutant load control\n数字　東京湾・伊勢湾・瀬戸内海が対象\nここが問われる　対象の3水域と対象項目の組み合わせが問われる"
    },
    {
      "front": "暫定排水基準",
      "back": "業種を限った当面の基準\n技術的に達成が難しい業種へ期限付きで設定",
      "hint": "ざんていはいすいきじゅん　interim standard\n数字　期限を切って段階的に強化する\nここが問われる　恒久的な緩和ではなく期限のある経過措置である"
    },
    {
      "front": "BOD",
      "back": "微生物が使う酸素量\n有機物を微生物が分解する際の酸素消費量",
      "hint": "びーおーでぃー　biochemical oxygen demand\n数字　20℃で5日間の消費量を測る\nここが問われる　測るのに5日かかるため即時の管理には向かない"
    },
    {
      "front": "COD",
      "back": "酸化剤が使う酸素量\n薬品で有機物を酸化するときの消費量",
      "hint": "しーおーでぃー　chemical oxygen demand\n数字　日本は過マンガン酸カリウム法\nここが問われる　湖沼と海域の環境基準はBODではなくCODで定める"
    },
    {
      "front": "SS",
      "back": "水に浮かぶ固形分\n2mmのふるいを通り、ろ紙上に残る物質",
      "hint": "えすえす　suspended solids\n数字　孔径1μmのろ紙で捕捉する\nここが問われる　溶けている物質は含まない。あくまで浮遊している固形分"
    },
    {
      "front": "pH",
      "back": "水素イオン濃度の指標\n酸性かアルカリ性かを0から14で表す",
      "hint": "ぴーえいち　pH\n数字　排水基準は海域以外5.8〜8.6\nここが問われる　海域に排出する場合は5.0〜9.0と範囲が広くなる"
    },
    {
      "front": "DO",
      "back": "水に溶けた酸素の量\n水温が高いほど溶ける量は少なくなる",
      "hint": "でぃーおー　dissolved oxygen\n数字　飽和溶存量は20℃で約9mg/L\nここが問われる　有機物が多いと消費されて減り魚が住めなくなる"
    },
    {
      "front": "ノルマルヘキサン抽出物質",
      "back": "油分の指標\n溶媒に溶ける油分をまとめて測った量",
      "hint": "のるまるへきさんちゅうしゅつぶっしつ　n-hexane extracts\n数字　鉱油5mg/L、動植物油30mg/L\nここが問われる　鉱油と動植物油で基準値が異なる点が問われる"
    },
    {
      "front": "TOC",
      "back": "全有機炭素量\n有機物中の炭素を直接測った量",
      "hint": "てぃーおーしー　total organic carbon\n数字　短時間で測定でき自動化しやすい\nここが問われる　有機物量を直接示すためBODやCODより再現性が高い"
    },
    {
      "front": "全窒素",
      "back": "窒素分の合計\n有機体窒素とアンモニア・硝酸などの合計",
      "hint": "ぜんちっそ　total nitrogen\n数字　富栄養化の原因物質\nここが問われる　形を問わず窒素の総量として評価する指標である"
    },
    {
      "front": "全りん",
      "back": "りん分の合計\n溶けている分と粒子の分を合わせた量",
      "hint": "ぜんりん　total phosphorus\n数字　富栄養化では制限因子になりやすい\nここが問われる　湖沼ではりんが増殖を左右する制限因子になることが多い"
    },
    {
      "front": "大腸菌群数",
      "back": "し尿汚染の指標\n糞便性の汚染があるかどうかの目安になる",
      "hint": "だいちょうきんぐんすう　coliform count\n数字　単位はMPN/100mL\nここが問われる　大腸菌そのものではなく類似の性質を持つ菌の総数である"
    },
    {
      "front": "濁度",
      "back": "水の濁りの程度\n光の散乱の程度で濁りを表す",
      "hint": "だくど　turbidity\n数字　カオリンの標準液で校正する\nここが問われる　SSと相関はあるが測り方が違うので値は一致しない"
    },
    {
      "front": "電気伝導率",
      "back": "電気の通しやすさ\n溶けているイオンの総量の目安になる",
      "hint": "でんきでんどうりつ　electric conductivity\n数字　単位はmS/m\nここが問われる　有機物ではなくイオンの量を反映する指標である"
    },
    {
      "front": "水質環境基準",
      "back": "水域で望ましい水準\n健康項目と生活環境項目に分けて定める",
      "hint": "すいしつかんきょうきじゅん　water quality standard\n数字　健康項目は全水域一律\nここが問われる　健康項目は一律だが生活環境項目は水域ごとに異なる"
    },
    {
      "front": "類型指定",
      "back": "水域ごとに区分を当てる\n利用目的に応じてAA・A・Bなどを指定する",
      "hint": "るいけいしてい　water body classification\n数字　河川はAAからEまで6類型\nここが問われる　同じ河川でも区間によって当てはめる類型が変わる"
    },
    {
      "front": "要監視項目",
      "back": "知見を集める段階の項目\n環境基準ではないが継続して監視する物質",
      "hint": "ようかんしこうもく　monitoring items\n数字　指針値を定めて監視する\nここが問われる　基準ではないため直接の規制はかからない"
    },
    {
      "front": "水生生物保全項目",
      "back": "魚などを守るための項目\n全亜鉛やノニルフェノールなどが対象",
      "hint": "すいせいせいぶつほぜんこうもく　aquatic life items\n数字　人の健康ではなく生物が対象\nここが問われる　保護の対象が人ではない点がほかの項目と根本的に違う"
    },
    {
      "front": "地下水環境基準",
      "back": "地下水に望ましい水準\n飲用の可能性を前提に厳しく定める",
      "hint": "ちかすいかんきょうきじゅん　groundwater standard\n数字　健康項目とほぼ同じ値\nここが問われる　いったん汚れると回復に長い年月がかかるため予防が中心になる"
    },
    {
      "front": "土壌環境基準",
      "back": "土壌に望ましい水準\n溶出量と含有量の2つの見方で定める",
      "hint": "どじょうかんきょうきじゅん　soil standard\n数字　溶出量基準と含有量基準がある\nここが問われる　地下水に溶け出す量と直接口に入る量の両面で評価する"
    },
    {
      "front": "富栄養化",
      "back": "栄養塩が増えすぎる現象\n窒素とりんが増え植物プランクトンが繁殖",
      "hint": "ふえいようか　eutrophication\n数字　原因は窒素とりん\nここが問われる　有機物そのものではなく栄養塩の流入が引き金になる"
    },
    {
      "front": "赤潮",
      "back": "海のプランクトン異常発生\n増殖により水が赤褐色に見える現象",
      "hint": "あかしお　red tide\n数字　漁業被害の原因になる\nここが問われる　えらを詰まらせたり酸素を奪ったりして魚を殺す"
    },
    {
      "front": "アオコ",
      "back": "湖沼の藍藻の異常発生\n水面が緑色の粉をまいたようになる",
      "hint": "あおこ　water bloom\n数字　毒素を出す種類もある\nここが問われる　湖沼ではりんが制限因子になるためりんの削減が効く"
    },
    {
      "front": "青潮",
      "back": "硫黄分で白濁する現象\n貧酸素の水が湧き上がり硫黄が酸化して濁る",
      "hint": "あおしお　blue tide\n数字　東京湾などで夏に発生する\nここが問われる　プランクトンではなく底層の貧酸素水の湧昇が原因である"
    },
    {
      "front": "閉鎖性水域",
      "back": "水の入れ替わりが悪い海域\n湾や内海など外海との交換が少ない水域",
      "hint": "へいさせいすいいき　enclosed water body\n数字　東京湾・伊勢湾・瀬戸内海\nここが問われる　汚濁物質がたまりやすいため総量規制の対象になる"
    },
    {
      "front": "貧酸素水塊",
      "back": "酸素の乏しい底層水\n沈んだ有機物の分解で酸素が使い尽くされる",
      "hint": "ひんさんそすいかい　hypoxic water mass\n数字　DO2mg/L以下が目安\nここが問われる　水温躍層ができて上下が混ざらない夏に生じやすい"
    },
    {
      "front": "自浄作用",
      "back": "水域が自ら浄化する働き\n希釈・沈殿・微生物分解などが組み合わさる",
      "hint": "じじょうさよう　self-purification\n数字　能力を超えると汚濁が進む\nここが問われる　無限ではなく負荷が能力を超えれば汚濁は蓄積する"
    },
    {
      "front": "再曝気",
      "back": "水面から酸素が入る作用\n大気中の酸素が水に溶け込む現象",
      "hint": "さいばっき　reaeration\n数字　流れが速く浅いほど大きい\nここが問われる　水深が深く流れが遅い水域では期待できない"
    },
    {
      "front": "酸素垂下曲線",
      "back": "下流でのDOの変化\n排水地点の下流でいったん下がり回復する",
      "hint": "さんそすいかきょくせん　oxygen sag curve\n数字　最低点を臨界点という\nここが問われる　消費と再曝気の差でDOの最低点の位置が決まる"
    },
    {
      "front": "硝化",
      "back": "アンモニアを硝酸へ変える\n硝化菌が酸素を使って酸化する反応",
      "hint": "しょうか　nitrification\n数字　好気条件で進む。酸素を消費\nここが問われる　窒素は減らず形が変わるだけである点が要点になる"
    },
    {
      "front": "底質",
      "back": "水底にたまった泥\n沈んだ有機物や重金属が蓄積している",
      "hint": "ていしつ　bottom sediment\n数字　浚渫や覆砂で対策する\nここが問われる　流入を止めても底質から溶け出して汚濁が続くことがある"
    },
    {
      "front": "溶出",
      "back": "底泥から溶け出すこと\n貧酸素になるとりんや金属が水中へ出る",
      "hint": "ようしゅつ　elution\n数字　内部負荷ともいう\nここが問われる　外からの流入を止めても水質が改善しない原因になる"
    },
    {
      "front": "水銀",
      "back": "神経を侵す重金属\n無機水銀が微生物でメチル水銀に変わる",
      "hint": "すいぎん　mercury\n数字　総水銀0.005mg/L、アルキル水銀は不検出\nここが問われる　アルキル水銀は検出されないことが基準になっている"
    },
    {
      "front": "ヒ素",
      "back": "慢性中毒を起こす元素\n地質由来でも自然に含まれることがある",
      "hint": "ひそ　arsenic\n数字　排水基準は0.1mg/L\nここが問われる　自然由来の場合があるため汚染源の特定に注意が要る"
    },
    {
      "front": "六価クロム",
      "back": "毒性の強いクロム\nめっきなどで使われ発がん性がある",
      "hint": "ろっかくろむ　hexavalent chromium\n数字　還元して三価にしてから沈殿させる\nここが問われる　三価に還元してからアルカリで沈殿させるのが定石である"
    },
    {
      "front": "シアン",
      "back": "急性毒性の強い物質\nめっき工程などから排出される",
      "hint": "しあん　cyanide\n数字　アルカリ塩素法で分解する\nここが問われる　分解は必ずアルカリ側で行う。酸性では猛毒ガスが出る"
    },
    {
      "front": "PCB",
      "back": "分解しにくい有機塩素化合物\n絶縁油などに使われ蓄積性が高い",
      "hint": "ぴーしーびー　polychlorinated biphenyl\n数字　製造禁止。保管と処理を義務づけ\nここが問われる　化審法が作られる契機となった物質である"
    },
    {
      "front": "トリクロロエチレン",
      "back": "洗浄に使う有機塩素溶剤\n地下へ浸透し地下水汚染を起こしやすい",
      "hint": "とりくろろえちれん　trichloroethylene\n数字　排水基準は0.1mg/L\nここが問われる　水より重く地下深くまで達するため回復が難しい"
    },
    {
      "front": "地下水汚染",
      "back": "地下の水が汚れること\n流れが遅く回復に長い年月がかかる",
      "hint": "ちかすいおせん　groundwater contamination\n数字　浄化には数十年かかることもある\nここが問われる　いったん汚れると元に戻すのが極めて難しい"
    },
    {
      "front": "有害物質使用特定施設",
      "back": "有害物質を扱う特定施設\n構造や点検の基準が上乗せでかかる",
      "hint": "ゆうがいぶっしつしようとくていしせつ　hazardous use facility\n数字　定期点検が義務づけられる\nここが問われる　排水だけでなく施設の構造そのものに基準がかかる"
    },
    {
      "front": "土壌汚染対策法",
      "back": "汚染土壌を管理する法\n調査の契機と区域指定の手続を定める",
      "hint": "どじょうおせんたいさくほう　Soil Contamination Act\n数字　2002年制定。契機は3つ\nここが問われる　調査の契機は施設の廃止・土地の改変・知事の命令である"
    },
    {
      "front": "要措置区域",
      "back": "対策が必要な指定区域\n健康被害のおそれがあり措置命令の対象になる",
      "hint": "ようそちくいき　area requiring action\n数字　土地の形質変更は原則禁止\nここが問われる　もう一方の区域は届出だけでよく措置命令は出ない"
    },
    {
      "front": "溶出量基準",
      "back": "溶け出す量の基準\n地下水を経て口に入る経路を想定した基準",
      "hint": "ようしゅつりょうきじゅん　leaching standard\n数字　地下水基準とほぼ同じ値\nここが問われる　地下水の汚染を防ぐという観点から定められている"
    },
    {
      "front": "含有量基準",
      "back": "土に含まれる量の基準\n土を直接口にする経路を想定した基準",
      "hint": "がんゆうりょうきじゅん　content standard\n数字　第二種特定有害物質が対象\nここが問われる　想定する曝露経路が溶出量基準とは異なる"
    },
    {
      "front": "生活排水",
      "back": "家庭から出る排水\nし尿と炊事洗濯などの雑排水を合わせたもの",
      "hint": "せいかつはいすい　domestic wastewater\n数字　河川のBOD負荷の多くを占める\nここが問われる　工場排水より生活排水の寄与が大きい水域が多い"
    },
    {
      "front": "下水道法",
      "back": "下水道の設置を定める法\n公共下水道への排除の基準も定める",
      "hint": "げすいどうほう　Sewerage Act\n数字　水質汚濁防止法とは別の法律\nここが問われる　下水道へ流す水は水質汚濁防止法ではなくこの法で規制される"
    },
    {
      "front": "除害施設",
      "back": "下水道へ流す前の処理設備\n下水処理場や管路を守るために設ける",
      "hint": "じょがいしせつ　pretreatment facility\n数字　設置は条例で義務づけられる\nここが問われる　目的は水域の保護ではなく下水道施設の保護である"
    },
    {
      "front": "合流式下水道",
      "back": "汚水と雨水を同じ管で流す\n古い都市に多く雨天時に越流が起きる",
      "hint": "ごうりゅうしきげすいどう　combined sewer\n数字　雨天時越流水が問題になる\nここが問われる　強い雨のとき未処理の下水が水域へ出てしまう"
    },
    {
      "front": "雨天時越流水",
      "back": "雨で溢れる未処理下水\n処理能力を超えた分が水域へ放流される",
      "hint": "うてんじえつりゅうすい　combined sewer overflow\n数字　略称CSO。合流式の課題\nここが問われる　分流式にすればこの問題は起きないが改築費が大きい"
    },
    {
      "front": "浄化槽",
      "back": "その場で処理する設備\n下水道のない地域で生活排水を処理する",
      "hint": "じょうかそう　septic tank\n数字　単独処理浄化槽は新設禁止\nここが問われる　し尿だけを処理する単独型は雑排水を処理できない"
    },
    {
      "front": "特定施設の届出",
      "back": "設置の60日前までの届出\n特定施設を設けるときの手続をいう",
      "hint": "とくていしせつのとどけで　facility notification\n数字　60日前までに届け出る\nここが問われる　変更のときも同じ期限で届け出る"
    },
    {
      "front": "水質の測定義務",
      "back": "排出水を測り記録する義務\n特定事業場の設置者に課される義務",
      "hint": "すいしつのそくていぎむ　measurement duty\n数字　記録は3年間保存する\nここが問われる　測定していないこと自体が違反になる"
    },
    {
      "front": "公共用水域",
      "back": "規制の対象となる水域\n河川・湖沼・海域と用水路などをいう",
      "hint": "こうきょうようすいいき　public water body\n数字　下水道は含まない\nここが問われる　下水道へ流す水は別の法律で規制される"
    },
    {
      "front": "暫定基準の考え方",
      "back": "技術的に難しい業種への配慮\n期限を切って段階的に強化する経過措置",
      "hint": "ざんていきじゅんのかんがえかた　interim standard\n数字　恒久的な緩和ではない\nここが問われる　期限が来れば一律基準が適用される"
    },
    {
      "front": "横出し規制",
      "back": "国が定めない項目の追加\n条例で対象項目そのものを追加する規制",
      "hint": "よこだしきせい　additional items\n数字　上乗せとは意味が違う\nここが問われる　値を厳しくするのが上乗せ、項目を足すのが横出し"
    },
    {
      "front": "BODとCODの違い",
      "back": "測り方が違う有機物の指標\n微生物が使うか酸化剤が使うかの違い",
      "hint": "びーおーでぃーとしーおーでぃー　BOD vs COD\n数字　河川はBOD、湖沼海域はCOD\nここが問われる　環境基準で使い分けられている点が要点である"
    },
    {
      "front": "DOの飽和量",
      "back": "水温で決まる溶ける上限\n水温が高いほど溶存酸素は少なくなる",
      "hint": "でぃーおーのほうわりょう　DO saturation\n数字　20℃で約9mg/L\nここが問われる　夏に貧酸素になりやすい理由でもある"
    },
    {
      "front": "透視度",
      "back": "水の澄み具合の指標\n標識板が見える水深で表す簡易な指標",
      "hint": "とうしど　transparency\n数字　現場で手軽に測れる\nここが問われる　精密ではないが傾向の把握に使える"
    },
    {
      "front": "アンモニア性窒素",
      "back": "窒素の形態の一つ\nし尿や工場排水に多く含まれる窒素の形",
      "hint": "あんもにあせいちっそ　ammonia nitrogen\n数字　硝化で硝酸へ変わる\nここが問われる　形が変わっても全窒素としては減らない"
    },
    {
      "front": "硝酸性窒素",
      "back": "酸化された窒素の形\n硝化の結果として生じる窒素の形をいう",
      "hint": "しょうさんせいちっそ　nitrate nitrogen\n数字　地下水の健康項目になる\nここが問われる　乳児の健康被害が問題になる"
    },
    {
      "front": "生活環境項目の類型",
      "back": "水域ごとに当てはめる区分\n利用目的に応じてAAからEなどを指定する",
      "hint": "せいかつかんきょうこうもくのるいけい　classification\n数字　河川はAA〜Eの6類型\nここが問われる　同じ河川でも区間で類型が変わる"
    },
    {
      "front": "排水基準と環境基準の違い",
      "back": "規制値か行政目標か\n排水基準は事業者を縛り、環境基準は目標である",
      "hint": "はいすいときょうかいきじゅんのちがい　effluent vs ambient\n数字　違反の対象になるのは排水基準\nここが問われる　混同すると条文の意味を取り違える"
    },
    {
      "front": "窒素とりんの規制",
      "back": "閉鎖性水域での規制\n富栄養化を防ぐため窒素とりんを規制する",
      "hint": "ちっそとりんのきせい　N and P regulation\n数字　湖沼と海域で適用される\nここが問われる　河川では原則として規制されない"
    },
    {
      "front": "栄養塩類",
      "back": "窒素とりんの化合物\n植物プランクトンの増殖に必要な塩類をいう",
      "hint": "えいようえんるい　nutrients\n数字　制限因子になる\nここが問われる　足りないほうが増殖の上限を決める"
    },
    {
      "front": "成層と循環",
      "back": "水温による上下の分離\n夏は温度差で上下が混ざらなくなる現象",
      "hint": "せいそうとじゅんかん　stratification\n数字　秋に混ざって循環する\nここが問われる　成層期に底層が貧酸素になる"
    },
    {
      "front": "BOD負荷量",
      "back": "濃度と流量の積\n水域に入る有機物の総量を表す量をいう",
      "hint": "びーおーでぃーふかりょう　BOD load\n数字　kg/日で表す\nここが問われる　濃度が低くても量が多ければ負荷は大きい"
    },
    {
      "front": "脱窒に必要な条件",
      "back": "無酸素と有機物\n脱窒菌が硝酸を還元するのに必要な条件",
      "hint": "だっちつにひつようなじょうけん　denitrification conditions\n数字　酸素があってはいけない\nここが問われる　硝化とは正反対の条件が要る"
    },
    {
      "front": "有害物質の一律排水基準",
      "back": "全国一律で適用される基準\n健康項目は事業場の規模によらず適用される",
      "hint": "いちりつはいすいきじゅん　uniform standard\n数字　規模によらず全事業場に適用\nここが問われる　生活環境項目とは適用範囲が違う"
    },
    {
      "front": "1,4-ジオキサン",
      "back": "分解しにくい有機溶剤\n水に溶けやすく通常の処理では除きにくい物質",
      "hint": "いちよんじおきさん　1,4-dioxane\n数字　2009年に項目が追加された\nここが問われる　生物処理でも活性炭でも除きにくい"
    },
    {
      "front": "合併処理浄化槽",
      "back": "し尿と雑排水を両方処理\n生活排水をまとめて処理する浄化槽をいう",
      "hint": "がっぺいしょりじょうかそう　combined septic tank\n数字　単独処理は新設禁止\nここが問われる　単独型は雑排水を処理できない"
    },
    {
      "front": "スクリーン",
      "back": "粗い固形物を取る格子\n後段の設備を守るため最初に置く",
      "hint": "すくりーん　screen\n数字　目幅で粗目と細目に分かれる\nここが問われる　処理というより後段の機器を守るための前処理である"
    },
    {
      "front": "沈砂池",
      "back": "砂を沈める池\n流速を落として比重の大きい砂を落とす",
      "hint": "ちんさち　grit chamber\n数字　流速0.3m/s程度に保つ\nここが問われる　有機物は沈めず砂だけを落とす流速に保つのが要点"
    },
    {
      "front": "沈殿",
      "back": "重力で固形分を沈める\n比重差を使って水と固形分を分ける",
      "hint": "ちんでん　sedimentation\n数字　表面積負荷で設計する\nここが問われる　滞留時間ではなく表面積あたりの負荷が性能を決める"
    },
    {
      "front": "浮上分離",
      "back": "浮かせて分ける操作\n油分や軽い粒子を水面へ集めて取る",
      "hint": "ふじょうぶんり　flotation\n数字　加圧浮上法が代表的\nここが問われる　沈まない物を対象にする。沈殿とは逆の考え方である"
    },
    {
      "front": "砂ろ過",
      "back": "砂の層でこす操作\n沈殿では取れない細かいSSを除く",
      "hint": "すなろか　sand filtration\n数字　逆洗により砂を再生する\nここが問われる　ろ材が詰まるので定期的に逆洗して再生する必要がある"
    },
    {
      "front": "遠心分離",
      "back": "回転させて分ける操作\n重力の何倍もの力で固液を分ける",
      "hint": "えんしんぶんり　centrifugation\n数字　汚泥の脱水にも使われる\nここが問われる　装置は小型で済むが動力費が高くなる"
    },
    {
      "front": "凝集",
      "back": "微粒子を集めて大きくする\n電気的な反発を打ち消して粒を結合させる",
      "hint": "ぎょうしゅう　coagulation\n数字　沈殿の前処理として行う\nここが問われる　細かいままでは沈まないので大きな塊にしてから沈める"
    },
    {
      "front": "凝集剤",
      "back": "凝集を起こす薬品\n硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムなど",
      "hint": "ぎょうしゅうざい　coagulant\n数字　PACは適用pH範囲が広い\nここが問われる　効果はpHに強く左右されるので中和との組合せが要る"
    },
    {
      "front": "高分子凝集剤",
      "back": "フロックを大きくする薬品\n長い分子が粒子どうしを橋渡しする",
      "hint": "こうぶんしぎょうしゅうざい　polymer flocculant\n数字　陰イオン・陽イオン・非イオン\nここが問われる　無機凝集剤の後に少量加えて塊を大きくする使い方をする"
    },
    {
      "front": "ゼータ電位",
      "back": "粒子表面の電位\n反発の強さの目安。ゼロに近いほど集まる",
      "hint": "ぜーたでんい　zeta potential\n数字　等電点付近で凝集しやすい\nここが問われる　反発力を打ち消すことが凝集の本質である"
    },
    {
      "front": "ジャーテスト",
      "back": "凝集条件を決める試験\n薬品量とpHを振って最適条件を探す",
      "hint": "じゃーてすと　jar test\n数字　実機の運転条件を決める基本試験\nここが問われる　計算では決まらないので試験で条件を決めるのが原則"
    },
    {
      "front": "フロック",
      "back": "凝集してできた塊\n大きく密なほど速く沈む",
      "hint": "ふろっく　floc\n数字　沈降速度は大きさと密度で決まる\nここが問われる　大きくても軽いフロックは沈まないので密度も重要になる"
    },
    {
      "front": "中和",
      "back": "pHを基準内に収める操作\n酸にはアルカリ、アルカリには酸を加える",
      "hint": "ちゅうわ　neutralization\n数字　排水基準は5.8〜8.6\nここが問われる　過剰に入れると反対側へ振れるので自動制御が要る"
    },
    {
      "front": "酸化処理",
      "back": "酸化して無害化する処理\n電子を奪って別の物質に変える",
      "hint": "さんかしょり　oxidation treatment\n数字　シアンの分解が代表例\nここが問われる　シアンのように還元性の有害物質に対して用いる"
    },
    {
      "front": "還元処理",
      "back": "還元して沈殿させる処理\n六価クロムを三価に変えてから沈殿させる",
      "hint": "かんげんしょり　reduction treatment\n数字　酸性側で亜硫酸塩などを使う\nここが問われる　還元は酸性側、沈殿はアルカリ側。pHを切り替える"
    },
    {
      "front": "アルカリ塩素法",
      "back": "シアンを分解する方法\n次亜塩素酸ソーダで二段階に分解する",
      "hint": "あるかりえんそほう　alkaline chlorination\n数字　一次pH10以上、二次pH8前後\nここが問われる　酸性で行うと猛毒のシアン化水素が発生する"
    },
    {
      "front": "水酸化物沈殿",
      "back": "金属を沈めて除く方法\npHを上げて溶けない水酸化物にする",
      "hint": "すいさんかぶつちんでん　hydroxide precipitation\n数字　金属ごとに最適pHが異なる\nここが問われる　上げすぎると両性金属は再び溶けるので最適pHがある"
    },
    {
      "front": "キレート剤",
      "back": "金属を捕まえる薬剤\n水酸化物では取れない金属を捕捉する",
      "hint": "きれーとざい　chelating agent\n数字　錯体を作る金属に有効\nここが問われる　逆に排水中のキレート成分は金属除去を妨げる"
    },
    {
      "front": "活性汚泥法",
      "back": "微生物で有機物を分解\n曝気槽で微生物に食べさせ沈殿池で分ける",
      "hint": "かっせいおでいほう　activated sludge process\n数字　最も普及した生物処理である\nここが問われる　処理の質は微生物の量と状態の管理で決まる"
    },
    {
      "front": "曝気槽",
      "back": "空気を送る反応槽\n微生物に酸素を供給し有機物を分解させる",
      "hint": "ばっきそう　aeration tank\n数字　DOは1〜2mg/Lを保つ\nここが問われる　酸素が不足すると糸状菌が増えて沈まなくなる"
    },
    {
      "front": "最終沈殿池",
      "back": "汚泥と処理水を分ける池\n沈んだ汚泥を返送し上澄みを放流する",
      "hint": "さいしゅうちんでんち　final settling tank\n数字　水面積負荷で設計する\nここが問われる　ここで汚泥が沈まないと処理水にそのまま出てしまう"
    },
    {
      "front": "返送汚泥",
      "back": "曝気槽へ戻す汚泥\n微生物の量を一定に保つために循環させる",
      "hint": "へんそうおでい　return sludge\n数字　返送比は20〜50％程度\nここが問われる　返送量で曝気槽の微生物濃度を調整する"
    },
    {
      "front": "余剰汚泥",
      "back": "増えた分を抜く汚泥\n微生物が増殖した分を系外へ引き抜く",
      "hint": "よじょうおでい　excess sludge\n数字　引き抜き量でSRTが決まる\nここが問われる　抜かないと汚泥が増え続けて沈殿池からあふれる"
    },
    {
      "front": "MLSS",
      "back": "曝気槽の汚泥濃度\n混合液中の浮遊物質の濃度をいう",
      "hint": "えむえるえすえす　mixed liquor suspended solids\n数字　1500〜3000mg/Lが目安\nここが問われる　微生物の量の目安であり負荷の計算の基準にもなる"
    },
    {
      "front": "BOD汚泥負荷",
      "back": "汚泥あたりの餌の量\n1日の流入BODを汚泥量で割った値",
      "hint": "びーおーでぃーおでいふか　F/M ratio\n数字　略称F/M比。0.2〜0.4が目安\nここが問われる　高すぎると処理不足、低すぎると汚泥が解体する"
    },
    {
      "front": "SVI",
      "back": "汚泥の沈みやすさの指標\n30分沈殿後の容積から求める",
      "hint": "えすぶいあい　sludge volume index\n数字　50〜150が正常。200超で膨化\nここが問われる　値が大きいほど沈みにくい。200を超えると膨化を疑う"
    },
    {
      "front": "SRT",
      "back": "汚泥の平均滞留日数\n系内の汚泥量を1日の引き抜き量で割る",
      "hint": "えすあーるてぃー　solids retention time\n数字　硝化には長いSRTが要る\nここが問われる　短いと硝化菌が育たず窒素が処理できない"
    },
    {
      "front": "バルキング",
      "back": "汚泥が沈まなくなる異常\n糸状性の微生物が増えて汚泥が膨らむ",
      "hint": "ばるきんぐ　bulking\n数字　SVI200超が目安\nここが問われる　溶存酸素不足や低負荷、栄養不足が主な原因になる"
    },
    {
      "front": "散気装置",
      "back": "空気を細かく送る器具\n気泡を細かくして酸素の溶解を良くする",
      "hint": "さんきそうち　diffuser\n数字　目詰まりで効率が落ちる\nここが問われる　曝気の動力費は処理場の電力の半分以上を占める"
    },
    {
      "front": "硝化液循環",
      "back": "硝化後の水を戻す操作\n硝酸を無酸素槽へ戻して窒素に変える",
      "hint": "しょうかえきじゅんかん　nitrified liquor recycle\n数字　循環比を上げると窒素除去率が上がる\nここが問われる　循環比で窒素の除去率の上限が決まる"
    },
    {
      "front": "生物膜法",
      "back": "付着した微生物で処理\n担体の表面に膜状に微生物を育てて分解",
      "hint": "せいぶつまくほう　biofilm process\n数字　汚泥の返送が要らない\nここが問われる　浮遊させる活性汚泥法に対し付着させる方式である"
    },
    {
      "front": "散水ろ床法",
      "back": "ろ材に水をまく方式\n石やプラスチックの層に散水し膜で分解する",
      "hint": "さんすいろしょうほう　trickling filter\n数字　動力費が小さく管理が容易\nここが問われる　処理水質は活性汚泥法に劣るが維持管理が楽である"
    },
    {
      "front": "回転円板法",
      "back": "円板を回して接触させる\n半分浸した円板を回し空気と水に交互に触れさせる",
      "hint": "かいてんえんばんほう　rotating biological contactor\n数字　略称RBC。動力費が小さい\nここが問われる　送風が要らず消費電力が小さいのが利点になる"
    },
    {
      "front": "接触酸化法",
      "back": "接触材に膜を作る方式\n槽内に充填材を入れ曝気しながら分解する",
      "hint": "せっしょくさんかほう　contact aeration\n数字　小規模施設で広く使う\nここが問われる　負荷の変動に強く小規模の排水処理に向く"
    },
    {
      "front": "嫌気性処理",
      "back": "酸素なしで分解する処理\n高濃度有機排水を酸素を使わず分解する",
      "hint": "けんきせいしょり　anaerobic treatment\n数字　メタンを回収できる\nここが問われる　曝気の動力が要らず汚泥の発生量も少ない"
    },
    {
      "front": "メタン発酵",
      "back": "有機物をメタンに変える\n嫌気性菌が有機物を分解しガスを生む",
      "hint": "めたんはっこう　methane fermentation\n数字　中温35℃、高温55℃で行う\nここが問われる　エネルギーを回収できるが立ち上げに時間がかかる"
    },
    {
      "front": "高度処理",
      "back": "二次処理の後の仕上げ\n窒素・りん・色度・微量物質などを除く",
      "hint": "こうどしょり　advanced treatment\n数字　富栄養化対策として広がった\nここが問われる　通常の生物処理では取れない成分を狙って除く"
    },
    {
      "front": "循環式硝化脱窒法",
      "back": "窒素を除く代表的方式\n無酸素槽と好気槽を組み合わせ循環させる",
      "hint": "じゅんかんしきしょうかだっちつほう　recirculation nitrification\n数字　無酸素槽を前に置く\nここが問われる　無酸素槽が先。有機物を脱窒の水素供与体として使える"
    },
    {
      "front": "脱窒",
      "back": "硝酸を窒素ガスに変える\n無酸素の条件で脱窒菌が還元する",
      "hint": "だっちつ　denitrification\n数字　無酸素条件と有機物が必要\nここが問われる　硝化と違い酸素があってはいけない点が要点になる"
    },
    {
      "front": "生物学的りん除去",
      "back": "微生物にりんを取らせる\n嫌気と好気を繰り返し過剰にりんを取り込ませる",
      "hint": "せいぶつがくてきりんじょきょ　biological P removal\n数字　嫌気槽で放出、好気槽で摂取\nここが問われる　取り込ませた汚泥を確実に引き抜かないとりんは戻る"
    },
    {
      "front": "膜分離活性汚泥法",
      "back": "膜で固液分離する活性汚泥\n沈殿池の代わりに膜でろ過する",
      "hint": "まくぶんりかっせいおでいほう　membrane bioreactor\n数字　略称MBR。高いMLSSで運転可\nここが問われる　沈殿池が要らずバルキングの影響も受けない"
    },
    {
      "front": "オゾン処理",
      "back": "オゾンで酸化する処理\n色度や難分解性の有機物を分解する",
      "hint": "おぞんしょり　ozonation\n数字　消毒にも使える。残留しない\nここが問われる　塩素と違い残留しないため後段で再汚染に注意が要る"
    },
    {
      "front": "汚泥濃縮",
      "back": "汚泥の水分を減らす工程\n重力や浮上で含水率を下げ体積を減らす",
      "hint": "おでいのうしゅく　sludge thickening\n数字　含水率99％を97％程度へ\nここが問われる　含水率が1％下がるだけで体積は大きく減る"
    },
    {
      "front": "嫌気性消化",
      "back": "汚泥を分解し減量する\n嫌気性菌に分解させ有機分を減らす",
      "hint": "けんきせいしょうか　anaerobic digestion\n数字　中温消化は35℃で20〜30日\nここが問われる　有機分が減るので後段の脱水と焼却が楽になる"
    },
    {
      "front": "汚泥脱水",
      "back": "水を絞って固形にする\n加圧や遠心力で水分を機械的に抜く",
      "hint": "おでいだっすい　sludge dewatering\n数字　含水率80％前後まで下げる\nここが問われる　前段で高分子凝集剤を加えて脱水しやすくする"
    },
    {
      "front": "汚泥焼却",
      "back": "燃やして灰にする処理\n有機分を燃焼させ体積を大幅に減らす",
      "hint": "おでいしょうきゃく　sludge incineration\n数字　含水率が高いと補助燃料が要る\nここが問われる　脱水が不十分だと燃料費がかさむので前段が重要になる"
    },
    {
      "front": "含水率",
      "back": "汚泥に含まれる水の割合\nこの値が汚泥処理の費用をほぼ決める",
      "hint": "がんすいりつ　water content\n数字　99％から96％で体積は4分の1\nここが問われる　わずかな差で体積が大きく変わる点を計算で問われる"
    },
    {
      "front": "汚泥の資源化",
      "back": "汚泥を材料として使う\n建設資材や肥料、燃料として利用する",
      "hint": "おでいのしげんか　sludge recycling\n数字　下水汚泥はりんの資源にもなる\nここが問われる　埋立処分の削減と資源回収を同時に狙う取組である"
    },
    {
      "front": "精密ろ過",
      "back": "細菌や微粒子を除く膜\n孔径0.1μm前後で濁質を分離する",
      "hint": "せいみつろか　microfiltration\n数字　略称MF。孔径0.1μm程度\nここが問われる　溶けている物質は通過するので除けない"
    },
    {
      "front": "限外ろ過",
      "back": "高分子を除く膜\n分子量数千から数十万の物質を分ける",
      "hint": "げんがいろか　ultrafiltration\n数字　略称UF。分画分子量で表す\nここが問われる　孔径ではなく分画分子量で性能を表すのが特徴である"
    },
    {
      "front": "ナノろ過",
      "back": "二価イオンを除く膜\n硬度成分や色度を選択的に除去する",
      "hint": "なのろか　nanofiltration\n数字　略称NF。逆浸透より低圧\nここが問われる　一価イオンは通し二価イオンを止める中間的な膜である"
    },
    {
      "front": "逆浸透法",
      "back": "イオンまで除く膜処理\n浸透圧を超える圧力をかけて水だけを通す",
      "hint": "ぎゃくしんとうほう　reverse osmosis\n数字　略称RO。海水淡水化に使う\nここが問われる　処理水の裏側に高濃度の濃縮水が必ず出る"
    },
    {
      "front": "膜ファウリング",
      "back": "膜が目詰まりする現象\n付着物により透過流束が落ちていく",
      "hint": "まくふぁうりんぐ　membrane fouling\n数字　薬品洗浄で回復させる\nここが問われる　前処理と定期洗浄が膜の寿命を決める最大の要因になる"
    },
    {
      "front": "電気透析",
      "back": "電気でイオンを移す方法\nイオン交換膜と電位差で塩類を分離する",
      "hint": "でんきとうせき　electrodialysis\n数字　塩の濃縮や脱塩に使う\nここが問われる　水ではなくイオンを動かす点が逆浸透と逆の考え方である"
    },
    {
      "front": "水質自動計測器",
      "back": "排水を連続で測る機器\n一定規模の事業場に設置が義務づけられる",
      "hint": "すいしつじどうけいそくき　automatic water monitor\n数字　COD・pHなどを連続測定\nここが問われる　測定結果は記録し一定期間保存する義務がある"
    },
    {
      "front": "流量計",
      "back": "排水量を測る計器\n濃度とあわせて負荷量の算定に使う",
      "hint": "りゅうりょうけい　flow meter\n数字　総量規制では必須になる\nここが問われる　濃度だけでは負荷量が分からないので流量が要る"
    },
    {
      "front": "日間平均値",
      "back": "1日の平均した濃度\n生活環境項目の基準はこの値で判定する",
      "hint": "にちかんへいきんち　daily average\n数字　BOD・CODは日間平均で判定\nここが問われる　最大値の基準と日間平均の基準が別に定められている"
    },
    {
      "front": "希釈の禁止",
      "back": "薄めて逃れることの禁止\n水で薄めて濃度を下げる行為は認められない",
      "hint": "きしゃくのきんし　dilution prohibition\n数字　濃度規制の抜け道を塞ぐ考え方\nここが問われる　大気の酸素濃度補正と同じ考え方が水質にもある"
    },
    {
      "front": "記録の保存",
      "back": "測定結果を残す義務\n測定した結果は帳簿に記録して保存する",
      "hint": "きろくのほぞん　record keeping\n数字　保存期間は3年間\nここが問われる　記録がないこと自体が違反として指摘される"
    },
    {
      "front": "排水処理の運転管理",
      "back": "設備を安定して回す仕事\n日常点検と水質の傾向管理で異常を早く捕まえる",
      "hint": "はいすいしょりのうんてんかんり　operation control\n数字　異常時は直ちに措置し届出\nここが問われる　異常は突然ではなく指標の変化として先に現れる"
    },
    {
      "front": "スクリーンかす",
      "back": "スクリーンで除いた固形物\n前処理で取り除いたごみのことをいう",
      "hint": "すくりーんかす　screenings\n数字　産業廃棄物として処分する\nここが問われる　処理した後の処分まで考える必要がある"
    },
    {
      "front": "表面積負荷",
      "back": "沈殿池の設計指標\n1日の流量を池の水面積で割った値をいう",
      "hint": "ひょうめんせきふか　surface loading\n数字　m3/(m2・日)で表す\nここが問われる　滞留時間ではなくこの値が性能を決める"
    },
    {
      "front": "加圧浮上法",
      "back": "微細な気泡で浮かせる方法\n加圧して溶かした空気を放出し泡で浮かせる方法",
      "hint": "かあつふじょうほう　dissolved air flotation\n数字　油分やSSの除去に使う\nここが問われる　沈まない物を浮かせて取る"
    },
    {
      "front": "逆洗",
      "back": "ろ材を洗い戻す操作\n詰まったろ材を逆向きの水流で洗う操作",
      "hint": "ぎゃくせん　backwashing\n数字　圧力損失を目安に行う\nここが問われる　洗浄排水の処理も必要になる"
    },
    {
      "front": "凝集沈殿",
      "back": "薬品で固めて沈める処理\n凝集剤で塊にしてから沈殿させる処理",
      "hint": "ぎょうしゅうちんでん　coagulation sedimentation\n数字　pH管理が要点になる\nここが問われる　重金属の除去にも広く使われる"
    },
    {
      "front": "急速撹拌と緩速撹拌",
      "back": "混ぜ方を2段階に分ける\n薬品は速く混ぜ、フロックは緩やかに育てる",
      "hint": "きゅうそくとかんそくかくはん　rapid and slow mixing\n数字　速いと壊れる\nここが問われる　強く混ぜ続けるとフロックが壊れる"
    },
    {
      "front": "アルカリ剤",
      "back": "pHを上げる薬品\n水酸化ナトリウムや消石灰などをいう",
      "hint": "あるかりざい　alkali agent\n数字　中和と沈殿に使う\nここが問われる　金属の沈殿にはpHの調整が欠かせない"
    },
    {
      "front": "シアンの二次処理",
      "back": "分解を完全にする工程\n一次で分解した中間体をさらに分解する工程",
      "hint": "しあんのにじしょり　cyanide second stage\n数字　pH8前後で行う\nここが問われる　一次だけでは有害な中間体が残る"
    },
    {
      "front": "重金属の最適pH",
      "back": "金属ごとに違う沈殿のpH\n溶解度が最小になるpHは金属で異なる",
      "hint": "じゅうきんぞくのさいてきぴーえいち　optimal pH\n数字　両性金属は上げすぎると再溶解\nここが問われる　複数の金属が混ざると1回では除けない"
    },
    {
      "front": "曝気の目的",
      "back": "酸素供給と撹拌\n微生物に酸素を与え、同時に混ぜる働き",
      "hint": "ばっきのもくてき　purpose of aeration\n数字　2つの目的がある\nここが問われる　どちらか一方が不足しても処理が落ちる"
    },
    {
      "front": "汚泥の沈降性",
      "back": "沈みやすさのこと\nSVIで評価する活性汚泥の性質をいう",
      "hint": "おでいのちんこうせい　settleability\n数字　SVI50〜150が正常\nここが問われる　悪化すると処理水にそのまま流出する"
    },
    {
      "front": "MLVSS",
      "back": "有機性の汚泥濃度\nMLSSのうち有機分だけを表した値をいう",
      "hint": "えむえるぶいえすえす　MLVSS\n数字　MLSSの7〜8割程度\nここが問われる　微生物の量をより正確に表す"
    },
    {
      "front": "糸状性細菌",
      "back": "バルキングの原因菌\n糸状に伸びて汚泥を沈みにくくする菌",
      "hint": "しじょうせいさいきん　filamentous bacteria\n数字　低DOや低負荷で増える\nここが問われる　塩素で抑えることもあるが原因の除去が本筋である"
    },
    {
      "front": "曝気時間",
      "back": "曝気槽での滞留時間\n流入水が曝気槽にとどまる時間をいう",
      "hint": "ばっきじかん　aeration time\n数字　6〜8時間が目安\nここが問われる　短すぎると分解が終わらない"
    },
    {
      "front": "生物膜の剥離",
      "back": "膜がはがれ落ちること\n厚くなった生物膜が自然に剥がれる現象",
      "hint": "せいぶつまくのはくり　biofilm sloughing\n数字　処理水のSSが上がる\nここが問われる　定期的に起こる自然な現象である"
    },
    {
      "front": "UASB",
      "back": "上向流の嫌気性処理\n汚泥床を上向きに通して分解する方式をいう",
      "hint": "ゆーえーえすびー　UASB\n数字　高濃度排水に向く\nここが問われる　汚泥を粒状にして高い処理能力を得る"
    },
    {
      "front": "凝集剤によるりん除去",
      "back": "薬品でりんを沈める方法\nアルミや鉄の塩でりんを不溶化して沈める方法",
      "hint": "ぎょうしゅうざいによるりんじょきょ　chemical P removal\n数字　生物学的除去と併用もできる\nここが問われる　確実だが薬品費と汚泥量が増える"
    },
    {
      "front": "嫌気好気法",
      "back": "りんを除く生物処理\n嫌気槽と好気槽を組み合わせる方式をいう",
      "hint": "けんきこうきほう　anaerobic-oxic process\n数字　略称A/O法\nここが問われる　窒素も除く方式はA2O法になる"
    },
    {
      "front": "汚泥の脱水助剤",
      "back": "脱水しやすくする薬品\n高分子凝集剤などを加えて水を切りやすくする",
      "hint": "だっすいじょざい　dewatering aid\n数字　注入率で効果が変わる\nここが問われる　入れすぎても効果は頭打ちになる"
    },
    {
      "front": "膜の洗浄",
      "back": "透過流束を回復させる作業\n物理洗浄と薬品洗浄を組み合わせて行う",
      "hint": "まくのせんじょう　membrane cleaning\n数字　定期的に実施する\nここが問われる　洗浄の頻度が膜の寿命を決める"
    },
    {
      "front": "音圧",
      "back": "大気圧からの圧力変化\n音によって生じる空気の圧力の増減分",
      "hint": "おんあつ　sound pressure\n数字　単位はPa。基準は20μPa\nここが問われる　人が聞き取れる下限の20μPaが基準値になっている"
    },
    {
      "front": "音圧レベル",
      "back": "音圧を対数で表した値\n基準音圧との比の常用対数を20倍する",
      "hint": "おんあつれべる　sound pressure level\n数字　Lp＝20log(p/p0)。単位dB\nここが問われる　音圧が10倍で20dB増。音圧比なので係数は20になる"
    },
    {
      "front": "デシベル",
      "back": "対数で表す量の単位\n比の常用対数を10倍または20倍して表す",
      "hint": "でしべる　decibel\n数字　エネルギー比なら10倍\nここが問われる　エネルギー量は10倍、音圧など振幅量は20倍で換算する"
    },
    {
      "front": "周波数",
      "back": "1秒あたりの振動回数\n高いほど高い音として聞こえる",
      "hint": "しゅうはすう　frequency\n数字　可聴域は20Hz〜20kHz\nここが問われる　低い音ほど回り込みやすく遮音しにくい"
    },
    {
      "front": "波長",
      "back": "1波の長さ\n音速を周波数で割って求める",
      "hint": "はちょう　wavelength\n数字　λ＝c/f。1kHzで約34cm\nここが問われる　障害物より波長が長いと回り込んで裏側へ届く"
    },
    {
      "front": "音の速さ",
      "back": "空気中を伝わる速さ\n温度が高いほど速くなる",
      "hint": "おとのはやさ　sound velocity\n数字　15℃で約340m/s\nここが問われる　温度で変わるため厳密には気温を考慮して計算する"
    },
    {
      "front": "音響パワーレベル",
      "back": "音源が出す力の大きさ\n音源そのものの能力を表し距離によらない",
      "hint": "おんきょうぱわーれべる　sound power level\n数字　基準は1pW。Lw＝10log(W/W0)\nここが問われる　音圧レベルと違い測る場所によって変わらない量である"
    },
    {
      "front": "音の合成",
      "back": "複数の音を足す計算\nエネルギーに戻して足し対数へ戻す",
      "hint": "おとのごうせい　level addition\n数字　同じ大きさ2つで3dB増\nここが問われる　10dB足し算すると60dBが2つで63dBにしかならない"
    },
    {
      "front": "音の差",
      "back": "対象音だけを取り出す計算\n測定値から暗騒音の寄与を差し引く",
      "hint": "おとのさ　level subtraction\n数字　差が10dB以上なら補正不要\nここが問われる　差が3dB未満のときは測定値として採用できない"
    },
    {
      "front": "点音源の距離減衰",
      "back": "1点から出る音の減り方\n距離が2倍になると6dB下がる",
      "hint": "てんおんげんのきょりげんすい　point source attenuation\n数字　距離2倍で6dB減\nここが問われる　球状に広がるためエネルギーは距離の2乗で薄まる"
    },
    {
      "front": "線音源の距離減衰",
      "back": "線状の音源の減り方\n距離が2倍になると3dB下がる",
      "hint": "せんおんげんのきょりげんすい　line source attenuation\n数字　距離2倍で3dB減\nここが問われる　交通量の多い道路は線音源として扱うのが基本になる"
    },
    {
      "front": "等価騒音レベル",
      "back": "時間平均した騒音の値\n変動する音をエネルギーで平均した値",
      "hint": "とうかそうおんれべる　equivalent sound level\n数字　記号はLAeq。環境基準の指標\nここが問われる　単純な算術平均ではなくエネルギー平均である点が要点"
    },
    {
      "front": "A特性",
      "back": "人の耳に合わせた補正\n低い音の感度が低いことを反映した重み付け",
      "hint": "えーとくせい　A-weighting\n数字　低音域を大きく減衰させる\nここが問われる　物理的な音圧ではなく人の感じ方に近づけた値になる"
    },
    {
      "front": "等ラウドネス曲線",
      "back": "同じ大きさに聞こえる線\n周波数ごとの感度の違いを表した曲線",
      "hint": "とうらうどねすきょくせん　equal loudness contour\n数字　4kHz付近が最も感度が高い\nここが問われる　低音と高音は同じ音圧でも小さく聞こえる"
    },
    {
      "front": "騒音レベル",
      "back": "A特性で測った音圧レベル\n騒音の評価に使う基本の量",
      "hint": "そうおんれべる　noise level\n数字　単位はdB。記号はLA\nここが問われる　単なる音圧レベルではなくA特性の補正が入っている"
    },
    {
      "front": "時間率騒音レベル",
      "back": "ある割合の時間超える値\n変動する騒音の分布を表す指標",
      "hint": "じかんりつそうおんれべる　percentile noise level\n数字　L5は5％の時間超える値\nここが問われる　L5は大きい側、L95は小さい側の値を表す"
    },
    {
      "front": "暗騒音",
      "back": "対象以外の周囲の音\n測りたい音以外の背景の騒音をいう",
      "hint": "あんそうおん　background noise\n数字　差が10dB未満なら補正する\nここが問われる　暗騒音が大きいと対象音を正しく測れない"
    },
    {
      "front": "マスキング",
      "back": "音が別の音で隠れる現象\n大きな音があると小さな音が聞こえなくなる",
      "hint": "ますきんぐ　masking\n数字　低音が高音を隠しやすい\nここが問われる　低い音のほうが高い音を隠す働きが強い"
    },
    {
      "front": "騒音規制法",
      "back": "騒音を規制する法律\n工場・建設作業・自動車を対象に規制する",
      "hint": "そうおんきせいほう　Noise Regulation Act\n数字　1968年制定。地域指定は知事\nここが問われる　工場だけでなく建設作業と自動車も対象に含む"
    },
    {
      "front": "騒音の特定施設",
      "back": "届出が要る騒音発生施設\n金属加工機械や送風機など政令で定める",
      "hint": "そうおんのとくていしせつ　noise facility\n数字　設置は30日前までに届出\nここが問われる　大気や水質の特定施設とは中身がまったく別である"
    },
    {
      "front": "特定建設作業",
      "back": "騒音を出す建設の作業\nくい打機やさく岩機を使う作業などが該当",
      "hint": "とくていけんせつさぎょう　designated construction work\n数字　作業開始7日前までに届出\nここが問われる　期間や時間帯の基準が定められ夜間は原則禁止になる"
    },
    {
      "front": "騒音の規制基準",
      "back": "敷地境界で守る基準\n区域と時間帯に応じて上限が定められる",
      "hint": "そうおんのきせいきじゅん　noise regulation standard\n数字　昼間と夜間で値が異なる\nここが問われる　排出口ではなく敷地の境界線で測る点が特徴になる"
    },
    {
      "front": "要請限度",
      "back": "自動車騒音の限度値\n超えると知事が公安委員会へ措置を要請する",
      "hint": "ようせいげんど　request limit\n数字　道路に面する区域に適用\nここが問われる　罰則ではなく道路管理者などへの要請という形をとる"
    },
    {
      "front": "騒音の環境基準",
      "back": "地域で望ましい騒音水準\n地域の類型と昼夜の別に応じて定める",
      "hint": "そうおんのかんきょうきじゅん　noise environmental standard\n数字　等価騒音レベルで評価する\nここが問われる　評価の指標は時間率ではなく等価騒音レベルである"
    },
    {
      "front": "回折",
      "back": "障害物を回り込む現象\n波長が長いほど大きく回り込む",
      "hint": "かいせつ　diffraction\n数字　低い音ほど回折しやすい\nここが問われる　防音壁の効果が低音で小さくなるのはこのためである"
    },
    {
      "front": "反射",
      "back": "面ではね返る現象\n硬く重い面ほど強く反射する",
      "hint": "はんしゃ　reflection\n数字　反射面があると音が大きくなる\nここが問われる　対向する壁があると反射で騒音が増幅されることがある"
    },
    {
      "front": "透過損失",
      "back": "壁を通るときの減り方\n入射した音のうちどれだけ弱まるかを表す",
      "hint": "とうかそんしつ　transmission loss\n数字　質量則で面密度の対数に比例\nここが問われる　重い壁ほど遮音がよい。面密度2倍で約6dB向上する"
    },
    {
      "front": "吸音率",
      "back": "音を吸う割合\n入射した音のうち反射しない割合をいう",
      "hint": "きゅうおんりつ　absorption coefficient\n数字　0から1の値をとる\nここが問われる　吸音は室内の反射音を減らす。外への遮音とは別である"
    },
    {
      "front": "残響時間",
      "back": "音が60dB下がる時間\n室内で音が消えるまでの長さを表す",
      "hint": "ざんきょうじかん　reverberation time\n数字　吸音力に反比例する\nここが問われる　吸音材を増やすと残響時間は短くなる"
    },
    {
      "front": "指向性",
      "back": "方向による強さの違い\n音源の向きによって放射の強さが変わる",
      "hint": "しこうせい　directivity\n数字　高い周波数ほど鋭くなる\nここが問われる　測定の位置によって値が変わる原因の一つになる"
    },
    {
      "front": "遮音",
      "back": "音を通さないこと\n重く隙間のない壁で音の透過を防ぐ",
      "hint": "しゃおん　sound insulation\n数字　質量則が基本になる\nここが問われる　わずかな隙間があるだけで遮音性能は大きく落ちる"
    },
    {
      "front": "吸音材",
      "back": "音を吸収する材料\n多孔質の材料で音のエネルギーを熱に変える",
      "hint": "きゅうおんざい　sound absorbing material\n数字　グラスウールなどが代表\nここが問われる　軽くて多孔質なので遮音の役には立たない"
    },
    {
      "front": "防音壁",
      "back": "音を遮る壁\n音源と受音点の間に立てて直進を遮る",
      "hint": "ぼうおんへき　noise barrier\n数字　高いほど効果が大きい\nここが問われる　上端を回折して裏へ回るため効果には限界がある"
    },
    {
      "front": "挿入損失",
      "back": "対策で下がった量\n対策の前後の差で効果を表す",
      "hint": "そうにゅうそんしつ　insertion loss\n数字　防音壁で5〜15dB程度\nここが問われる　装置そのものの性能ではなく設置効果を表す量である"
    },
    {
      "front": "消音器",
      "back": "管路の音を減らす装置\n吸音型と干渉型と膨張型がある",
      "hint": "しょうおんき　silencer\n数字　送風機や排気口に付ける\nここが問われる　付けると通風抵抗が増えるので圧力損失を確認する"
    },
    {
      "front": "防音カバー",
      "back": "機械を覆う囲い\n音源そのものを囲って外へ出さない",
      "hint": "ぼうおんかばー　acoustic enclosure\n数字　内面に吸音材を張る\nここが問われる　放熱と点検のための開口が性能の弱点になる"
    },
    {
      "front": "振動加速度",
      "back": "振動の加速度の大きさ\n人体への影響は加速度でよく対応する",
      "hint": "しんどうかそくど　vibration acceleration\n数字　単位はm/s2\nここが問われる　変位や速度ではなく加速度で評価するのが基本になる"
    },
    {
      "front": "振動加速度レベル",
      "back": "加速度を対数で表した値\n基準加速度との比の対数で表す",
      "hint": "しんどうかそくどれべる　vibration acceleration level\n数字　基準は10のマイナス5乗m/s2\nここが問われる　基準値が音圧とは別に定められている点に注意する"
    },
    {
      "front": "振動レベル",
      "back": "人の感じ方で補正した値\n鉛直と水平の感覚補正を加えた加速度レベル",
      "hint": "しんどうれべる　vibration level\n数字　規制の指標はこの値\nここが問われる　騒音のA特性に相当する補正が入っている"
    },
    {
      "front": "振動の三要素",
      "back": "変位・速度・加速度\n同じ振動を3通りで表せる関係にある",
      "hint": "しんどうのさんようそ　displacement velocity acc.\n数字　微分の関係でつながる\nここが問われる　低周波では変位が、高周波では加速度が大きく出る"
    },
    {
      "front": "固有振動数",
      "back": "系が自ら振れる振動数\n質量とばね定数で決まる",
      "hint": "こゆうしんどうすう　natural frequency\n数字　f＝(1/2π)√(k/m)\nここが問われる　質量を増やすかばねを柔らかくすると低くなる"
    },
    {
      "front": "共振",
      "back": "振幅が急に大きくなる現象\n加振の振動数が固有振動数に一致すると起きる",
      "hint": "きょうしん　resonance\n数字　振動数比1で最大になる\nここが問われる　防振設計では必ずこの領域を避けて通す必要がある"
    },
    {
      "front": "地盤振動",
      "back": "地面を伝わる振動\n工場や交通から地盤を通じて伝わる",
      "hint": "じばんしんどう　ground vibration\n数字　表面波が主に伝える\nここが問われる　地盤の性質で伝わり方が大きく変わる"
    },
    {
      "front": "表面波",
      "back": "地表を伝わる波\nレイリー波が地盤振動の主な成分になる",
      "hint": "ひょうめんは　surface wave\n数字　深さとともに急に弱まる\nここが問われる　地表付近を伝わるため建物への影響が大きい"
    },
    {
      "front": "振動の距離減衰",
      "back": "遠ざかるほど弱まること\n幾何減衰と内部減衰の両方で弱まる",
      "hint": "しんどうのきょりげんすい　vibration attenuation\n数字　距離2倍で3〜6dB程度\nここが問われる　音と違い地盤の減衰特性に強く左右される"
    },
    {
      "front": "内部減衰",
      "back": "地盤の中で失われる分\n土の内部摩擦で振動エネルギーが熱に変わる",
      "hint": "ないぶげんすい　internal damping\n数字　周波数が高いほど大きい\nここが問われる　高い周波数ほど早く減衰し遠くには低周波だけが届く"
    },
    {
      "front": "振動規制法",
      "back": "振動を規制する法律\n工場・建設作業・道路交通を対象にする",
      "hint": "しんどうきせいほう　Vibration Regulation Act\n数字　1976年制定。構造は騒音規制法と類似\nここが問われる　構造は騒音規制法とよく似ているが環境基準は定められていない"
    },
    {
      "front": "振動の規制基準",
      "back": "敷地境界で守る基準\n区域と時間帯に応じて上限が定められる",
      "hint": "しんどうのきせいきじゅん　vibration standard\n数字　第1種区域の昼間は60dB\nここが問われる　評価は振動レベルで行い測定は地表面で行う"
    },
    {
      "front": "振動絶縁",
      "back": "振動を伝えないこと\nばねで支えて伝わる力を小さくする",
      "hint": "しんどうぜつえん　vibration isolation\n数字　振動数比が√2超で効果が出る\nここが問われる　柔らかく支えるほど効くが変位が大きくなる"
    },
    {
      "front": "振動伝達率",
      "back": "伝わる割合\n加振力に対して基礎へ伝わる力の比をいう",
      "hint": "しんどうでんたつりつ　transmissibility\n数字　振動数比√2で1。以上で効果\nここが問われる　√2より小さい領域では防振どころか増幅してしまう"
    },
    {
      "front": "防振ゴム",
      "back": "ゴム製の防振支持具\nゴムの弾性で振動を絶縁する",
      "hint": "ぼうしんごむ　rubber mount\n数字　減衰があり共振点で暴れにくい\nここが問われる　経年で硬くなり固有振動数が上がる点に注意が要る"
    },
    {
      "front": "金属ばね",
      "back": "コイルばねの防振支持\n低い固有振動数を実現しやすい",
      "hint": "きんぞくばね　metal spring\n数字　減衰が小さく共振で暴れやすい\nここが問われる　低周波の防振に強いが共振時の対策が別に要る"
    },
    {
      "front": "動吸振器",
      "back": "別の振動系で打ち消す\n付加した質量とばねで特定振動数を抑える",
      "hint": "どうきゅうしんき　dynamic damper\n数字　狙った周波数だけに効く\nここが問われる　効く周波数が狭いので回転数が変わる機械には向かない"
    },
    {
      "front": "制振材",
      "back": "振動を熱に変える材料\n板に貼って共振時の振幅を抑える",
      "hint": "せいしんざい　damping material\n数字　粘弾性材料を使う\nここが問われる　板の鳴きを抑えるので放射音の低減にもつながる"
    },
    {
      "front": "騒音計",
      "back": "騒音レベルを測る計器\nA特性の補正回路を内蔵している",
      "hint": "そうおんけい　sound level meter\n数字　クラス1とクラス2がある\nここが問われる　規制の測定にはJIS規格に適合した計器を使う"
    },
    {
      "front": "振動レベル計",
      "back": "振動レベルを測る計器\n鉛直と水平の感覚補正回路を持つ",
      "hint": "しんどうれべるけい　vibration level meter\n数字　ピックアップを地表に置く\nここが問われる　地表面に密着させないと正しい値が得られない"
    },
    {
      "front": "周波数分析",
      "back": "周波数ごとに分けて測る\nどの音域が問題かを特定するために行う",
      "hint": "しゅうはすうぶんせき　frequency analysis\n数字　対策の方針を決める基礎になる\nここが問われる　全体のレベルだけでは有効な対策が選べない"
    },
    {
      "front": "オクターブバンド",
      "back": "周波数を倍ごとに区切る\n中心周波数が2倍ずつになる帯域で分析する",
      "hint": "おくたーぶばんど　octave band\n数字　1/3オクターブはさらに細かい\nここが問われる　中心周波数63・125・250Hzのように倍で並ぶ"
    },
    {
      "front": "校正",
      "back": "測定前後の感度確認\n基準音源を使って計器の指示値を合わせる",
      "hint": "こうせい　calibration\n数字　測定の前後に必ず行う\nここが問われる　校正していない測定値は証拠として使えない"
    },
    {
      "front": "測定点",
      "back": "測る位置の決め方\n規制基準では敷地の境界線上で測る",
      "hint": "そくていてん　measuring point\n数字　反射面から3.5m以上離す\nここが問われる　壁のそばで測ると反射で高い値が出てしまう"
    },
    {
      "front": "音の強さ",
      "back": "単位面積を通る音の力\n音波が運ぶエネルギーの流れをいう",
      "hint": "おとのつよさ　sound intensity\n数字　単位はW/m2\nここが問われる　距離の2乗に反比例して弱まる"
    },
    {
      "front": "音速の温度依存",
      "back": "温度で音の速さが変わる\n気温が高いほど音は速く伝わる",
      "hint": "おんそくのおんどいぞん　temperature dependence\n数字　15℃で340m/s\nここが問われる　厳密な計算では気温を考慮する"
    },
    {
      "front": "オクターブと周波数",
      "back": "周波数が2倍になる幅\n1オクターブ上がると周波数は2倍になる",
      "hint": "おくたーぶとしゅうはすう　octave\n数字　中心周波数は倍で並ぶ\nここが問われる　63・125・250Hzと倍で並ぶ"
    },
    {
      "front": "レベルの引き算",
      "back": "暗騒音を差し引く計算\n測定値から背景の音の寄与を除く計算",
      "hint": "れべるのひきざん　level subtraction\n数字　差が10dB以上なら補正不要\nここが問われる　差が3dB未満のときは測定値を採用できない"
    },
    {
      "front": "面音源の距離減衰",
      "back": "近くではほとんど減らない\n面から近い範囲では距離を離しても減衰しない",
      "hint": "めんおんげんのきょりげんすい　plane source\n数字　遠方では点音源に近づく\nここが問われる　距離によって減衰の仕方が変わる"
    },
    {
      "front": "等価騒音レベルの計算",
      "back": "エネルギーで平均する計算\n時間ごとのレベルをエネルギーに戻して平均する",
      "hint": "とうかそうおんれべるのけいさん　Laeq calculation\n数字　算術平均ではない\nここが問われる　単純平均すると値が小さく出る"
    },
    {
      "front": "聴力損失",
      "back": "聞こえが悪くなること\n強い音に長くさらされると起こる障害",
      "hint": "ちょうりょくそんしつ　hearing loss\n数字　4000Hz付近から始まる\nここが問われる　初期は自覚しにくいのが特徴である"
    },
    {
      "front": "うるささの評価",
      "back": "不快さの度合い\n同じレベルでも音の質で不快さが変わる",
      "hint": "うるささのひょうか　annoyance\n数字　低周波は不快感が強い\nここが問われる　レベルだけでは苦情の説明がつかない"
    },
    {
      "front": "低周波音",
      "back": "100Hz以下の音\n建具のがたつきや圧迫感の原因になる音",
      "hint": "ていしゅうはすうおん　low frequency noise\n数字　G特性で評価する\nここが問われる　A特性では小さく評価されてしまう"
    },
    {
      "front": "特定工場の届出",
      "back": "設置の30日前までの届出\n特定施設を設けるときの手続をいう",
      "hint": "とくていこうじょうのとどけで　factory notification\n数字　30日前までに届け出る\nここが問われる　大気や水質の60日前とは期限が違う"
    },
    {
      "front": "時間帯の区分",
      "back": "昼夜で基準が変わる区分\n朝・昼間・夕・夜間に分けて基準を定める",
      "hint": "じかんたいのくぶん　time period\n数字　夜間は最も厳しい\nここが問われる　時間帯ごとに基準値が異なる"
    },
    {
      "front": "特定建設作業の届出",
      "back": "作業開始7日前までの届出\nくい打機などを使う作業の届出をいう",
      "hint": "とくていけんせつさぎょうのとどけで　construction notice\n数字　7日前までに届け出る\nここが問われる　施設の届出とは期限が違う"
    },
    {
      "front": "透過損失と質量則",
      "back": "重さで遮音が決まる法則\n面密度が2倍で透過損失が約6dB増える",
      "hint": "とうかそんしつとしつりょうそく　mass law\n数字　面密度2倍で6dB\nここが問われる　周波数が2倍でも同じく6dB増える"
    },
    {
      "front": "共鳴透過",
      "back": "特定の周波数で遮音が落ちる\n板の共振やコインシデンスで生じる現象",
      "hint": "きょうめいとうか　resonance transmission\n数字　質量則から外れる\nここが問われる　計算どおりに遮音できない原因になる"
    },
    {
      "front": "吸音材の種類",
      "back": "多孔質・板状・共鳴型\n吸音の仕組みで3つに分けられる",
      "hint": "きゅうおんざいのしゅるい　types of absorber\n数字　多孔質は高音に効く\nここが問われる　低音には板状や共鳴型が使われる"
    },
    {
      "front": "防音壁の設計",
      "back": "高さと位置で効果が決まる\n音源か受音点に近いほど効果が大きい",
      "hint": "ぼうおんへきのせっけい　barrier design\n数字　回折で効果に限界がある\nここが問われる　低い周波数では効果が小さくなる"
    },
    {
      "front": "振動の伝達経路",
      "back": "固体を伝わる経路\n機械から基礎、地盤、建物へと伝わる経路",
      "hint": "しんどうのでんたつけいろ　transmission path\n数字　経路のどこかを断つ\nここが問われる　発生源での対策が最も効果的である"
    },
    {
      "front": "防振の設計手順",
      "back": "固有振動数を下げること\n加振の振動数の1/√2より低くする設計",
      "hint": "ぼうしんのせっけいてじゅん　isolation design\n数字　振動数比√2超で効果が出る\nここが問われる　共振点を通るときの対策も要る"
    },
    {
      "front": "減衰比",
      "back": "振動の減り方の指標\n共振時の振幅を抑える度合いを表す量",
      "hint": "げんすいひ　damping ratio\n数字　大きいほど共振が小さい\nここが問われる　高い振動数域では伝達率がやや悪化する"
    },
    {
      "front": "振動レベルの測定条件",
      "back": "地表面で鉛直方向を測る\nピックアップを地面に密着させて測る",
      "hint": "そくていじょうけん　measurement conditions\n数字　鉛直方向を測る\nここが問われる　浮いていると正しい値が得られない"
    },
    {
      "front": "試料採取",
      "back": "測る対象を取り出す操作\n代表性のある試料を取ることが最も重要",
      "hint": "しりょうさいしゅ　sampling\n数字　採取地点と時刻を記録する\nここが問われる　分析がどれだけ精密でも採取が悪ければ意味がない"
    },
    {
      "front": "前処理",
      "back": "測れる形に整える操作\n分解・抽出・濃縮などを分析の前に行う",
      "hint": "ぜんしょり　pretreatment\n数字　妨害成分を除く目的もある\nここが問われる　この段階での汚染や損失が結果を大きく狂わせる"
    },
    {
      "front": "検量線",
      "back": "濃度と指示値の関係線\n既知濃度の標準液を測って直線を引く",
      "hint": "けんりょうせん　calibration curve\n数字　原点を通る直線が理想\nここが問われる　範囲を外れた濃度は希釈してから測り直す"
    },
    {
      "front": "標準物質",
      "back": "濃度が既知の試料\n検量線を作り装置を校正するために使う",
      "hint": "ひょうじゅんぶっしつ　reference material\n数字　値付けされた物質を使う\nここが問われる　標準物質の信頼性がそのまま結果の信頼性になる"
    },
    {
      "front": "空試験",
      "back": "試料なしで行う試験\n試薬や器具からの混入を確認する",
      "hint": "からしけん　blank test\n数字　値は測定値から差し引く\nここが問われる　器具や試薬の汚れを見つける唯一の手段になる"
    },
    {
      "front": "真度と精度",
      "back": "正しさとばらつき\n真の値に近いかと、繰り返しの揃い方",
      "hint": "しんどとせいど　trueness and precision\n数字　両方そろって初めて信頼できる\nここが問われる　ばらつきが小さくても真の値からずれていることがある"
    },
    {
      "front": "滴定",
      "back": "既知の液を加えて測る\n反応の当量点までの体積から濃度を求める",
      "hint": "てきてい　titration\n数字　当量点は指示薬で判定する\nここが問われる　加えた体積から濃度を逆算する方法である"
    },
    {
      "front": "中和滴定",
      "back": "酸とアルカリの滴定\n中和反応を利用して濃度を求める",
      "hint": "ちゅうわてきてい　acid-base titration\n数字　酸度やアルカリ度の測定に使う\nここが問われる　当量点のpHは必ずしも7ではない点に注意する"
    },
    {
      "front": "酸化還元滴定",
      "back": "電子の授受を使う滴定\n酸化剤や還元剤の量から濃度を求める",
      "hint": "さんかかんげんてきてい　redox titration\n数字　CODの測定に使われる\nここが問われる　CODの測定は酸化還元滴定の代表的な応用である"
    },
    {
      "front": "キレート滴定",
      "back": "錯体を作らせる滴定\nEDTAを使い金属イオンの量を求める",
      "hint": "きれーとてきてい　chelate titration\n数字　硬度の測定に使う\nここが問われる　pHを緩衝液で一定に保たないと正しく測れない"
    },
    {
      "front": "重量分析",
      "back": "質量を量って求める分析\n沈殿させ乾燥して質量から濃度を出す",
      "hint": "じゅうりょうぶんせき　gravimetric analysis\n数字　SSの測定が代表例\nここが問われる　操作は単純だが時間がかかり微量分析には向かない"
    },
    {
      "front": "指示薬",
      "back": "終点を色で示す薬品\n当量点付近で色が変わる薬品を使う",
      "hint": "しじやく　indicator\n数字　変色域が当量点に近いものを選ぶ\nここが問われる　選び方を誤ると終点が当量点からずれてしまう"
    },
    {
      "front": "吸光光度法",
      "back": "光の吸収から量を測る\n発色させて吸収の強さから濃度を求める",
      "hint": "きゅうこうこうどほう　spectrophotometry\n数字　ランベルト・ベールの法則に従う\nここが問われる　濃度が高すぎると直線から外れるので希釈する"
    },
    {
      "front": "ランベルト・ベールの法則",
      "back": "吸光度と濃度の比例則\n吸光度は濃度と光路長の積に比例する",
      "hint": "らんべるとべーるのほうそく　Lambert-Beer law\n数字　A＝εcl\nここが問われる　高濃度では成り立たなくなるため適用範囲に注意する"
    },
    {
      "front": "原子吸光法",
      "back": "原子が吸う光で測る方法\n試料を原子化し特有の波長の吸収を測る",
      "hint": "げんしきゅうこうほう　atomic absorption\n数字　金属の定量に広く使う\nここが問われる　元素ごとに専用の光源ランプが必要になる"
    },
    {
      "front": "フレーム原子吸光",
      "back": "炎で原子化する方式\nアセチレン炎などで試料を原子にする",
      "hint": "ふれーむげんしきゅうこう　flame AAS\n数字　操作が簡単で安定している\nここが問われる　感度は電気加熱方式に劣るが再現性がよい"
    },
    {
      "front": "ICP発光分光法",
      "back": "プラズマの発光で測る方法\n高温のプラズマで励起し発光線を測る",
      "hint": "あいしーぴーはっこうぶんこうほう　ICP-AES\n数字　多元素を同時に測定できる\nここが問われる　元素ごとに測り直す必要がなく多元素同時分析ができる"
    },
    {
      "front": "ICP質量分析法",
      "back": "質量数で分けて測る方法\nプラズマでイオン化し質量で分離する",
      "hint": "あいしーぴーしつりょうぶんせきほう　ICP-MS\n数字　極微量の定量に向く\nここが問われる　発光分光法よりさらに低い濃度まで測れる"
    },
    {
      "front": "ガスクロマトグラフ",
      "back": "気体にして分ける装置\nカラムを通る速さの差で成分を分離する",
      "hint": "がすくろまとぐらふ　gas chromatograph\n数字　略称GC。揮発性物質が対象\nここが問われる　気化しない物質や熱に弱い物質は測定できない"
    },
    {
      "front": "高速液体クロマト",
      "back": "液体で分ける装置\n移動相に液体を使い加圧して分離する",
      "hint": "こうそくえきたいくろまと　HPLC\n数字　略称HPLC。不揮発性も測れる\nここが問われる　気化しない物質を測れる点がGCとの最大の違い"
    },
    {
      "front": "カラム",
      "back": "分離を行う管\n充填剤や被膜との相互作用の差で分ける",
      "hint": "からむ　column\n数字　キャピラリーと充填の2種\nここが問われる　分離性能はカラムの選択でほぼ決まる"
    },
    {
      "front": "保持時間",
      "back": "出てくるまでの時間\n注入から検出までの時間で成分を同定する",
      "hint": "ほじじかん　retention time\n数字　同条件なら物質固有の値になる\nここが問われる　保持時間が定性、ピーク面積が定量に対応する"
    },
    {
      "front": "検出器",
      "back": "分離後の成分を測る部分\n目的物質に応じて種類を選ぶ",
      "hint": "けんしゅつき　detector\n数字　FID・ECD・FPDなどがある\nここが問われる　有機ハロゲンにはECDのように使い分けが要る"
    },
    {
      "front": "質量分析計",
      "back": "質量数で識別する装置\nイオン化して質量電荷比で分離し検出する",
      "hint": "しつりょうぶんせきけい　mass spectrometer\n数字　GCと組み合わせGC/MSとする\nここが問われる　保持時間だけでなく質量数でも確認できるので同定が確実になる"
    },
    {
      "front": "等速吸引",
      "back": "同じ速さで吸う採取法\n排ガスの流速と同じ速度で吸い込む",
      "hint": "とうそくきゅういん　isokinetic sampling\n数字　ずれるとダスト濃度が偏る\nここが問われる　速く吸うと粗粒が減り、遅く吸うと粗粒が増える"
    },
    {
      "front": "紫外線蛍光法",
      "back": "二酸化硫黄の測定法\n紫外線を当てたときの蛍光の強さを測る",
      "hint": "しがいせんけいこうほう　UV fluorescence\n数字　常時監視での標準的な方法\nここが問われる　溶液導電率法に代わり現在の主流になっている"
    },
    {
      "front": "化学発光法",
      "back": "窒素酸化物の測定法\nオゾンとの反応で生じる光の強さを測る",
      "hint": "かがくはっこうほう　chemiluminescence\n数字　一酸化窒素として測る\nここが問われる　二酸化窒素はいったん一酸化窒素へ還元してから測る"
    },
    {
      "front": "非分散赤外分析",
      "back": "一酸化炭素の測定法\n赤外線の吸収量から濃度を求める",
      "hint": "ひぶんさんせきがいぶんせき　NDIR\n数字　略称NDIR。CO2にも使う\nここが問われる　分光せずに特定の吸収帯だけを見る方式である"
    },
    {
      "front": "紫外線吸収法",
      "back": "オゾンの測定法\n254nmの紫外線の吸収からオゾンを測る",
      "hint": "しがいせんきゅうしゅうほう　UV absorption\n数字　光化学オキシダントの測定に使う\nここが問われる　かつての中性ヨウ化カリウム法に代わる方法である"
    },
    {
      "front": "ベータ線吸収法",
      "back": "浮遊粒子の測定法\nろ紙上の粒子によるベータ線の減衰を測る",
      "hint": "べーたせんきゅうしゅうほう　beta ray absorption\n数字　SPMやPM2.5の連続測定に使う\nここが問われる　質量を連続的に測れるので常時監視に適している"
    },
    {
      "front": "採水",
      "back": "水の試料を取る操作\n場所と深さと時刻を決めて代表試料を取る",
      "hint": "さいすい　water sampling\n数字　容器は測定項目で使い分ける\nここが問われる　油分は容器に付着するので共洗いをしてはいけない"
    },
    {
      "front": "試料の保存",
      "back": "測るまで変化させない処理\n冷却や酸の添加で成分の変化を防ぐ",
      "hint": "しりょうのほぞん　sample preservation\n数字　金属は硝酸添加、BODは冷暗所\nここが問われる　項目ごとに保存方法と保存できる期間が定められている"
    },
    {
      "front": "JIS K 0102",
      "back": "工場排水試験方法\n水質分析の方法を定めた日本産業規格",
      "hint": "じすけーぜろいちぜろに　JIS K 0102\n数字　排水の公定法の根拠になる\nここが問われる　公定法に従わない測定は行政上の証拠にならない"
    },
    {
      "front": "検出下限",
      "back": "存在が分かる最低濃度\nこれ未満では有無すら判定できない",
      "hint": "けんしゅつげんかい　detection limit\n数字　空試験の標準偏差の3倍が目安\nここが問われる　検出できることと量を測れることは別である"
    },
    {
      "front": "定量下限",
      "back": "量を測れる最低濃度\n検出下限より高い濃度に設定される",
      "hint": "ていりょうげんかい　quantitation limit\n数字　標準偏差の10倍が目安\nここが問われる　規制値の10分の1程度を目安に方法を選ぶ"
    },
    {
      "front": "不確かさ",
      "back": "測定値のばらつきの幅\n結果がどの範囲にあるかを示す指標",
      "hint": "ふたしかさ　uncertainty\n数字　値と幅をセットで示す\nここが問われる　一つの数値だけでは測定の信頼性は表せない"
    },
    {
      "front": "ダイオキシン類",
      "back": "3群をまとめた呼び方\nPCDDとPCDFとコプラナーPCBの総称",
      "hint": "だいおきしんるい　dioxins\n数字　法律上この3群を指す\nここが問われる　日本の法律ではコプラナーPCBも含める点が要点になる"
    },
    {
      "front": "PCDD",
      "back": "ポリ塩化ジベンゾジオキシン\n2つのベンゼン環が2つの酸素で結ばれる",
      "hint": "ぴーしーでぃーでぃー　polychlorinated dibenzodioxin\n数字　異性体は75種類\nここが問われる　酸素が2つで結ばれているのがこちらである"
    },
    {
      "front": "PCDF",
      "back": "ポリ塩化ジベンゾフラン\n2つのベンゼン環が1つの酸素で結ばれる",
      "hint": "ぴーしーでぃーえふ　polychlorinated dibenzofuran\n数字　異性体は135種類\nここが問われる　酸素が1つ。PCDDとの構造の違いがそのまま問われる"
    },
    {
      "front": "コプラナーPCB",
      "back": "平面構造をとるPCB\nダイオキシンに似た毒性を示すPCB",
      "hint": "こぷらなーぴーしーびー　coplanar PCB\n数字　ダイオキシン類に含める\nここが問われる　平面構造をとるものだけが同様の毒性を示す"
    },
    {
      "front": "2378-TeCDD",
      "back": "最も毒性の強い異性体\n塩素が2,3,7,8位に付いた四塩化物",
      "hint": "にーさんななはちてとらしーでぃーでぃー　2,3,7,8-TeCDD\n数字　TEFは1。毒性の基準になる\nここが問われる　この物質を1として他の毒性を相対評価する"
    },
    {
      "front": "異性体",
      "back": "塩素の数と位置が違う仲間\n同じ骨格で置換の状態が異なる化合物",
      "hint": "いせいたい　congener\n数字　毒性は異性体ごとに大きく違う\nここが問われる　毒性を持つのは特定の位置に塩素が付いたものだけである"
    },
    {
      "front": "毒性等価係数",
      "back": "毒性の強さの相対値\n最強の異性体を1として比で表した係数",
      "hint": "どくせいとうかけいすう　toxic equivalency factor\n数字　略称TEF。2378-TeCDDが1\nここが問われる　異性体ごとの毒性の違いを一つの尺度にそろえるための係数"
    },
    {
      "front": "毒性等量",
      "back": "毒性で重み付けした総量\n各異性体の濃度に係数を掛けて合計する",
      "hint": "どくせいとうりょう　toxic equivalent\n数字　略称TEQ。規制値はTEQで表す\nここが問われる　単純な濃度の合計ではなく毒性で重み付けした値である"
    },
    {
      "front": "耐容一日摂取量",
      "back": "毎日とっても大丈夫な量\n生涯にわたり摂取しても影響がない量",
      "hint": "たいよういちにちせっしゅりょう　tolerable daily intake\n数字　略称TDI。4pg-TEQ/kg/日\nここが問われる　一日の上限であって超えたら直ちに害が出る値ではない"
    },
    {
      "front": "ダイオキシン対策法",
      "back": "ダイオキシン類の特別措置法\n耐容一日摂取量と環境基準を定める",
      "hint": "だいおきしんたいさくほう　Dioxin Special Measures Act\n数字　1999年制定。翌年施行\nここが問われる　大気汚染防止法とは別に単独の法律として定められている"
    },
    {
      "front": "ダイオキシン排出基準",
      "back": "施設ごとの排出上限\n焼却炉の規模と新旧で値が異なる",
      "hint": "だいおきしんはいしゅつきじゅん　dioxin emission standard\n数字　単位はng-TEQ/m3N\nここが問われる　新設と既設、規模によって適用される値が違う"
    },
    {
      "front": "曝露経路",
      "back": "体内に入る道すじ\nダイオキシン類はほとんどが食事から入る",
      "hint": "ばくろけいろ　exposure route\n数字　摂取の9割以上が食事経由\nここが問われる　大気の吸入よりも魚介類などの食品からの寄与が大きい"
    },
    {
      "front": "デノボ合成",
      "back": "灰の上で新たに生じる反応\n炭素と塩素から低温で再びつくられる",
      "hint": "でのぼごうせい　de novo synthesis\n数字　300〜400℃で最も進む\nここが問われる　燃焼室で分解しても後段の低温部で再びできてしまう"
    },
    {
      "front": "前駆体反応",
      "back": "似た構造の物から生じる反応\nクロロフェノールなどが結合して生成する",
      "hint": "ぜんくたいはんのう　precursor reaction\n数字　低温域で進行する\nここが問われる　もとになる化合物が排ガス中にあると生成しやすい"
    },
    {
      "front": "再合成",
      "back": "冷却部で再びできること\n高温で分解されても低温で再生成する",
      "hint": "さいごうせい　reformation\n数字　300℃付近が最も危険\nここが問われる　燃焼だけでなく冷却の設計が対策の要点になる"
    },
    {
      "front": "3T",
      "back": "完全燃焼の3条件\n温度・滞留時間・かくはんの3つをそろえる",
      "hint": "すりーてぃー　three T\n数字　800℃以上・2秒以上\nここが問われる　3つのどれが欠けても未分解のまま排出される"
    },
    {
      "front": "急速冷却",
      "back": "危険な温度域を素早く抜く\n300〜400℃にとどまらせず一気に冷やす",
      "hint": "きゅうそくれいきゃく　rapid quenching\n数字　200℃以下まで急冷する\nここが問われる　ゆっくり冷やすと通過中に再合成が進んでしまう"
    },
    {
      "front": "塩素供給源",
      "back": "塩素を持ち込む物\n塩化ビニルや食塩などが焼却で塩素を出す",
      "hint": "えんそきょうきゅうげん　chlorine source\n数字　塩化水素の濃度が目安になる\nここが問われる　塩素がなければ生成しないため分別が有効な対策になる"
    },
    {
      "front": "低温ろ過集じん",
      "back": "冷やしてから捕る方式\n200℃以下に下げてバグフィルタで捕集する",
      "hint": "ていおんろかしゅうじん　low temperature bag filter\n数字　ろ布の耐熱温度に合わせる\nここが問われる　粒子に付いたダイオキシン類ごと捕らえる考え方である"
    },
    {
      "front": "活性炭吹込み",
      "back": "粉末活性炭を吹き込む法\nガス中に吹き込み吸着させて集じん器で捕る",
      "hint": "かっせいたんふきこみ　activated carbon injection\n数字　バグフィルタと組み合わせる\nここが問われる　吸着させた活性炭を確実に捕集することが前提になる"
    },
    {
      "front": "触媒分解法",
      "back": "触媒で分解する方法\n脱硝触媒と同じ装置で分解できる",
      "hint": "しょくばいぶんかいほう　catalytic decomposition\n数字　200〜350℃で分解する\nここが問われる　脱硝と同時に処理できるので設備を兼用できる"
    },
    {
      "front": "高分解能GC/MS",
      "back": "異性体を分けて測る装置\n分離能と質量分解能の高い装置を組み合わせる",
      "hint": "こうぶんかいのうじーしーえむえす　HRGC/HRMS\n数字　公定法で定められた方法\nここが問われる　異性体ごとに定量しないとTEQが計算できない"
    },
    {
      "front": "サロゲート",
      "back": "回収率を確認する標準物質\n分析の前に加えて操作中の損失を補正する",
      "hint": "さろげーと　surrogate standard\n数字　炭素13で標識した化合物を使う\nここが問われる　前処理での損失を補正できるので信頼性が高まる"
    },
    {
      "front": "排ガス試料採取",
      "back": "煙道から試料を取る操作\n粒子とガスの両方を長時間かけて捕集する",
      "hint": "はいがすしりょうさいしゅ　stack gas sampling\n数字　4時間以上の採取が必要\nここが問われる　濃度が低いので長時間の採取で必要量を確保する"
    },
    {
      "front": "試料の代表性",
      "back": "全体を代表しているか\n一部を取って全体を推し量れるかどうか",
      "hint": "しりょうのだいひょうせい　representativeness\n数字　採取地点と時刻が要点\nここが問われる　ここが崩れると分析の意味がなくなる"
    },
    {
      "front": "抽出",
      "back": "目的物質を取り出す操作\n溶媒に移し替えて分離する前処理をいう",
      "hint": "ちゅうしゅつ　extraction\n数字　溶媒抽出が代表的\nここが問われる　妨害成分を除く目的も兼ねる"
    },
    {
      "front": "内標準法",
      "back": "基準物質を加えて補正する法\n既知量を加えて装置の変動を打ち消す方法",
      "hint": "ないひょうじゅんほう　internal standard\n数字　サロゲートと同じ考え方\nここが問われる　注入量のばらつきを補正できる"
    },
    {
      "front": "添加回収試験",
      "back": "既知量を加えて回収率を見る\n前処理での損失を確かめるための試験",
      "hint": "てんかかいしゅうしけん　spike recovery\n数字　回収率で妥当性を判断する\nここが問われる　回収率が低ければ手順を見直す"
    },
    {
      "front": "当量点と終点",
      "back": "理論上の点と実際に読む点\n反応が完了する点と指示薬が変わる点の違い",
      "hint": "とうりょうてんとしゅうてん　equivalence and endpoint\n数字　一致しないとずれが出る\nここが問われる　指示薬の選び方で誤差が変わる"
    },
    {
      "front": "COD測定の条件",
      "back": "酸化剤と温度と時間\n日本は過マンガン酸カリウムで100℃30分",
      "hint": "しーおーでぃーそくていのじょうけん　COD conditions\n数字　条件が違えば値も違う\nここが問われる　国によって条件が違うので比較できない"
    },
    {
      "front": "標準液",
      "back": "濃度が正確に分かった液\n滴定や検量線の基準になる溶液をいう",
      "hint": "ひょうじゅんえき　standard solution\n数字　一次標準物質で調製する\nここが問われる　調製と保存の仕方で値が変わる"
    },
    {
      "front": "吸光度と透過率",
      "back": "互いに対数の関係\n吸光度は透過率の逆数の常用対数である",
      "hint": "きゅうこうどととうかりつ　absorbance\n数字　A＝−log T\nここが問われる　透過率50％で吸光度は約0.3になる"
    },
    {
      "front": "発色試薬",
      "back": "色を付けるための薬品\n目的物質と反応して着色させる薬品をいう",
      "hint": "はっしょくしやく　color reagent\n数字　物質ごとに決まっている\nここが問われる　反応の条件を外すと発色しない"
    },
    {
      "front": "中空陰極ランプ",
      "back": "元素専用の光源\n測る元素と同じ金属を使った光源をいう",
      "hint": "ちゅうくういんきょくらんぷ　hollow cathode lamp\n数字　元素ごとに交換する\nここが問われる　1本で複数の元素は測れない"
    },
    {
      "front": "干渉",
      "back": "共存物質による妨害\n目的物質以外の成分が測定を狂わせる現象",
      "hint": "かんしょう　interference\n数字　化学干渉と物理干渉がある\nここが問われる　標準添加法で補正することがある"
    },
    {
      "front": "キャリヤーガス",
      "back": "試料を運ぶ気体\nカラムの中で試料を移動させる気体をいう",
      "hint": "きゃりやーがす　carrier gas\n数字　ヘリウムや窒素を使う\nここが問われる　流量が保持時間に直接効く"
    },
    {
      "front": "FIDとECD",
      "back": "用途の違う2つの検出器\n水素炎は有機物全般、電子捕獲はハロゲンに強い",
      "hint": "えふあいでぃーといーしーでぃー　FID and ECD\n数字　ECDは有機塩素に高感度\nここが問われる　何を測るかで検出器を選ぶ"
    },
    {
      "front": "分離度",
      "back": "隣のピークと分かれる度合い\n2つのピークがどれだけ分離しているかの指標",
      "hint": "ぶんりど　resolution\n数字　1.5以上で完全分離\nここが問われる　重なっていると正しく定量できない"
    },
    {
      "front": "排ガス中の水分測定",
      "back": "乾き基準に直すための測定\n排ガスに含まれる水分の割合を測る",
      "hint": "はいがすちゅうのすいぶんそくてい　moisture measurement\n数字　乾きガス換算に必要\nここが問われる　これがないと基準値と比較できない"
    },
    {
      "front": "ダストの捕集方法",
      "back": "円筒ろ紙で捕らえる\n等速吸引しながらろ紙で粒子を捕集する方法",
      "hint": "だすとのほしゅうほうほう　dust sampling\n数字　JIS Z 8808に定める\nここが問われる　吸引速度がずれると値が偏る"
    },
    {
      "front": "排水の連続測定",
      "back": "自動計測器による監視\n一定規模の事業場に設置が義務づけられる",
      "hint": "はいすいのれんぞくそくてい　continuous monitoring\n数字　CODとpHを連続測定\nここが問われる　異常を早く見つけられる"
    },
    {
      "front": "分析値の丸め方",
      "back": "有効数字の扱い\n基準値と比べるときの桁のそろえ方をいう",
      "hint": "ぶんせきちのまるめかた　rounding\n数字　JISの規則に従う\nここが問われる　丸め方で合否が変わることがある"
    },
    {
      "front": "ダイオキシン類の異性体",
      "back": "毒性の違う仲間の総称\nPCDD75種、PCDF135種、コプラナーPCB",
      "hint": "だいおきしんるいのいせいたい　congeners\n数字　毒性を持つのは一部だけ\nここが問われる　塩素の位置で毒性が大きく変わる"
    },
    {
      "front": "焼却炉の管理項目",
      "back": "温度・CO・冷却\n800℃以上、CO低位、急速冷却の3点を守る",
      "hint": "しょうきゃくろのかんりこうもく　incinerator control\n数字　CO濃度は燃焼の指標になる\nここが問われる　COが高いと未分解のまま出ている合図になる"
    }
  ]
}
