{
  "format": "shikakustudy-deck",
  "formatVersion": 1,
  "slug": "kishou-tango1000",
  "title": "気象予報士試験 出る順 用語600",
  "examName": "気象予報士試験",
  "cards": [
    {
      "front": "エコー",
      "back": "レーダーの反射\nレーダーの電波が降水粒子で反射して返った信号",
      "hint": "エコー　echo\n数字　強さをdBZで表す\nここが問われる　エコーがあれば降水がある。ただし地面や海面の反射が混じることがある"
    },
    {
      "front": "渦度",
      "back": "空気の回転の強さ\n流れの回転の度合いを表す量",
      "hint": "うずど　vorticity\n数字　北半球では反時計回りが正\nここが問われる　正渦度は低気圧性の回転。500hPaの正渦度域とトラフの位置は対応する"
    },
    {
      "front": "鉛直p速度",
      "back": "気圧座標での上下の動き\n気圧が時間とともに変わる速さで上下を表す量",
      "hint": "えんちょくぴーそくど　omega\n数字　負の値が上昇流。単位hPa/h\nここが問われる　符号が逆になるので上昇が負である点を必ず押さえる"
    },
    {
      "front": "相当温位",
      "back": "水蒸気も含めた温位\n水蒸気を凝結させ潜熱を出し1000hPaへ戻した温位",
      "hint": "そうとうおんい　equivalent pot. temperature\n数字　湿潤断熱変化でも保存する\nここが問われる　暖かく湿った空気ほど高い。実技で暖湿気の流入を示す指標として毎回出る"
    },
    {
      "front": "水蒸気",
      "back": "気体の状態の水\n大気中の量は場所と時期で大きく変わる",
      "hint": "すいじょうき　water vapor\n数字　体積比で0〜4%。可変成分の代表\nここが問われる　「湯気」は湯気＝小さな水滴で、水蒸気は目に見えない"
    },
    {
      "front": "湿数",
      "back": "気温と露点の差\n小さいほど湿っている。0なら飽和",
      "hint": "しっすう　dew point depression\n数字　3℃以下を湿潤域として扱うことが多い\nここが問われる　「湿数が小さい＝湿っている」。数が大きいほど乾く向きなので符号を逆に覚えない"
    },
    {
      "front": "地表面",
      "back": "大気と地面の境\n日射と放射冷却の出入口で、気温変化の起点になる",
      "hint": "ちひょうめん　ground surface\n数字　地表面温度は気温より日中は高く夜間は低い\nここが問われる　気温は地上1.5mでの値。地表面温度とは別物なので設問で読み替えない"
    },
    {
      "front": "空気塊",
      "back": "仮想の空気のかたまり\n周囲と熱や物質をやり取りしないと仮定して動きを考える",
      "hint": "くうきかい　air parcel\n数字　断熱変化の議論はすべてこの仮定の上に立つ\nここが問われる　実際には周囲の空気を巻き込む。理論値と観測がずれる主因のひとつ"
    },
    {
      "front": "対流圏",
      "back": "大気の最下層\n気温が高度とともに下がり、対流で天気が生まれる層",
      "hint": "たいりゅうけん　troposphere\n数字　中緯度で厚さ約11km。気温減率は平均6.5℃/km\nここが問われる　厚さは緯度で変わる。赤道で約17km、極で約8kmと倍以上の差がある"
    },
    {
      "front": "状態曲線",
      "back": "気温の鉛直分布の線\nゾンデ観測の気温と露点をエマグラムに描いた線",
      "hint": "じょうたいきょくせん　sounding curve\n数字　気温と露点の2本を必ず対で読む\nここが問われる　2本の線の間隔がそのまま湿数。間隔が狭い高度が雲のある層だと読む"
    },
    {
      "front": "露点温度",
      "back": "水蒸気が飽和する温度\n空気を冷やしていって凝結が始まる温度",
      "hint": "ろてんおんど　dew point temperature\n数字　気温と等しければ相対湿度100%\nここが問われる　露点は水蒸気の絶対量で決まる。気温が上がっても露点はすぐには変わらない"
    },
    {
      "front": "凝結",
      "back": "水蒸気が水になる\n潜熱を放出するので、まわりの空気は暖まる",
      "hint": "ぎょうけつ　condensation\n数字　蒸発の潜熱は0℃で約2.5×10⁶J/kg\nここが問われる　凝結すると気温減率が湿潤断熱減率に切り替わり、上昇の勢いが変わる"
    },
    {
      "front": "北半球",
      "back": "赤道より北の半球\nコリオリ力が右向きに働き、低気圧は反時計回りになる",
      "hint": "きたはんきゅう　Northern Hemisphere\n数字　低気圧は反時計回り\nここが問われる　回転の向き、地衡風の向き、温度風の向きはすべて半球で逆になる"
    },
    {
      "front": "地上天気図",
      "back": "地上の気象を描いた天気図\n海面気圧・前線・観測値を地図上に示した図",
      "hint": "ちじょうてんきず　surface chart\n数字　等圧線は4hPaごと\nここが問われる　実技はまずこの図から入る。低気圧と前線の位置を最初に押さえる"
    },
    {
      "front": "破線",
      "back": "点線状の線\n予想や補助的な要素を示すのに使う線種",
      "hint": "はせん　dashed line\n数字　等温線などに使われる\nここが問われる　何を表す破線かは図の凡例で決まる。思い込みで読まない"
    },
    {
      "front": "解析図",
      "back": "実況を解析した図\n観測をもとに、その時刻の大気の状態を描いた図",
      "hint": "かいせきず　analysis chart\n数字　予想図と対になる\nここが問われる　解析図は「今」、予想図は「先」。取り違えると設問すべてが崩れる"
    },
    {
      "front": "日本付近",
      "back": "日本とその周辺\n設問で対象範囲を示すときの言い方",
      "hint": "にほんふきん　vicinity of Japan\n数字　図の描画範囲を指すことが多い\nここが問われる　設問が範囲を限定していることがある。範囲外の現象を答えない"
    },
    {
      "front": "太実線",
      "back": "太い実線\n主要な等値線や強調したい線に使う線種",
      "hint": "ふとじっせん　thick solid line\n数字　等圧線は20hPaごとに太線\nここが問われる　太線の間隔は決まっている。数えるときの基準線として使う"
    },
    {
      "front": "時系列図",
      "back": "時間変化を並べた図\nある地点の要素が時間とともにどう変わるかを示す図",
      "hint": "じけいれつず　time series chart\n数字　横軸が時間\nここが問われる　横軸の向きに注意。右が新しいとは限らないので目盛りを確認する"
    },
    {
      "front": "雲域",
      "back": "雲が広がっている範囲\n衛星画像などで見た、雲のある領域",
      "hint": "うんいき　cloud area\n数字　衛星画像から読み取る\nここが問われる　雲域と降水域は一致しない。雲があっても降っていない場所がある"
    },
    {
      "front": "細実線",
      "back": "細い実線\n補助的な等値線に使う線種",
      "hint": "ほそじっせん　thin solid line\n数字　太実線の間を埋める\nここが問われる　太線と細線で間隔が違う。値を読むときは必ず線種を確認する"
    },
    {
      "front": "予想時刻",
      "back": "予想の対象となる時刻\nその図が何時の状態を示しているか",
      "hint": "よそうじこく　valid time\n数字　初期時刻＋予報時間\nここが問われる　世界標準時か日本時間かを毎回確認する。9時間の差で答えが変わる"
    },
    {
      "front": "位置関係",
      "back": "互いの場所の関係\n低気圧とトラフなど、2つの要素がどう並んでいるか",
      "hint": "いちかんけい　positional relation\n数字　東西・南北のずれで表す\nここが問われる　実技で頻出。低気圧の西にトラフがあるか真上かで発達の見方が変わる"
    },
    {
      "front": "降水域",
      "back": "雨や雪が降っている範囲\nレーダーや解析雨量から読み取る降水の分布",
      "hint": "こうすいいき　precipitation area\n数字　レーダーエコーの分布で示す\nここが問われる　雲域の一部にしか降水はない。両者の位置のずれが読みどころ"
    },
    {
      "front": "予想図",
      "back": "将来の状態を描いた図\n数値予報の結果を天気図の形にしたもの",
      "hint": "よそうず　prognostic chart\n数字　初期時刻からの経過時間で表す\nここが問われる　実況図と必ず区別する。図の隅にある初期時刻と対象時刻を先に読む"
    },
    {
      "front": "初期時刻",
      "back": "予報の出発点の時刻\n数値予報が計算を始めるときの大気の状態の時刻",
      "hint": "しょきじこく　initial time\n数字　世界標準時で表す\nここが問われる　予想図の時刻は初期時刻＋経過時間。両方を確認しないと読み違える"
    },
    {
      "front": "数値予報モデル",
      "back": "大気を計算する仕組み\n大気の運動を表す方程式を数値的に解くプログラム",
      "hint": "すうちよほうモデル　NWP model\n数字　格子間隔と予報時間で使い分ける\nここが問われる　モデルごとに得意な現象が違う。目的に応じて使い分けるのが前提"
    },
    {
      "front": "数値予報",
      "back": "計算による天気予報\n物理法則に基づいて将来の大気の状態を計算する",
      "hint": "すうちよほう　numerical weather prediction\n数字　現在の予報はすべてこれが基礎\nここが問われる　出力をそのまま予報にはしない。ガイダンスと予報官の判断が必ず入る"
    },
    {
      "front": "気象庁",
      "back": "気象業務を担う国の機関\n観測・予報・警報の発表など気象業務の中心を担う",
      "hint": "きしょうちょう　Japan Meteorological Agency\n数字　国土交通省の外局\nここが問われる　警報を発表できるのは原則として気象庁だけ。民間は許可を受けて予報を行う"
    },
    {
      "front": "予報業務の許可",
      "back": "予報を行うための許可\n気象庁長官の許可を受けて予報業務を行う",
      "hint": "よほうぎょうむのきょか　license for forecasting\n数字　気象庁長官の許可\nここが問われる　許可を出すのは気象庁長官。国土交通大臣ではない点が頻出"
    },
    {
      "front": "警報",
      "back": "重大な災害のおそれの発表\n重大な災害が起こるおそれのあるときに出す",
      "hint": "けいほう　warning\n数字　大雨・洪水・暴風など7種類\nここが問われる　注意報との違いは「重大な」災害かどうかである"
    },
    {
      "front": "大雨",
      "back": "災害を起こすほどの雨\n大雨警報や注意報の対象となる現象",
      "hint": "おおあめ　heavy rain\n数字　浸水害と土砂災害の両面がある\nここが問われる　同じ雨量でも地域と地質で危険度が違う"
    },
    {
      "front": "気温",
      "back": "大気の温度\n地上観測では地上1.5mの高さで測る",
      "hint": "きおん　air temperature\n数字　露場の通風筒内、地上1.5m\nここが問われる　地面の温度ではない。地表面温度は日中はもっと高く、夜間はもっと低い"
    },
    {
      "front": "風速",
      "back": "風の速さ\n地上観測では地上10mの高さの10分間平均",
      "hint": "ふうそく　wind speed\n数字　地上10m・10分間平均。単位はm/s\nここが問われる　「風速」と言えば10分間平均。瞬間の値ではないので最大瞬間風速と区別する"
    },
    {
      "front": "風向",
      "back": "風が吹いてくる方向\n風が向かう先ではなく、来る方角で表す",
      "hint": "ふうこう　wind direction\n数字　16方位または36方位で表す\nここが問われる　北風は北から南へ吹く風。向かう方向で答えると逆になる。実技での定番の落とし穴"
    },
    {
      "front": "ノット",
      "back": "風速の単位\n1時間に1海里進む速さ。高層天気図や航空で使う",
      "hint": "ノット　knot\n数字　1ノット＝約0.51m/s\nここが問われる　m/sへの換算は約半分。50ノットなら約25m/sと概算できる"
    },
    {
      "front": "降水量",
      "back": "降った水の深さ\n流れ去らずにたまったと仮定したときの水の深さ",
      "hint": "こうすいりょう　precipitation amount\n数字　単位はmm。雪は溶かして水の量で測る\nここが問われる　体積ではなく深さ。1mmは1㎡あたり1リットルに相当する"
    },
    {
      "front": "気象衛星",
      "back": "宇宙から観測する衛星\n雲や水蒸気の分布を広い範囲で連続して捉える",
      "hint": "きしょうえいせい　meteorological satellite\n数字　静止衛星は赤道上空 約35,800km\nここが問われる　海上や山岳など観測点のない場所を埋めるのが最大の役割"
    },
    {
      "front": "世界標準時",
      "back": "国際的な基準時刻\n天気図や数値予報の時刻はこれで書かれる",
      "hint": "せかいひょうじゅんじ　UTC\n数字　日本時間＝世界標準時＋9時間\nここが問われる　実技で時刻を問われたら必ず換算する。09UTCは日本時間18時"
    },
    {
      "front": "赤外画像",
      "back": "赤外線で見た雲の画像\n雲頂から出る赤外線の強さ、つまり雲頂温度を見ている",
      "hint": "せきがいがぞう　infrared image\n数字　温度が低いほど白く表示する\nここが問われる　夜でも使える代わりに、低い雲と地表面の区別がつきにくい"
    },
    {
      "front": "地上気圧",
      "back": "地上の気圧\n観測値を海面の高さに直して天気図に描く",
      "hint": "ちじょうきあつ　surface pressure\n数字　標準大気で1013.25hPa\nここが問われる　標高の高い場所ほど気圧は低い。そのまま並べても比較できないので更正する"
    },
    {
      "front": "時間降水量",
      "back": "1時間の降水量\n毎正時までの1時間に降った量",
      "hint": "じかんこうすいりょう　hourly precipitation\n数字　単位はmm/h\nここが問われる　「1時間に50mm」は非常に激しい雨。数値の感覚を持っておくと記述で使える"
    },
    {
      "front": "天気図",
      "back": "気象要素を描いた図\n同時刻の観測値を地図上に並べて等値線で結んだ図",
      "hint": "てんきず　weather chart\n数字　地上と高層（850・700・500・300hPa）\nここが問われる　実況図と予想図がある。図の右上などにある時刻の表示を最初に確認する"
    },
    {
      "front": "矢羽",
      "back": "風を表す記号\n軸が風向を、羽の数が風速を表す",
      "hint": "やばね　wind barb\n数字　長い羽10ノット、短い羽5ノット、旗50ノット\nここが問われる　旗＋長羽2本なら70ノット。足し算で読む。単位がノットである点も忘れない"
    },
    {
      "front": "気象レーダー",
      "back": "電波で降水を測る装置\n電波を出し、雨や雪から返る強さで降水を見る",
      "hint": "きしょうレーダー　weather radar\n数字　気象庁のレーダーは全国約20か所\nここが問われる　降水粒子を見ているので、雲があっても降水が無ければ映らない"
    },
    {
      "front": "前線",
      "back": "性質の違う気団の境目\n寒気と暖気がぶつかる面が地表と交わる線",
      "hint": "ぜんせん　front\n数字　寒冷・温暖・停滞・閉塞の4種\nここが問われる　面が地表と交わった「線」を指す。面そのものは前線面"
    },
    {
      "front": "低気圧の中心",
      "back": "気圧が最も低い点\n等圧線が閉じた中で最も気圧が低い場所",
      "hint": "ていきあつのちゅうしん　cyclone center\n数字　中心気圧で強さを表す\nここが問われる　実技では中心の移動を追う設問が定番になる"
    },
    {
      "front": "低気圧",
      "back": "まわりより気圧が低い所\n反時計回りに風が吹き込み、上昇流で雲や雨をもたらす",
      "hint": "ていきあつ　low / cyclone\n数字　北半球では反時計回りに吹き込む\nここが問われる　「何hPa以下」という決まりはない。まわりと比べて低ければ低気圧"
    },
    {
      "front": "台風",
      "back": "強い熱帯低気圧\n北西太平洋にある熱帯低気圧のうち一定以上の強さのもの",
      "hint": "たいふう　typhoon\n数字　最大風速が約17m/s以上\nここが問われる　台風になる基準は最大風速だけ。中心気圧の値では決まらない"
    },
    {
      "front": "日本海",
      "back": "日本列島の西の海\n冬は寒気が渡るときに大量の熱と水蒸気を供給する",
      "hint": "にほんかい　Sea of Japan\n数字　冬型では筋状の雲が発生する\nここが問われる　暖流があるため冬でも比較的暖かい。だから寒気が渡ると激しく変質する"
    },
    {
      "front": "中心気圧",
      "back": "低気圧や台風の中心の気圧\n低いほど発達している目安になる",
      "hint": "ちゅうしんきあつ　central pressure\n数字　単位はhPa\nここが問われる　台風の強さの階級は最大風速で決まる。中心気圧は目安であって基準ではない"
    },
    {
      "front": "等温線",
      "back": "同じ気温を結んだ線\n温度の分布と、その水平勾配を読む線",
      "hint": "とうおんせん　isotherm\n数字　850hPaでは3℃ごとが基本\nここが問われる　線が混んでいる帯が前線帯。風がこの線を横切る向きで移流を判断する"
    },
    {
      "front": "高気圧",
      "back": "まわりより気圧が高い所\n時計回りに風が吹き出し、下降流で晴れやすい",
      "hint": "こうきあつ　high / anticyclone\n数字　北半球では時計回りに吹き出す\nここが問われる　下降流で雲が消えるから晴れる。晴れているから高気圧なのではない"
    },
    {
      "front": "寒冷前線",
      "back": "寒気が暖気を押す前線\n寒気が暖気の下にもぐり込み、暖気を急に持ち上げる",
      "hint": "かんれいぜんせん　cold front\n数字　前線面の傾きは1/50〜1/100と急\nここが問われる　通過後は気温が下がり風向が南寄りから西・北寄りに変わる。短時間の強い雨"
    },
    {
      "front": "トラフ",
      "back": "上層の気圧の谷\n等高度線が低圧側へ垂れ下がった部分",
      "hint": "トラフ　trough\n数字　500hPa天気図で読むのが基本\nここが問われる　トラフの前面（東側）が正渦度移流域で上昇流。低気圧はここで発達する"
    },
    {
      "front": "温暖前線",
      "back": "暖気が寒気に乗り上げる前線\n暖気が寒気の上をゆるやかに滑昇していく",
      "hint": "おんだんぜんせん　warm front\n数字　前線面の傾きは1/100〜1/300と緩い\nここが問われる　傾きが緩いので雲域が前方へ広く伸びる。しとしとと長く降る"
    },
    {
      "front": "等高度線",
      "back": "等圧面の高さを結ぶ線\n高層天気図で気圧面の高度分布を示す線",
      "hint": "とうこうどせん　contour\n数字　500hPaでは60mごとが基本\nここが問われる　地上天気図の等圧線に相当する。線が混む所は風が強い"
    },
    {
      "front": "鉛直流",
      "back": "上下方向の風\n高層天気図では気圧の時間変化として表す",
      "hint": "えんちょくりゅう　vertical motion\n数字　P面ではhPa/hで表し、負が上昇流\nここが問われる　符号に注意。気圧が減る向き＝上向きなので、負の値が上昇流になる"
    },
    {
      "front": "積乱雲",
      "back": "雷を伴う背の高い雲\n強い上昇流で対流圏の上端まで達する雲",
      "hint": "せきらんうん　cumulonimbus\n数字　雲頂は10km以上に達することがある\nここが問われる　寿命は単体なら1時間程度。長く続く大雨は次々に発生する仕組みが要る"
    },
    {
      "front": "上昇流",
      "back": "上向きの空気の流れ\n空気が上がると断熱膨張で冷え、雲ができる",
      "hint": "じょうしょうりゅう　updraft\n数字　総観規模では数cm/s、積乱雲では数十m/s\nここが問われる　規模で速さの桁が全く違う。低気圧の上昇流と積乱雲の上昇流を混同しない"
    },
    {
      "front": "じょう乱",
      "back": "大気の乱れ\n平均的な流れからのずれとして現れる現象の総称",
      "hint": "じょうらん　disturbance\n数字　低気圧・前線・波動などを含む\nここが問われる　規模を問わず使える便利な語。文脈でどの規模を指すか判断する"
    },
    {
      "front": "突風",
      "back": "急に吹く強い風\n短時間だけ現れる、平均風速を大きく超える風",
      "hint": "とっぷう　gust\n数字　最大瞬間風速で捉える\nここが問われる　竜巻・ダウンバースト・ガストフロントで仕組みが違う。原因の区別が問われる"
    },
    {
      "front": "ガイダンス",
      "back": "数値予報を補正した予測\nモデルの出力を統計処理して地点ごとの要素に直したもの",
      "hint": "ガイダンス　guidance\n数字　系統誤差を統計的に取り除く\nここが問われる　モデルの癖を補正するのが目的。モデルが外した現象までは救えない"
    },
    {
      "front": "鉛直方向",
      "back": "上下の向き\n高さ方向に量がどう変わるかを見る向き",
      "hint": "えんちょくほうこう　vertical direction\n数字　断面図やエマグラムで扱う\nここが問われる　水平と鉛直では現象の規模が桁違い。図の縦軸の目盛りに注意する"
    },
    {
      "front": "温度移流",
      "back": "風が運ぶ温度の変化\n風が等温線を横切ると、その地点の気温が変わる",
      "hint": "おんどいりゅう　temperature advection\n数字　風が等温線を直交して横切るとき最大\nここが問われる　風が等温線に平行なら移流はゼロ。角度で強さが決まる"
    },
    {
      "front": "地上風",
      "back": "地表付近の風\n摩擦を受けるため等圧線を斜めに横切る",
      "hint": "ちじょうふう　surface wind\n数字　海上で約15度、陸上で約30度内向き\nここが問われる　低気圧へ吹き込み、高気圧から吹き出す。摩擦があるから収束・発散が生じる"
    },
    {
      "front": "地衡風",
      "back": "気圧傾度力とコリオリ力の釣合い\n摩擦のない上空で、等圧線に平行に吹く風",
      "hint": "ちこうふう　geostrophic wind\n数字　等圧線が混むほど強い\nここが問われる　北半球では低圧側を左手に見て吹く。実際の上層風はこれによく近い"
    },
    {
      "front": "水平方向",
      "back": "水平の向き\n地図の上での広がりを見る向き",
      "hint": "すいへいほうこう　horizontal direction\n数字　天気図はこの方向の分布を描く\nここが問われる　水平規模と鉛直規模の比は数百倍。大気は非常に薄い層だと意識する"
    },
    {
      "front": "コリオリ力",
      "back": "自転による見かけの力\n回転する地球の上で運動する物体が曲げられる効果",
      "hint": "コリオリりょく　Coriolis force\n数字　北半球では進行方向の右向き\nここが問われる　赤道でゼロ、極で最大。低緯度で台風が発生しにくい理由の一つ"
    },
    {
      "front": "成層圏",
      "back": "対流圏の上の層\nオゾンが紫外線を吸収するため上ほど気温が高い",
      "hint": "せいそうけん　stratosphere\n数字　高さ約11kmから約50km\nここが問われる　上ほど暖かいので鉛直方向に安定。対流が起きず、火山灰などが長く滞留する"
    },
    {
      "front": "相対湿度",
      "back": "飽和に対する割合\n水蒸気圧を飽和水蒸気圧で割った百分率",
      "hint": "そうたいしつど　relative humidity\n数字　100%で飽和。単位は%\nここが問われる　水蒸気量が同じでも気温が上がれば相対湿度は下がる。量の指標ではない"
    },
    {
      "front": "対流圏界面",
      "back": "対流圏と成層圏の境\n気温の低下が止まる高さ。ジェット気流はこの付近にある",
      "hint": "たいりゅうけんかいめん　tropopause\n数字　中緯度で約11km、赤道で約17km、極で約8km\nここが問われる　1枚につながっていない。緯度で高さが不連続に飛ぶ「圏界面の切れ目」がある"
    },
    {
      "front": "混合比",
      "back": "乾燥空気に対する水蒸気量\n乾燥空気1kgに含まれる水蒸気の質量",
      "hint": "こんごうひ　mixing ratio\n数字　単位はg/kg\nここが問われる　凝結しない限り保存する。上昇しても値が変わらないので追跡に使える"
    },
    {
      "front": "蒸発",
      "back": "水が水蒸気になる\n潜熱を奪うので、まわりの空気は冷える",
      "hint": "じょうはつ　evaporation\n数字　蒸発の潜熱は0℃で約2.5×10⁶J/kg\nここが問われる　雨が乾いた層に落ちると蒸発して冷える。下降流を強める要因になる"
    },
    {
      "front": "静水圧平衡",
      "back": "上向きの気圧差と重力の釣合い\n鉛直方向で気圧傾度力と重力がつり合った状態",
      "hint": "せいすいあつへいこう　hydrostatic balance\n数字　大気は近似的にこの状態にある\nここが問われる　積乱雲のように鉛直加速度が大きい現象では成り立たない。非静力学モデルが要る"
    },
    {
      "front": "温位",
      "back": "1000hPaに戻した気温\n空気塊を乾燥断熱で1000hPaへ動かしたときの温度",
      "hint": "おんい　potential temperature\n数字　乾燥断熱変化で保存する\nここが問われる　温位が高度とともに増えていれば安定。減っていれば絶対不安定"
    },
    {
      "front": "海面水温",
      "back": "海の表面の温度\n大気へ熱と水蒸気を供給し、天候を左右する",
      "hint": "かいめんすいおん　sea surface temperature\n数字　台風の発達には約26℃以上が目安\nここが問われる　海は熱を貯める。大気より変化が遅く、季節の遅れをつくる"
    },
    {
      "front": "平年差",
      "back": "平年値との差\n観測値が平年値からどれだけ離れているか",
      "hint": "へいねんさ　anomaly\n数字　平年値を基準にした差\nここが問われる　平年比（割合）と平年差（引き算）は別。気温は差、降水量は比で表す"
    },
    {
      "front": "実況図",
      "back": "実況を示す天気図\n観測時刻の状態を描いた天気図",
      "hint": "じっきょうず　analysis chart\n数字　予想図と対になる\nここが問われる　実技では最初に実況図で現状を把握し、次に予想図で変化を見る"
    },
    {
      "front": "負領域",
      "back": "値がマイナスの範囲\n渦度や鉛直流などで負の値をとる領域",
      "hint": "ふりょういき　negative area\n数字　鉛直流では上昇流を意味する\nここが問われる　何の量の負かで意味が逆転する。鉛直流の負は上昇流"
    },
    {
      "front": "強風軸",
      "back": "風が最も強い線\nジェット気流など、強風域の中心を結んだ線",
      "hint": "きょうふうじく　wind maximum axis\n数字　等風速線の混む所の中心\nここが問われる　強風軸の南側と北側で温度差が大きい。前線帯の位置と対応する"
    },
    {
      "front": "中心位置",
      "back": "低気圧や台風の中心の場所\n緯度経度や地名で表す",
      "hint": "ちゅうしんいち　center position\n数字　緯度経度で答えることが多い\nここが問われる　読み取り精度が問われる。図の目盛りを使って丁寧に読む"
    },
    {
      "front": "合成図",
      "back": "複数の要素を重ねた図\n渦度と高度など、2つ以上の量を同じ図に描いたもの",
      "hint": "ごうせいず　composite chart\n数字　線種で要素を区別する\nここが問われる　どの線がどの量かを凡例で先に確認する。線種の取り違えが失点の元"
    },
    {
      "front": "気象概況",
      "back": "気象状況のあらまし\n実技問題の冒頭で示される、その事例の全体像",
      "hint": "きしょうがいきょう　weather overview\n数字　問題文の最初に置かれる\nここが問われる　ここに事例の鍵が書いてある。急いで飛ばすと後で戻る羽目になる"
    },
    {
      "front": "四捨五入",
      "back": "端数の処理の仕方\n指定された桁で数値をまるめること",
      "hint": "ししゃごにゅう　rounding\n数字　設問の指示に従う\nここが問われる　「小数第1位を四捨五入」など指示は必ず読む。処理を誤ると不正解になる"
    },
    {
      "front": "吸収",
      "back": "放射を取り込むこと\n大気中の気体が特定の波長の放射を取り込む",
      "hint": "きゅうしゅう　absorption\n数字　水蒸気と二酸化炭素が主\nここが問われる　気体ごとに吸収する波長が決まっている。だから大気の窓が生じる"
    },
    {
      "front": "散乱",
      "back": "放射が四方へ散ること\n大気の分子や粒子に当たって放射の向きが変わる",
      "hint": "さんらん　scattering\n数字　粒子の大きさで種類が変わる\nここが問われる　吸収とは違い、エネルギーは失われず向きだけが変わる"
    },
    {
      "front": "メソモデル",
      "back": "日本周辺の細かいモデル\n日本付近を対象に、まとまった雨などを詳しく予想する",
      "hint": "メソモデル　meso-scale model\n数字　格子間隔は5km\nここが問われる　格子が細かいぶん計算範囲と予報時間は短い。全球モデルと役割が違う"
    },
    {
      "front": "観測データ",
      "back": "観測して得た値\n地上・高層・衛星・レーダーなど多様な観測の総称",
      "hint": "かんそくでーた　observation data\n数字　衛星データが全体の大半を占める\nここが問われる　観測は空間的に偏る。空白を埋めるのがデータ同化の役割"
    },
    {
      "front": "初期値",
      "back": "計算の出発点の大気の状態\n観測とモデルの推定値を合わせて作った格子点の値",
      "hint": "しょきち　initial condition\n数字　初期値の誤差は時間とともに拡大する\nここが問われる　初期値がわずかに違うだけで先の予報が大きく変わる。予測の限界の根源"
    },
    {
      "front": "太陽放射",
      "back": "太陽から届く放射\n主に可視光線を中心とした短い波長の放射",
      "hint": "たいようほうしゃ　solar radiation\n数字　太陽定数は約1370W/m2\nここが問われる　地球放射より波長が短いので短波放射と呼ぶ"
    },
    {
      "front": "反射",
      "back": "放射がはね返ること\n雲や地表で太陽放射が跳ね返される現象",
      "hint": "はんしゃ　reflection\n数字　アルベドで割合を表す\nここが問われる　雪や雲はよく反射し、海は反射しにくい"
    },
    {
      "front": "気象予報士",
      "back": "予想を行う国家資格者\n許可事業者で現象の予想を行う専門家",
      "hint": "きしょうよほうし　certified weather forecaster\n数字　登録を受けて資格が有効になる\nここが問われる　合格しただけでは名乗れない。登録して初めて気象予報士になる"
    },
    {
      "front": "気象庁長官",
      "back": "気象庁の長\n予報業務の許可などの権限を持つ",
      "hint": "きしょうちょうちょうかん　Director-General of JMA\n数字　予報業務の許可を与える\nここが問われる　許可・登録は長官の権限。大臣の権限と混同しないよう対で覚える"
    },
    {
      "front": "現象の予想",
      "back": "将来の気象を予想すること\n予報業務のうち、気象予報士が行わなければならない部分",
      "hint": "げんしょうのよそう　prediction of phenomena\n数字　気象予報士に行わせる義務がある\nここが問われる　許可事業者は現象の予想を必ず気象予報士に行わせる。ここが資格の根拠"
    },
    {
      "front": "気象業務法",
      "back": "気象業務の基本の法律\n観測・予報・警報などの基準を定めた法律",
      "hint": "きしょうぎょうむほう　Meteorological Service Act\n数字　気象予報士制度もこの法律による\nここが問われる　目的は災害の予防と交通の安全、産業の興隆。条文の目的規定が出る"
    },
    {
      "front": "注意報",
      "back": "災害のおそれの発表\n災害が起こるおそれがあるときに出す",
      "hint": "ちゅういほう　advisory\n数字　警報より一段低い段階\nここが問われる　種類は警報より多い。注意報にしかない種類があることも押さえる"
    },
    {
      "front": "波浪",
      "back": "風によって起きる波\n風浪とうねりを合わせた海面の波のことをいう",
      "hint": "はろう　high waves\n数字　有義波高で表す\nここが問われる　海上での風の強さと吹く時間と距離で決まる"
    },
    {
      "front": "強風",
      "back": "注意報の対象になる風\n災害が起こるおそれのある風のことをいう",
      "hint": "きょうふう　strong wind\n数字　陸上13m/s前後が目安\nここが問われる　警報の基準には達しない段階の風である"
    },
    {
      "front": "洪水",
      "back": "河川の水があふれる災害\n降った雨が河川に集まり、水位が上がって起きる",
      "hint": "こうずい　flood\n数字　流域雨量指数で危険度を測る\nここが問われる　洪水の特別警報は存在しない。大雨特別警報の中で洪水も対象になる"
    },
    {
      "front": "可視画像",
      "back": "太陽光の反射で見る画像\n厚い雲ほど白く写り、雲の厚みがわかる",
      "hint": "かしがぞう　visible image\n数字　夜間は使えない\nここが問われる　赤外画像で白くて可視で薄ければ上層の薄い雲。2枚を組で読むのが基本"
    },
    {
      "front": "気象要素",
      "back": "気象を表す量\n気温・気圧・風・湿度・降水量など観測される量の総称",
      "hint": "きしょうようそ　meteorological element\n数字　地上観測の基本要素は気温・気圧・風・湿度\nここが問われる　要素ごとに測る高さや平均時間が決まっている。ばらばらに覚えない"
    },
    {
      "front": "水蒸気画像",
      "back": "水蒸気で見る画像\n中上層の水蒸気が出す赤外線を捉える",
      "hint": "すいじょうきがぞう　water vapor image\n数字　雲が無くても水蒸気の分布がわかる\nここが問われる　暗い領域は上中層が乾いた沈降域。トラフや渦の位置を追うのに使う"
    },
    {
      "front": "解析雨量",
      "back": "レーダーと雨量計の合成\nレーダーの面的な分布を雨量計の値で補正した降水量",
      "hint": "かいせきうりょう　analyzed precipitation\n数字　1km格子で作成される\nここが問われる　どちらか一方の欠点を互いに補う。面的で、かつ量も合うのが利点"
    },
    {
      "front": "アメダス",
      "back": "地域気象観測システム\n降水量などを自動で観測して集める全国の観測網",
      "hint": "アメダス　AMeDAS\n数字　降水量は約1,300か所、約17km間隔\nここが問われる　全地点で全要素を測っているわけではない。降水量だけの地点が多い"
    },
    {
      "front": "ウィンドプロファイラ",
      "back": "上空の風を測る装置\n電波を上向きに出し、大気の乱れからの散乱で風を測る",
      "hint": "ウィンドプロファイラ　wind profiler\n数字　全国約30か所で連続観測\nここが問われる　ゾンデと違い連続して測れる。時間変化を追えるのが強み"
    },
    {
      "front": "平均風速",
      "back": "一定時間の平均の風速\n地上観測では10分間の平均値を用いる",
      "hint": "へいきんふうそく　mean wind speed\n数字　10分間平均\nここが問われる　「最大風速」は平均風速の最大値。瞬間の最大とは別の量"
    },
    {
      "front": "湿度",
      "back": "空気の湿り具合\n通常は相対湿度を指す",
      "hint": "しつど　humidity\n数字　単位は%\nここが問われる　湿度が同じでも気温が違えば水蒸気量は違う。量を問われたら露点や混合比で答える"
    },
    {
      "front": "最大風速",
      "back": "平均風速の最大値\n観測期間中に現れた10分間平均風速の最大",
      "hint": "さいだいふうそく　maximum wind speed\n数字　10分間平均の最大値\nここが問われる　最大瞬間風速はこの1.5倍程度になることが多い。混同しない"
    },
    {
      "front": "等圧線",
      "back": "同じ気圧を結んだ線\n地上天気図で気圧の分布を示す線",
      "hint": "とうあつせん　isobar\n数字　地上天気図では4hPaごと\nここが問われる　間隔が狭いほど風が強い。20hPaごとに太線を引く決まりも押さえる"
    },
    {
      "front": "温帯低気圧",
      "back": "前線を伴う低気圧\n南北の温度差をエネルギー源として中緯度で発達する",
      "hint": "おんたいていきあつ　extratropical cyclone\n数字　傾圧不安定によって発達する\nここが問われる　中心が周囲より冷たい寒気核構造。暖気核の台風とは仕組みが逆"
    },
    {
      "front": "進行方向",
      "back": "移動していく向き\n低気圧や台風が進む方向",
      "hint": "しんこうほうこう　direction of movement\n数字　上空の風に流されて進む\nここが問われる　中緯度では偏西風に流されて東寄りに進む。台風は太平洋高気圧の縁を回る"
    },
    {
      "front": "予報円",
      "back": "台風の中心が入る円\n予報時刻に中心が入ると見込まれる範囲",
      "hint": "よほうえん　forecast circle\n数字　70%の確率で中心が入る\nここが問われる　確率は70%。円が大きいほど進路の不確かさが大きいことを示す"
    },
    {
      "front": "降水強度",
      "back": "単位時間あたりの降水量\nレーダーのエコー強度から推定する",
      "hint": "こうすいきょうど　precipitation intensity\n数字　単位はmm/h\nここが問われる　エコー強度から降水強度への換算には仮定が入る。雪では特に誤差が出やすい"
    },
    {
      "front": "降水粒子",
      "back": "降ってくる水や氷の粒\n雨滴・雪片・あられ・ひょうの総称",
      "hint": "こうすいりゅうし　precipitation particle\n数字　レーダーはこの粒子を捉えている\nここが問われる　雲粒は小さすぎて落ちない。落下できる大きさになったものが降水粒子"
    },
    {
      "front": "対流雲",
      "back": "上昇流でできる雲\n鉛直に発達し、狭い範囲に強い雨を降らせる",
      "hint": "たいりゅううん　convective cloud\n数字　積雲・積乱雲が代表\nここが問われる　層状雲と対で覚える。降り方が「強く短く狭い」のが対流雲の特徴"
    },
    {
      "front": "霧",
      "back": "地面に接した雲\n水滴が浮かんで視程が悪くなる現象",
      "hint": "きり　fog\n数字　視程1km未満が霧、それ以上は靄\nここが問われる　雲との違いは地面に接しているかどうかだけ。物としては同じもの"
    },
    {
      "front": "下降流",
      "back": "下向きの空気の流れ\n下がると断熱圧縮で暖まり、雲は消える",
      "hint": "かこうりゅう　downdraft\n数字　高気圧内では広い範囲で弱い下降流\nここが問われる　高気圧で晴れるのはこの下降流のため。雲を消す向きに働く"
    },
    {
      "front": "積雲",
      "back": "わた雲\n日中の加熱による上昇流でできる、輪郭のはっきりした雲",
      "hint": "せきうん　cumulus\n数字　雲底高度は数百m〜2km程度\nここが問われる　発達すると雄大積雲、さらに発達して氷晶ができると積乱雲になる"
    },
    {
      "front": "十種雲形",
      "back": "雲の10種類の分類\n高さと形で国際的に10種類に分けたもの",
      "hint": "じっしゅうんけい　ten cloud genera\n数字　上層・中層・下層と対流雲に整理される\nここが問われる　上層は巻がつく、中層は高がつく。名前の頭で高さがわかる"
    },
    {
      "front": "竜巻",
      "back": "激しい渦巻き\n積乱雲から地上へ伸びる細く強い渦",
      "hint": "たつまき　tornado\n数字　直径は数十〜数百m\nここが問われる　被害の跡から強さを推定する。日本版改良藤田スケールで階級を付ける"
    },
    {
      "front": "適中率",
      "back": "予報が当たった割合\n全体のうち予報と実況が一致した割合",
      "hint": "てきちゅうりつ　hit rate\n数字　分割表から計算する\nここが問われる　めったに起きない現象では「常に無し」と言うだけで高くなる。単独では使えない"
    },
    {
      "front": "予報精度",
      "back": "予報の当たり具合\n予報がどれだけ実況に近いかを表す",
      "hint": "よほうせいど　forecast accuracy\n数字　複数の指標を組み合わせて評価する\nここが問われる　1つの指標では測れない。目的に応じて指標を選ぶのが前提"
    },
    {
      "front": "渦",
      "back": "回転する流れ\n空気が回転している状態のことをいう",
      "hint": "うず　vortex\n数字　渦度で回転の強さを表す\nここが問われる　反時計回りが正の渦度になる"
    },
    {
      "front": "移流",
      "back": "風が運ぶこと\n風によって温度や渦度などが運ばれる現象",
      "hint": "いりゅう　advection\n数字　風速と等値線を横切る角度で決まる\nここが問われる　「運ばれてくる」向きを見る。風上側にある値がその地点にやってくる"
    },
    {
      "front": "ジェット気流",
      "back": "上空の強い西風\n圏界面付近を蛇行しながら吹く帯状の強風",
      "hint": "ジェットきりゅう　jet stream\n数字　風速はしばしば100ノットを超える\nここが問われる　南北の温度差が大きいほど強い。冬に強く、夏は弱くなる"
    },
    {
      "front": "収束",
      "back": "風が集まること\n水平方向に空気が集まり、上昇流が生じる",
      "hint": "しゅうそく　convergence\n数字　下層の収束は上昇流をつくる\nここが問われる　下層で収束、上層で発散がそろうと低気圧は発達する。上下のセットで考える"
    },
    {
      "front": "気圧傾度力",
      "back": "気圧差が生む力\n高圧側から低圧側へ向かって働く力",
      "hint": "きあつけいどりょく　pressure gradient force\n数字　等圧線の間隔が狭いほど大きい\nここが問われる　風を吹かせる元の力。他の力はすべてこの力とのつり合いで語られる"
    },
    {
      "front": "摩擦力",
      "back": "地表から受ける抵抗\n風を弱め、風向を低圧側へ振らせる",
      "hint": "まさつりょく　friction\n数字　境界層内で効き、自由大気では小さい\nここが問われる　摩擦があるから地上風は等圧線を横切る。だから低気圧に空気が吹き込む"
    },
    {
      "front": "温度風",
      "back": "上下の地衡風の差\n2つの高度の地衡風の差で、層の平均温度分布で決まる",
      "hint": "おんどふう　thermal wind\n数字　層厚の水平勾配から決まる\nここが問われる　北半球では寒気を左に見て吹く。南北の温度差が上空の西風を強める"
    },
    {
      "front": "鉛直シアー",
      "back": "高さによる風の変化\n高度が変わると風向や風速が変わること",
      "hint": "えんちょくシアー　vertical wind shear\n数字　温度風はこのシアーそのもの\nここが問われる　シアーが大きいと積乱雲が傾き、上昇域と下降域が分離して長寿命になる"
    },
    {
      "front": "暖気移流",
      "back": "暖かい空気が流れ込む\n風が暖域側から寒域側へ等温線を横切る状態",
      "hint": "だんきいりゅう　warm advection\n数字　上昇流を伴いやすい\nここが問われる　高度が上がるにつれ風向が時計回りに変わっていれば暖気移流"
    },
    {
      "front": "融解",
      "back": "氷が水になること\n氷に熱が加わり液体の水に変わる現象",
      "hint": "ゆうかい　melting\n数字　融解熱を吸収する\nここが問われる　周囲から熱を奪うので気温が上がりにくくなる"
    },
    {
      "front": "飽和水蒸気圧",
      "back": "飽和時の水蒸気圧\n温度だけで決まり、温度が高いほど急に大きくなる",
      "hint": "ほうわすいじょうきあつ　saturation vapor pressure\n数字　気温が高いほど指数関数的に増える\nここが問われる　水面に対する値と氷面に対する値が違う。過冷却水滴と氷晶が共存する層で効く"
    },
    {
      "front": "気温減率",
      "back": "高度あたりの気温低下\n実際の大気の気温が高度とともに下がる割合",
      "hint": "きおんげんりつ　lapse rate\n数字　標準大気で平均6.5℃/km\nここが問われる　実際の減率と断熱減率の大小関係だけで安定・不安定が決まる。比較が全て"
    },
    {
      "front": "等圧面",
      "back": "気圧が等しい面\n同じ気圧の点を結んでできる面をいう",
      "hint": "とうあつめん　isobaric surface\n数字　500hPa面などで表す\nここが問われる　高層天気図はこの面の高度を描いている"
    },
    {
      "front": "水蒸気量",
      "back": "空気に含まれる水蒸気の量\n混合比や比湿などで表される水蒸気の多さ",
      "hint": "すいじょうきりょう　water vapor content\n数字　気温が高いほど多く含める\nここが問われる　同じ相対湿度でも気温が違えば絶対量は大きく違う"
    },
    {
      "front": "逆転層",
      "back": "上ほど気温が高い層\n鉛直方向の運動を抑え、下に大気汚染物質や霧をためる",
      "hint": "ぎゃくてんそう　inversion layer\n数字　接地・沈降・前線性などの型がある\nここが問われる　逆転層があると対流が上へ抜けられない。ふたのように働くと考える"
    },
    {
      "front": "成層状態",
      "back": "大気の安定度の状態\n気温減率と断熱減率の関係で安定・不安定が決まる",
      "hint": "せいそうじょうたい　stratification\n数字　絶対安定・条件付不安定・絶対不安定の3区分\nここが問われる　「不安定＝雨が降る」ではない。持ち上げるきっかけがなければ対流は始まらない"
    },
    {
      "front": "大気境界層",
      "back": "地表の影響を受ける層\n摩擦と地表の加熱冷却が直接届く最下層",
      "hint": "たいききょうかいそう　atmospheric boundary layer\n数字　日中で1〜2km、夜間は数百mまで縮む\nここが問われる　日中は混合して一様、夜間は薄く安定になる。日変化が大きいのが特徴"
    },
    {
      "front": "南半球",
      "back": "赤道より南の半球\nコリオリ力が左向きに働き、低気圧は時計回りになる",
      "hint": "みなみはんきゅう　Southern Hemisphere\n数字　低気圧は時計回り\nここが問われる　北半球の知識をそのまま当てはめない。回転の向きが逆になる"
    },
    {
      "front": "梅雨前線",
      "back": "初夏の停滞前線\nオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間の停滞前線",
      "hint": "ばいうぜんせん　Baiu front\n数字　6月から7月にかけて停滞\nここが問われる　北側の寒気は湿っている。乾いた寒気との境界とは性質が違う"
    },
    {
      "front": "鉛直断面図",
      "back": "縦に切った断面の図\nある線に沿って大気を垂直に切った図",
      "hint": "えんちょくだんめんず　vertical cross section\n数字　縦軸は気圧または高度\nここが問われる　縦横の縮尺が極端に違う。図の傾きをそのまま実際の傾きと思わない"
    },
    {
      "front": "極大値",
      "back": "まわりより大きい値\nその周辺で最も大きくなっている値",
      "hint": "きょくだいち　maximum value\n数字　等値線が閉じた中心\nここが問われる　閉じた等値線の中心を探す。渦度の極大はトラフの位置と対応する"
    },
    {
      "front": "長波放射",
      "back": "地球からの放射\n地表や大気が出す、波長の長い赤外の放射",
      "hint": "ちょうはほうしゃ　longwave radiation\n数字　波長はおおむね4μmより長い\nここが問われる　温室効果ガスがよく吸収する。だから熱が宇宙へ逃げにくくなる"
    },
    {
      "front": "アルベド",
      "back": "反射する割合\n入ってきた放射のうち、反射される割合",
      "hint": "アルベド　albedo\n数字　地球全体で約30%\nここが問われる　雪や雲は大きく、海面は小さい。地表の状態が気候を左右する経路"
    },
    {
      "front": "格子間隔",
      "back": "計算点の間の距離\nモデルが大気を区切る細かさ",
      "hint": "こうしかんかく　grid spacing\n数字　格子の5倍程度の現象までしか表現できない\nここが問われる　格子間隔と同じ大きさの現象は表現できない。数倍の大きさが必要"
    },
    {
      "front": "全球モデル",
      "back": "地球全体を計算するモデル\n世界全体を対象に、数日から2週間先まで予想する",
      "hint": "ぜんきゅうモデル　global spectral model\n数字　格子間隔は約20km\nここが問われる　範囲が広いぶん格子は粗い。細かい現象はパラメタリゼーションで扱う"
    },
    {
      "front": "アンサンブル予報",
      "back": "複数の予報をまとめる手法\n初期値などをわずかに変えた予報を多数計算する",
      "hint": "アンサンブルよほう　ensemble forecast\n数字　メンバーのばらつきで信頼度を測る\nここが問われる　ばらつきが小さければ信頼度が高い。予報の確からしさを数値で示せる"
    },
    {
      "front": "格子点",
      "back": "計算を行う点\nモデルが大気を格子に区切ったときの各点",
      "hint": "こうしてん　grid point\n数字　格子点上の値として結果が出る\nここが問われる　格子点の間の値は補間で求める。点と点の間の現象は表現されない"
    },
    {
      "front": "紫外線",
      "back": "可視光より短い波長の光\nオゾン層で吸収される波長の短い放射",
      "hint": "しがいせん　ultraviolet\n数字　オゾン層が大部分を吸収する\nここが問われる　地表に届く量はオゾン層の状態で変わる"
    },
    {
      "front": "二酸化炭素",
      "back": "代表的な温室効果ガス\n赤外線を吸収して地表を暖める働きを持つ気体",
      "hint": "にさんかたんそ　carbon dioxide\n数字　産業革命前の約1.5倍に増えた\nここが問われる　濃度が高くても大気中の割合そのものは小さい"
    },
    {
      "front": "発表基準",
      "back": "警報などを出す基準\n警報や注意報を発表する数値の基準",
      "hint": "はっぴょうきじゅん　issuance criteria\n数字　市町村ごとに定められている\nここが問われる　地域ごとに違う。同じ雨量でも警報が出る所と出ない所がある"
    },
    {
      "front": "都道府県知事",
      "back": "都道府県の長\n水防や河川管理に関する権限を持つ",
      "hint": "とどうふけんちじ　prefectural governor\n数字　指定河川洪水予報を共同発表\nここが問われる　河川の管理者として気象庁と共同発表する立場。避難指示は市町村長"
    },
    {
      "front": "災害対策基本法",
      "back": "防災の基本の法律\n国・都道府県・市町村の防災の役割を定めた法律",
      "hint": "さいがいたいさくきほんほう　Basic Act on Disaster Mgmt\n数字　地域防災計画の根拠法\nここが問われる　避難指示の根拠はこの法律。気象業務法とは別の法律である点に注意"
    },
    {
      "front": "事業所",
      "back": "業務を行う場所\n予報業務の許可では事業所ごとに要件を満たす必要がある",
      "hint": "じぎょうしょ　business office\n数字　事業所ごとに気象予報士が必要\nここが問われる　会社単位ではなく事業所単位。24時間予報するなら人数も要る"
    },
    {
      "front": "高潮",
      "back": "海面が異常に上がる現象\n気圧の低下による吸い上げと、風による吹き寄せで起きる",
      "hint": "たかしお　storm surge\n数字　吸い上げは1hPaで約1cm\nここが問われる　高潮特別警報だけは警戒レベル4相当。他の特別警報が5相当なのと違う"
    },
    {
      "front": "土砂災害",
      "back": "土砂による災害\n土石流・がけ崩れ・地すべりをまとめた呼び方",
      "hint": "どしゃさいがい　sediment disaster\n数字　土壌雨量指数で危険度を測る\nここが問われる　雨がやんだ後に発生することがある"
    },
    {
      "front": "大雨警報",
      "back": "大雨による災害の警報\n浸水害と土砂災害の2種類に分けて発表する",
      "hint": "おおあめけいほう　heavy rain warning\n数字　表面雨量指数・土壌雨量指数で判断\nここが問われる　雨量そのものではなく指数で基準が決まる"
    },
    {
      "front": "土壌雨量指数",
      "back": "土砂災害の危険度の指数\n土の中にたまった雨水の量を計算で表す",
      "hint": "どじょううりょうしすう　soil water index\n数字　土砂災害警戒情報の基準に使う\nここが問われる　降った雨量ではなく、たまり具合。雨がやんでも危険が続く理由になる"
    },
    {
      "front": "洪水警報",
      "back": "河川の氾濫の警報\n河川が増水し重大な災害のおそれがあるときに出す",
      "hint": "こうずいけいほう　flood warning\n数字　流域雨量指数で判断する\nここが問われる　上流に降った雨が下流で効いてくる"
    },
    {
      "front": "ドップラーレーダー",
      "back": "風も測れるレーダー\n粒子の動きによる周波数の変化で風を測る",
      "hint": "ドップラーレーダー　Doppler radar\n数字　測れるのはレーダーに近づく・遠ざかる成分\nここが問われる　測れるのは視線方向の成分だけ。直交方向に吹く風は捉えられない"
    },
    {
      "front": "地上気象観測",
      "back": "地上での基本の観測\n気温・気圧・風・降水などを地上で測る観測",
      "hint": "ちじょうきしょうかんそく　surface observation\n数字　定時に決まった方法で行う\nここが問われる　測る高さと方法が国際的に決められている"
    },
    {
      "front": "地上観測",
      "back": "地表付近での観測\n気圧・気温・湿度・風・降水量などを決まった方法で測る",
      "hint": "ちじょうかんそく　surface observation\n数字　気温は1.5m、風は10mの高さ\nここが問われる　測る高さが要素ごとに決まっている。高さを変えると値が変わる"
    },
    {
      "front": "視程",
      "back": "見通せる距離\n目標物が識別できる最大の水平距離",
      "hint": "してい　visibility\n数字　1km未満が霧、10km以上で良好とされる\nここが問われる　霧と靄の境目は視程1km。数字で機械的に区別されている"
    },
    {
      "front": "低気圧の発達",
      "back": "中心気圧が下がること\n上層の正渦度移流や暖気移流で発達する",
      "hint": "ていきあつのはったつ　cyclogenesis\n数字　24時間で24hPa以上下がると爆弾低気圧\nここが問われる　地上だけ見ても分からない。上層の場を必ず見る"
    },
    {
      "front": "停滞前線",
      "back": "ほとんど動かない前線\n寒気と暖気の勢力がつり合って停滞する前線",
      "hint": "ていたいぜんせん　stationary front\n数字　梅雨前線・秋雨前線が代表\nここが問われる　動かないので同じ場所で雨が続く。大雨災害につながりやすい"
    },
    {
      "front": "気圧の谷",
      "back": "低圧部が入り込んだ所\n等圧線や等高度線が低圧側へ垂れ下がった部分",
      "hint": "きあつのたに　trough\n数字　トラフと同じものを指す\nここが問われる　谷の前面は上昇流、後面は下降流。前後で天気が正反対になる"
    },
    {
      "front": "シアーライン",
      "back": "風向が急変する線\n風向や風速が大きく変わる境目の線",
      "hint": "シアーライン　shear line\n数字　水平シアーが大きい線\nここが問われる　温度差を伴わない点が前線と違う。風の変化だけで引く線"
    },
    {
      "front": "閉塞前線",
      "back": "寒冷前線が追いついた前線\n寒冷前線が温暖前線に追いつき暖気を持ち上げる",
      "hint": "へいそくぜんせん　occluded front\n数字　低気圧が最盛期を迎えた印\nここが問われる　閉塞したら発達の峠を越えたと読む。以後は衰弱に向かう"
    },
    {
      "front": "上層雲",
      "back": "高い高度にできる雲\n巻雲・巻積雲・巻層雲の3種をまとめた呼び方",
      "hint": "じょうそううん　high cloud\n数字　5〜13kmにできる。氷晶からなる\nここが問われる　氷の粒でできているので白く薄く見える"
    },
    {
      "front": "下層雲",
      "back": "低い高度にできる雲\n層積雲・層雲・積雲・積乱雲をまとめた呼び方",
      "hint": "かそううん　low cloud\n数字　地表付近から2kmにできる\nここが問われる　積雲と積乱雲は上まで伸びるが下層雲に分類される"
    },
    {
      "front": "雲頂高度",
      "back": "雲の上面の高さ\n赤外画像の雲頂温度と気温分布から推定する",
      "hint": "うんちょうこうど　cloud top height\n数字　積乱雲では10kmを超える\nここが問われる　雲頂が高いほど雲頂温度が低く、赤外画像で白く写る。3つは連動する"
    },
    {
      "front": "雲量",
      "back": "空を覆う雲の割合\n全天を10として、雲が占める割合で表す",
      "hint": "うんりょう　cloud amount\n数字　0〜1が快晴、2〜8が晴れ、9〜10が曇り\nここが問われる　雲量9でも「曇り」。晴れの範囲が広いので日常の感覚とずれる"
    },
    {
      "front": "エーロゾル",
      "back": "大気中の微粒子\n海塩・土壌・排出ガス由来の細かい粒",
      "hint": "エーロゾル　aerosol\n数字　凝結核や氷晶核として働く\nここが問われる　雲をつくる種であると同時に、日射を散乱して気候にも影響する"
    },
    {
      "front": "雲粒",
      "back": "雲をつくる小さな水滴\n落下速度が小さく、上昇流に支えられて浮いている",
      "hint": "くもつぶ　cloud droplet\n数字　半径10μm程度\nここが問われる　雨滴になるには半径で約100倍。体積では約100万倍に成長する必要がある"
    },
    {
      "front": "雨粒",
      "back": "落ちてくる水の粒\n雲粒が成長し、上昇流に支えきれなくなって落ちる",
      "hint": "あまつぶ　raindrop\n数字　半径1mm程度\nここが問われる　大きくなりすぎると空気抵抗で分裂する。無限には大きくならない"
    },
    {
      "front": "過冷却水滴",
      "back": "0℃以下の水滴\n氷点下でも凍らずに液体のままでいる水滴",
      "hint": "かれいきゃくすいてき　supercooled droplet\n数字　0℃から−40℃の範囲で存在しうる\nここが問われる　氷晶と共存すると氷晶だけが急に成長する。冷たい雨の出発点"
    },
    {
      "front": "雲頂",
      "back": "雲の上面\n雲のいちばん高いところ",
      "hint": "うんちょう　cloud top\n数字　赤外画像で温度として捉えられる\nここが問われる　圏界面に達すると横に広がる。かなとこ形になったら発達の頂点"
    },
    {
      "front": "あられ",
      "back": "白く不透明な氷の粒\n氷晶に過冷却水滴が凍りつきながら成長した粒",
      "hint": "あられ　graupel\n数字　直径5mm未満\nここが問われる　5mm未満があられ、5mm以上がひょう。境目は直径5mmと決まっている"
    },
    {
      "front": "ダウンバースト",
      "back": "下降流が地面で広がる突風\n積乱雲の強い下降気流が地面で四方へ広がる",
      "hint": "ダウンバースト　downburst\n数字　水平規模4km未満がマイクロバースト\nここが問われる　竜巻と違い風は放射状に外向き。倒れた物の向きで区別できる"
    },
    {
      "front": "寒気の吹き出し",
      "back": "寒気が流れ出すこと\n大陸の寒気が海上へ流れ出す現象",
      "hint": "かんきのふきだし　cold air outbreak\n数字　冬型の気圧配置で起きる\nここが問われる　暖かい海の上を渡ると激しく変質する。筋状の雲はその結果"
    },
    {
      "front": "降水確率",
      "back": "雨が降る見込みの割合\n対象時間内に一定量以上の降水がある確率",
      "hint": "こうすいかくりつ　probability of precipitation\n数字　1mm以上の降水。10%刻みで発表\nここが問われる　雨量や降る時間の長さを表す数字ではない。「降るかどうか」だけの確率"
    },
    {
      "front": "降水短時間予報",
      "back": "数時間先までの降水予報\nレーダーと数値予報を合わせ1km格子で予想する",
      "hint": "こうすいたんじかんよほう　short-range precip. forecast\n数字　1km格子で発表される\nここが問われる　短い先は実況補外が、先へ行くほど数値予報の比重が大きくなる"
    },
    {
      "front": "スレットスコア",
      "back": "まれな現象向けの精度指標\n予報も実況も無かった場合を除いて計算する指標",
      "hint": "スレットスコア　threat score\n数字　1に近いほど良い\nここが問われる　「起きなかった」を数えないのが要点。降水など頻度の低い現象の評価に使う"
    },
    {
      "front": "空振り率",
      "back": "出したが外れた割合\n予報したが実際には起こらなかった割合",
      "hint": "からぶりりつ　false alarm rate\n数字　FAR。分母は予報した回数\nここが問われる　分母が予報した回数である点を取り違えない"
    },
    {
      "front": "カルマンフィルタ",
      "back": "逐次的に係数を更新する手法\n新しい観測が入るたびに補正の係数を作り直す",
      "hint": "カルマンフィルタ　Kalman filter\n数字　ガイダンスで広く使われる\nここが問われる　季節やモデル更新に自動で追随できる。だから長く使い続けられる"
    },
    {
      "front": "予報用語",
      "back": "予報で使う決まった言葉\n誤解が生じないよう意味と使い方を定めた言葉",
      "hint": "よほうようご　forecast terminology\n数字　時間区分や強さの表現が決まっている\nここが問われる　「昼過ぎ」「夕方」などは時刻が定義されている。日常語で解釈しない"
    },
    {
      "front": "寒気移流",
      "back": "冷たい空気が流れ込む\n風が寒域側から暖域側へ等温線を横切る状態",
      "hint": "かんきいりゅう　cold advection\n数字　下降流を伴いやすい\nここが問われる　高度が上がるにつれ風向が反時計回りに変わっていれば寒気移流"
    },
    {
      "front": "傾度風",
      "back": "遠心力も含む風\n気圧傾度力・コリオリ力・遠心力がつり合った曲線上の風",
      "hint": "けいどふう　gradient wind\n数字　低気圧性では地衡風より弱い\nここが問われる　低気圧のまわりでは地衡風より弱く、高気圧のまわりでは強くなる"
    },
    {
      "front": "亜熱帯ジェット気流",
      "back": "低緯度側のジェット\n亜熱帯高圧帯の北縁、圏界面付近を吹く強風",
      "hint": "あねったいジェットきりゅう　subtropical jet\n数字　およそ北緯30度付近\nここが問われる　季節による南北移動が小さい。梅雨期の位置は日本の天候を左右する"
    },
    {
      "front": "傾圧不安定",
      "back": "温帯低気圧を生む不安定\n南北の温度差から波がエネルギーを取り出す",
      "hint": "けいあつふあんてい　baroclinic instability\n数字　温帯低気圧の発生機構そのもの\nここが問われる　熱帯の対流不安定とは別物。中緯度の低気圧はこちらで説明する"
    },
    {
      "front": "中間圏",
      "back": "成層圏の上の層\nオゾンによる加熱がなくなり、上ほど気温が下がる",
      "hint": "ちゅうかんけん　mesosphere\n数字　高さ約50kmから約80km\nここが問われる　大気全体で最も低温になるのは中間圏界面（約80km）。成層圏界面ではない"
    },
    {
      "front": "潜熱",
      "back": "状態変化に伴う熱\n蒸発では吸収し、凝結では放出する",
      "hint": "せんねつ　latent heat\n数字　蒸発の潜熱は0℃で約2.5×10⁶J/kg\nここが問われる　温度計に現れない熱。台風や積乱雲のエネルギー源はこの潜熱の放出"
    },
    {
      "front": "自由大気",
      "back": "境界層より上の大気\n地表の摩擦がほとんど効かず、風は地衡風に近い",
      "hint": "じゆうたいき　free atmosphere\n数字　おおむね高度1〜2kmより上\nここが問われる　摩擦が無いので風は等圧線とほぼ平行。地上風が等圧線を横切るのと対比する"
    },
    {
      "front": "乾燥断熱減率",
      "back": "未飽和の空気の冷え方\n飽和していない空気塊が上昇するときの気温低下率",
      "hint": "かんそうだんねつげんりつ　dry adiabatic lapse rate\n数字　約9.8℃/km（約1℃/100m）\nここが問われる　約10℃/kmと覚えると計算が速い。湿潤断熱減率の約2倍という関係で押さえる"
    },
    {
      "front": "持ち上げ凝結高度",
      "back": "雲ができ始める高さ\n空気塊を持ち上げて飽和に達する高度",
      "hint": "もちあげぎょうけつこうど　lifting condensation level\n数字　気温と露点の差が大きいほど高い\nここが問われる　ここから上は湿潤断熱減率に切り替わる。雲底の高さの目安になる"
    },
    {
      "front": "等飽和混合比線",
      "back": "飽和混合比が等しい線\nエマグラム上で水蒸気量を読むための線",
      "hint": "とうほうわこんごうひせん　saturation mixing ratio line\n数字　露点から水蒸気量が読める\nここが問われる　状態曲線と組み合わせて湿数を読む"
    },
    {
      "front": "エルニーニョ現象",
      "back": "太平洋赤道域の海面水温が高い\n太平洋赤道域の東部で海面水温が平年より高い",
      "hint": "エルニーニョげんしょう　El Nino\n数字　数年に一度、1年程度続く\nここが問われる　日本では冷夏・暖冬になりやすい。ただし必ずそうなるわけではない"
    },
    {
      "front": "太平洋高気圧",
      "back": "夏に日本を覆う高気圧\n亜熱帯高圧帯の一部で夏に日本へ張り出す",
      "hint": "たいへいようこうきあつ　Pacific high\n数字　夏に日本を覆う\nここが問われる　張り出しの強さが梅雨明けと台風の進路を決める。夏の主役"
    },
    {
      "front": "ハドレー循環",
      "back": "熱帯の南北循環\n赤道で上昇し、亜熱帯で下降する大規模な循環",
      "hint": "ハドレーじゅんかん　Hadley circulation\n数字　赤道から緯度30度付近まで\nここが問われる　下降域が亜熱帯高圧帯。世界の砂漠がこの緯度帯に並ぶ理由"
    },
    {
      "front": "偏西風",
      "back": "中緯度の西風\n中緯度の上空を年間を通じて西から東へ吹く風",
      "hint": "へんせいふう　westerlies\n数字　中緯度で卓越する\nここが問われる　日本の天気が西から変わるのはこの風のため。低気圧も西から来る"
    },
    {
      "front": "等相当温位線",
      "back": "相当温位の等値線\n850hPaで暖湿気の分布を見るための線",
      "hint": "とうそうとうおんいせん　equivalent pot. temp. contour\n数字　850hPaで3Kごとが基本\nここが問われる　線が混む所が前線帯。高相当温位の舌状の張り出しが湿舌"
    },
    {
      "front": "バルジ",
      "back": "雲域の盛り上がり\n低気圧の東側で雲域が北へ膨らんだ形",
      "hint": "バルジ　bulge\n数字　低気圧の発達時に明瞭になる\nここが問われる　バルジが明瞭になったら発達中の合図。衛星画像から発達段階を読む"
    },
    {
      "front": "温室効果",
      "back": "大気が熱を閉じ込める働き\n大気が地表からの長波放射を吸収し、再び地表へ戻す働き",
      "hint": "おんしつこうか　greenhouse effect\n数字　地表の平均気温を約33℃押し上げる\nここが問われる　無ければ地表は氷点下になる。もともと生命に不可欠な仕組み"
    },
    {
      "front": "予報時間",
      "back": "初期時刻からの経過時間\n何時間先までを計算するか",
      "hint": "よほうじかん　forecast time\n数字　モデルごとに上限が決まっている\nここが問われる　「FT=24」なら初期時刻の24時間後。実技ではこの読み方が必須"
    },
    {
      "front": "客観解析",
      "back": "格子点値を作る計算\n観測値と第一推定値を組み合わせて初期値を作る",
      "hint": "きゃっかんかいせき　objective analysis\n数字　人の判断を入れずに機械的に行う\nここが問われる　観測をそのまま使うのではない。モデルの推定値と重みをつけて合成する"
    },
    {
      "front": "パラメタリゼーション",
      "back": "小さな現象の効果の近似\n格子より小さい現象の平均的な効果を式で表す",
      "hint": "パラメタリゼーション　parameterization\n数字　積雲対流・雲・境界層などが対象\nここが問われる　直接は計算できない現象を「効果だけ」取り入れる。誤差の主な発生源"
    },
    {
      "front": "系統誤差",
      "back": "いつも同じ向きに出る誤差\nモデルの癖として毎回同じ方向にずれる誤差",
      "hint": "けいとうごさ　systematic error\n数字　統計的に補正できる\nここが問われる　補正できるのはこちらだけ。ランダム誤差は統計では消せない"
    },
    {
      "front": "メンバー",
      "back": "アンサンブルの1本の予報\n少しずつ違う初期値から計算した個々の予報",
      "hint": "めんばー　ensemble member\n数字　数十本を走らせる\nここが問われる　1本だけを見て判断しない。全体の広がりと集まり方を見る"
    },
    {
      "front": "局地モデル",
      "back": "最も細かいモデル\nごく短い時間先の、狭い範囲の現象を詳しく計算する",
      "hint": "きょくちモデル　local forecast model\n数字　格子間隔は2km\nここが問われる　格子が最も細かいが予報時間は最も短い。直前の判断に使う"
    },
    {
      "front": "予報区",
      "back": "予報を出す区域\n予報や警報を発表する単位となる地域",
      "hint": "よほうく　forecast area\n数字　全国・地方・府県などの区分がある\nここが問われる　許可を受ける際は対象の区域を定める。区域外の予報は発表できない"
    },
    {
      "front": "市町村長",
      "back": "市町村の長\n住民に最も近い立場で避難情報を出す",
      "hint": "しちょうそんちょう　municipal mayor\n数字　避難指示を発令する\nここが問われる　避難情報を出すのは市町村長。気象庁は判断材料を提供する側"
    },
    {
      "front": "気象台",
      "back": "地方の気象官署\n各地で観測と予報・警報の発表を行う",
      "hint": "きしょうだい　local meteorological office\n数字　管区気象台と地方気象台がある\nここが問われる　府県天気予報や警報は各地の気象台が発表する。気象庁本庁ではない"
    },
    {
      "front": "検定",
      "back": "測器の性能を確かめる制度\n証明や届出に使う気象測器は検定に合格したものを用いる",
      "hint": "けんてい　verification of instruments\n数字　気象測器検定という\nここが問われる　すべての測器に要るわけではない。証明や届出に使う場合に必要"
    },
    {
      "front": "大雪",
      "back": "災害を起こすほどの雪\n大雪警報や注意報の対象となる降雪",
      "hint": "おおゆき　heavy snow\n数字　24時間降雪量で基準が決まる\nここが問われる　積雪量ではなく降雪量で基準が定められる"
    },
    {
      "front": "暴風",
      "back": "災害を起こすほどの風\n暴風警報の対象となる強い風のことをいう",
      "hint": "ぼうふう　storm\n数字　陸上20m/s、海上25m/sが目安\nここが問われる　強風注意報の基準を上回る風を指す"
    },
    {
      "front": "浸水",
      "back": "水があふれて浸かること\n排水が追いつかず建物や道路が水に浸かる現象",
      "hint": "しんすい　inundation\n数字　表面雨量指数で危険度を測る\nここが問われる　河川の氾濫によらない内水氾濫も含む"
    },
    {
      "front": "流域雨量指数",
      "back": "洪水の危険度の指数\n上流に降った雨が河川に集まる量を計算で表す",
      "hint": "りゅういきうりょうしすう　runoff index\n数字　洪水警報の基準に使う\nここが問われる　上流の雨が効く。自分の場所で降っていなくても危険度は上がる"
    },
    {
      "front": "輝度温度",
      "back": "放射から求めた温度\n衛星が受け取った赤外線の強さを温度に直した値",
      "hint": "きどおんど　brightness temperature\n数字　赤外画像の階調はこの温度\nここが問われる　雲頂の温度を表す。気温の鉛直分布と照らせば雲頂高度が推定できる"
    },
    {
      "front": "ラジオゾンデ",
      "back": "気球で飛ばす観測器\n気圧・気温・湿度を測りながら上昇し、無線で送る",
      "hint": "ラジオゾンデ　radiosonde\n数字　1日2回、00と12世界標準時に実施\nここが問われる　風は測器の位置の動きから求める。高度が上がるほど誤差が大きくなる"
    },
    {
      "front": "気圧変化",
      "back": "気圧の時間変化\n3時間の変化量と変化の傾向を記号で表す",
      "hint": "きあつへんか　pressure change\n数字　地上天気図には3時間変化を記す\nここが問われる　気圧が下がり続けている場所は低気圧が近づいている。実況の読みに使う"
    },
    {
      "front": "高層気象観測",
      "back": "上空の大気の観測\nラジオゾンデで気温・湿度・風の鉛直分布を測る",
      "hint": "こうそうきしょうかんそく　upper-air observation\n数字　1日2回、00と12世界標準時\nここが問われる　高層天気図の時刻がUTCなのはこの観測時刻に合わせているため"
    },
    {
      "front": "温度場",
      "back": "気温の水平分布\n等温線で表した気温の分布のことをいう",
      "hint": "おんどば　temperature field\n数字　850hPaの等温線でよく見る\nここが問われる　気圧場と重ねて見ることで移流が読める"
    },
    {
      "front": "台風の強さ",
      "back": "最大風速による区分\n強い・非常に強い・猛烈なの3段階で表す",
      "hint": "たいふうのつよさ　typhoon intensity\n数字　最大風速33m/s以上で「強い」\nここが問われる　大きさの区分（大型・超大型）とは別の指標である"
    },
    {
      "front": "暴風域",
      "back": "非常に強い風の範囲\n台風の周辺で暴風が吹く、または吹く恐れがある範囲",
      "hint": "ぼうふういき　storm area\n数字　風速25m/s以上の範囲\nここが問われる　25m/s以上が暴風域、15m/s以上が強風域。2つの数字を対で覚える"
    },
    {
      "front": "前線面",
      "back": "前線の立体的な面\n寒気と暖気の境界が上空へ伸びた斜めの面",
      "hint": "ぜんせんめん　frontal surface\n数字　地表との交線が天気図の前線\nここが問われる　天気図の前線は面と地面の交線。雲域は面に沿って上空へ広がる"
    },
    {
      "front": "最大瞬間風速",
      "back": "瞬間の風速の最大値\n3秒平均の風速のうち最大のもの",
      "hint": "さいだいしゅんかんふうそく　maximum instantaneous wind\n数字　最大風速の1.5倍程度になることが多い\nここが問われる　被害はこの瞬間値で決まることが多い。平均風速だけで判断しない"
    },
    {
      "front": "強風域",
      "back": "強い風の範囲\n台風の周辺で強い風が吹いている範囲",
      "hint": "きょうふういき　gale area\n数字　風速15m/s以上の範囲\nここが問われる　暴風域より広い。強風域に入っただけで交通機関に影響が出る"
    },
    {
      "front": "熱帯低気圧",
      "back": "熱帯で発生する低気圧\n前線を伴わず、水蒸気の潜熱をエネルギー源とする",
      "hint": "ねったいていきあつ　tropical cyclone\n数字　中心が周囲より暖かい暖気核\nここが問われる　前線が無いのが温帯低気圧との決定的な違い。等圧線もほぼ同心円"
    },
    {
      "front": "低気圧性循環",
      "back": "低気圧の回転\n北半球では反時計回りの流れ",
      "hint": "ていきあつせいじゅんかん　cyclonic circulation\n数字　正の渦度に対応する\nここが問われる　南半球では時計回り。半球で向きが逆になる点は設問になりやすい"
    },
    {
      "front": "切離低気圧",
      "back": "偏西風から切り離された低気圧\nトラフが深まって本流から分離してできる上層の低気圧",
      "hint": "せつりていきあつ　cut-off low\n数字　中心が周囲より冷たい寒気核\nここが問われる　動きが遅く、同じ場所に長く居座る。天気がぐずつく原因になる"
    },
    {
      "front": "しゅう雨",
      "back": "降ったりやんだりする雨\n対流雲から降る短時間で強さの変わる雨",
      "hint": "しゅうう　shower\n数字　積雲や積乱雲から降る\nここが問われる　急に強く降り、急にやむのが特徴である"
    },
    {
      "front": "中層雲",
      "back": "中くらいの高度の雲\n高積雲・高層雲・乱層雲の3種をまとめた呼び方",
      "hint": "ちゅうそううん　middle cloud\n数字　2〜7kmにできる\nここが問われる　乱層雲は下層まで垂れ下がることがある"
    },
    {
      "front": "雲底高度",
      "back": "雲の下面の高さ\n持ち上げ凝結高度とほぼ一致する",
      "hint": "うんていこうど　cloud base height\n数字　気温と露点の差が大きいほど高い\nここが問われる　地上の気温と露点から概算できる。差1℃あたり約125mが目安"
    },
    {
      "front": "過飽和",
      "back": "飽和を超えた状態\n相対湿度が100%を超えているのに凝結していない状態",
      "hint": "かほうわ　supersaturation\n数字　実際の大気では数%以下にとどまる\nここが問われる　凝結核があるおかげで大きな過飽和にならない。核が無いと数百%が要る"
    },
    {
      "front": "ひょう",
      "back": "大きな氷の塊\n積乱雲の中を何度も上下しながら成長した氷",
      "hint": "ひょう　hail\n数字　直径5mm以上\nここが問われる　強い上昇流がないと落ちてしまう。ひょうは発達した積乱雲の証拠になる"
    },
    {
      "front": "雨滴",
      "back": "雨の粒\n雲粒が成長し落下できる大きさになったもの",
      "hint": "うてき　raindrop\n数字　半径0.1mm以上を目安とする\nここが問われる　大きい雨滴ほど落下時に平たくつぶれる。二重偏波レーダーはこれを見ている"
    },
    {
      "front": "層雲",
      "back": "低く広がる灰色の雲\n地面に近い高さに一様に広がる雲",
      "hint": "そううん　stratus\n数字　十種雲形の下層雲\nここが問われる　地面に接すれば霧になる。霧雨を降らせることはあるが強い雨は降らせない"
    },
    {
      "front": "氷晶",
      "back": "氷の結晶\n雲の中で水蒸気から直接成長する六角形の結晶",
      "hint": "ひょうしょう　ice crystal\n数字　−15℃付近で最も成長しやすい\nここが問われる　氷面の飽和水蒸気圧が水面より低いことが、氷晶だけ成長する理由"
    },
    {
      "front": "海陸風",
      "back": "海と陸の間で交代する風\n海と陸の暖まりやすさの差で生じる、日変化する風",
      "hint": "かいりくふう　land and sea breeze\n数字　日中は海風、夜間は陸風\nここが問われる　朝夕に風が止む凪の時間がある。切り替わりの時間帯が問われる"
    },
    {
      "front": "雷雨",
      "back": "雷を伴う雨\n積乱雲によってもたらされる、雷を伴った激しい雨",
      "hint": "らいう　thunderstorm\n数字　積乱雲が原因\nここが問われる　発生の仕組みで熱雷・界雷などに分けられる。原因別の分類を押さえる"
    },
    {
      "front": "集中豪雨",
      "back": "狭い範囲の激しい大雨\n限られた地域に短時間で大量の雨が降る現象",
      "hint": "しゅうちゅうごうう　localized torrential rain\n数字　数時間で数百mmに達することもある\nここが問われる　同じ場所で積乱雲が次々発生する仕組みが背景にある。単発の雲ではない"
    },
    {
      "front": "ブライアスコア",
      "back": "確率予報の評価指標\n確率と実際の起こり方のずれを二乗して平均する",
      "hint": "ブライアスコア　Brier score\n数字　0に近いほど良い\nここが問われる　0が完全的中。値が小さいほど良いので、大きいほど良い指標と逆"
    },
    {
      "front": "二乗平均平方根誤差",
      "back": "誤差の大きさの代表値\n誤差を二乗して平均し、平方根をとった値",
      "hint": "にじょうへいきんへいほうこんごさ　RMSE\n数字　0に近いほど良い\nここが問われる　正負が打ち消し合わない。大きな外れを重く評価するのが平均誤差との違い"
    },
    {
      "front": "見逃し率",
      "back": "出さずに起きた割合\n予報しなかったのに実際には起きた割合",
      "hint": "みのがしりつ　miss rate\n数字　分母は実際に起きた回数\nここが問われる　空振りを恐れると見逃しが増える関係にある"
    },
    {
      "front": "確率予報",
      "back": "確率で表す予報\n現象が起こる可能性を数値で示す予報",
      "hint": "かくりつよほう　probabilistic forecast\n数字　降水確率が代表例\nここが問われる　不確かさを正直に伝える方法。当たり外れではなく統計で評価する"
    },
    {
      "front": "ナウキャスト",
      "back": "直前の短時間予報\n実況の動きをそのまま延長して数十分先を予想する",
      "hint": "ナウキャスト　nowcast\n数字　5分ごとに1時間先まで\nここが問われる　物理計算ではなく実況の外挿が主。発達や衰弱の予測は苦手"
    },
    {
      "front": "分割表",
      "back": "予報と実況の対応表\nあり・なしの組み合わせを4つのますで数える表",
      "hint": "ぶんかつひょう　contingency table\n数字　2×2の4つのます\nここが問われる　適中・空振り・見逃し・無しの4つ。すべてのスコアはここから作る"
    },
    {
      "front": "遠心力",
      "back": "回転で外向きに働く力\n曲がった経路を進む空気に働く見かけの力",
      "hint": "えんしんりょく　centrifugal force\n数字　曲率が大きいほど、速いほど大きい\nここが問われる　半径が小さい竜巻や台風の中心付近で大きく効く。総観規模では小さい"
    },
    {
      "front": "発散",
      "back": "風が広がること\n水平方向に空気が出ていき、下降流が生じる",
      "hint": "はっさん　divergence\n数字　上層の発散は下層の上昇流を促す\nここが問われる　上層の発散が下層の収束を上回ると地上の気圧が下がる。低気圧の発達条件"
    },
    {
      "front": "成層圏界面",
      "back": "成層圏と中間圏の境\nオゾンによる加熱で気温が極大になる高さ",
      "hint": "せいそうけんかいめん　stratopause\n数字　高さ約50km\nここが問われる　気温の極大は成層圏界面、極小は中間圏界面。上下を取り違えない"
    },
    {
      "front": "気圧傾度",
      "back": "距離あたりの気圧差\n等圧線の混み具合。これが風を起こす",
      "hint": "きあつけいど　pressure gradient\n数字　等圧線が混むほど大きく、風が強い\nここが問われる　天気図では等圧線の間隔で読む。間隔が狭い＝風が強い、と直結させる"
    },
    {
      "front": "湿潤断熱減率",
      "back": "飽和した空気の冷え方\n凝結の潜熱が出るぶん、乾燥断熱より冷え方が緩い",
      "hint": "しつじゅんだんねつげんりつ　moist adiabatic lapse rate\n数字　下層で約5℃/km。上層ほど乾燥断熱に近づく\nここが問われる　一定値ではない。気温が低いほど水蒸気が少なく、乾燥断熱減率に近づいていく"
    },
    {
      "front": "高度場",
      "back": "等圧面高度の分布\n等高度線で表した高度の水平分布をいう",
      "hint": "こうどば　height field\n数字　上層天気図の基本になる\nここが問われる　地上の気圧場に相当するものが上層では高度場になる"
    },
    {
      "front": "凍結",
      "back": "水が氷になること\n水から熱が奪われて固体の氷に変わる現象",
      "hint": "とうけつ　freezing\n数字　凝固熱を放出する\nここが問われる　熱を出すので周囲の温度低下を和らげる"
    },
    {
      "front": "昇華",
      "back": "固体と気体が直接変わる\n氷が水蒸気になる、水蒸気が氷になる両方を指す",
      "hint": "しょうか　sublimation\n数字　氷晶の成長は水蒸気からの昇華による\nここが問われる　日本語の「昇華」は両方向を指す。英語では区別することがある"
    },
    {
      "front": "自由対流高度",
      "back": "自力で上がり始める高さ\nここより上では空気塊が周囲より暖かく、勝手に上昇する",
      "hint": "じゆうたいりゅうこうど　level of free convection\n数字　この高度から上がCAPEの領域\nここが問われる　ここまで持ち上げる力が要る。届かなければ不安定でも積乱雲は発生しない"
    },
    {
      "front": "水蒸気圧",
      "back": "水蒸気の分圧\n大気の全圧のうち水蒸気が受け持つ分",
      "hint": "すいじょうきあつ　vapor pressure\n数字　単位はhPa\nここが問われる　水蒸気の絶対量を表す。相対湿度と違い、気温が変わっても値は動かない"
    },
    {
      "front": "絶対不安定",
      "back": "常に不安定な状態\n実際の気温減率が乾燥断熱減率より大きい状態",
      "hint": "ぜったいふあんてい　absolute instability\n数字　気温減率＞約9.8℃/km\nここが問われる　地表付近の強い日射時など、ごく薄い層でしか長続きしない"
    },
    {
      "front": "顕熱",
      "back": "温度に現れる熱\n地表から大気へ、温度差によって直接伝わる熱",
      "hint": "けんねつ　sensible heat\n数字　潜熱と対にして熱収支を考える\nここが問われる　乾いた地面では顕熱が、湿った地面では潜熱が大きくなる。配分が地表面で決まる"
    },
    {
      "front": "対流不安定",
      "back": "層ごと持ち上げると不安定\n相当温位が高度とともに減る層を層ごと持ち上げる",
      "hint": "たいりゅうふあんてい　convective instability\n数字　相当温位が高度とともに減少する層\nここが問われる　下が湿って上が乾いた層で起きる。持ち上げる前は安定に見える点が要注意"
    },
    {
      "front": "ショワルターの安定指数",
      "back": "大気の安定度を表す指数\n850hPaから持ち上げた空気と500hPaの気温差",
      "hint": "しょわるたーのあんていしすう　Showalter index\n数字　負の値ほど不安定\nここが問われる　マイナス3以下で激しい対流のおそれがある"
    },
    {
      "front": "平年値",
      "back": "気候の基準となる値\n過去30年間の平均値で、10年ごとに更新する",
      "hint": "へいねんち　normal\n数字　30年平均。10年ごとに更新\nここが問われる　更新されると「平年並み」の中身が変わる。同じ気温でも評価が動く"
    },
    {
      "front": "オホーツク海高気圧",
      "back": "初夏の冷たい高気圧\nオホーツク海付近に現れる、冷たく湿った高気圧",
      "hint": "オホーツクかいこうきあつ　Okhotsk high\n数字　梅雨期に現れる\nここが問われる　日本の北東にある。梅雨前線の北側で、冷たく湿った空気を送り込む"
    },
    {
      "front": "モンスーン",
      "back": "季節で向きが変わる風\n海と陸の暖まり方の差で、季節ごとに風向が反転する",
      "hint": "モンスーン　monsoon\n数字　夏は海から、冬は陸から\nここが問われる　海陸風の季節版。規模が大きく、日本の四季をつくる基本の仕組み"
    },
    {
      "front": "地球温暖化",
      "back": "地球全体の気温上昇\n温室効果ガスの増加によって世界平均気温が上がること",
      "hint": "ちきゅうおんだんか　global warming\n数字　産業革命前からの上昇量で議論する\nここが問われる　平均が上がるだけでなく、極端な現象の頻度も変わるのが問題"
    },
    {
      "front": "成層圏突然昇温",
      "back": "成層圏の急な気温上昇\n冬の極域成層圏で、数日のうちに気温が大きく上がる現象",
      "hint": "せいそうけんとつぜんしょうおん　sudden stratospheric warming\n数字　冬季の極域で起きる\nここが問われる　極渦が乱れて起きる。対流圏の天候にも影響が及ぶことがある"
    },
    {
      "front": "高層天気図",
      "back": "上空の天気図\n850・700・500hPaなど等圧面の状態を描く",
      "hint": "こうそうてんきず　upper-air chart\n数字　時刻は世界標準時\nここが問われる　面ごとに見る量が決まっている。850は温度、700は湿数と鉛直流、500は渦度"
    },
    {
      "front": "風向風速",
      "back": "風の向きと速さ\n矢羽や数値で表される風の情報",
      "hint": "ふうこうふうそく　wind direction and speed\n数字　風向は16方位、風速はノットまたはm/s\nここが問われる　高層天気図はノット、地上の予報はm/s。単位の使い分けに注意"
    },
    {
      "front": "湿潤域",
      "back": "湿っている範囲\n湿数が小さく、雲や降水が生じやすい領域",
      "hint": "しつじゅんいき　moist area\n数字　700hPaで湿数3℃以下が目安\nここが問われる　湿潤域と上昇流域が重なる所が雨域。片方だけでは判断しない"
    },
    {
      "front": "短波放射",
      "back": "太陽からの放射\n波長の短い放射で、可視光を中心とする",
      "hint": "たんぱほうしゃ　shortwave radiation\n数字　波長はおおむね4μmより短い\nここが問われる　大気はこれをあまり吸収しない。だから地表まで届いて地面を暖める"
    },
    {
      "front": "日射量",
      "back": "届いた太陽放射の量\n地表が受け取る太陽からの放射の量",
      "hint": "にっしゃりょう　insolation\n数字　単位はW/㎡\nここが問われる　日照時間は「あったかどうか」、日射量は「どれだけか」。別の量"
    },
    {
      "front": "放射冷却",
      "back": "放射で冷えること\n地表が長波放射を出して熱を失い、気温が下がる",
      "hint": "ほうしゃれいきゃく　radiative cooling\n数字　晴れて風の弱い夜に強い\nここが問われる　雲があると弱まる。雲が長波放射を地表へ返すため"
    },
    {
      "front": "予報期間",
      "back": "モデルが予測する先の長さ\n初期時刻から何時間先まで計算するかの長さ",
      "hint": "よほうきかん　forecast period\n数字　全球は11日、メソは78時間\nここが問われる　長いほど誤差が大きくなる"
    },
    {
      "front": "アンサンブル平均",
      "back": "全メンバーの平均\n複数の予報を平均して代表値とする",
      "hint": "あんさんぶるへいきん　ensemble mean\n数字　誤差が打ち消し合い精度が上がる\nここが問われる　平均すると極端な値がならされる。強い現象は弱く見える点に注意"
    },
    {
      "front": "解析値",
      "back": "客観解析で得た値\n観測と第一推定値から作った、その時刻の最良の推定",
      "hint": "かいせきち　analysis\n数字　初期値として使われる\nここが問われる　観測値そのものではない。モデルと観測の折衷であることを押さえる"
    },
    {
      "front": "メタン",
      "back": "強い温室効果を持つ気体\n二酸化炭素より少量でも効果が大きい気体",
      "hint": "めたん　methane\n数字　温暖化係数は二酸化炭素の約25倍\nここが問われる　量は少ないが1分子あたりの効果は大きい"
    },
    {
      "front": "地球放射",
      "back": "地球が出す放射\n地表と大気が出す長い波長の放射のことをいう",
      "hint": "ちきゅうほうしゃ　terrestrial radiation\n数字　赤外線が中心\nここが問われる　太陽放射より波長が長いので長波放射と呼ぶ"
    },
    {
      "front": "赤外線",
      "back": "可視光より長い波長の光\n地球放射の中心となる波長の長い放射",
      "hint": "せきがいせん　infrared\n数字　温室効果ガスが吸収する\nここが問われる　目に見えないが熱として感じられる"
    },
    {
      "front": "放射平衡",
      "back": "入る放射と出る放射の釣合\n受け取る太陽放射と出す地球放射が等しい状態",
      "hint": "ほうしゃへいこう　radiative equilibrium\n数字　この状態で温度が一定になる\nここが問われる　温室効果がなければ地表は約マイナス18℃になる"
    },
    {
      "front": "国土交通大臣",
      "back": "国土交通省の長\n気象庁を所管し、河川管理者としての立場も持つ",
      "hint": "こくどこうつうだいじん　Minister of MLIT\n数字　指定河川洪水予報を共同発表\nここが問われる　予報業務の許可は長官の権限。大臣と長官の役割を混同しない"
    },
    {
      "front": "地域防災計画",
      "back": "地域ごとの防災の計画\n都道府県や市町村が作る、防災の具体的な計画",
      "hint": "ちいきぼうさいけいかく　regional disaster plan\n数字　災害対策基本法に基づく\nここが問われる　警報の伝達経路もここに定められる。計画があって初めて情報が届く"
    },
    {
      "front": "罰則",
      "back": "違反への処罰\n無許可の予報業務などに科される罰",
      "hint": "ばっそく　penalty\n数字　懲役または罰金が定められている\nここが問われる　無許可で予報を発表すると罰則の対象。個人の趣味の範囲との線引きが問われる"
    },
    {
      "front": "特別警報",
      "back": "最大級の警戒を促す発表\n数十年に一度の、これまでに経験のない規模のときに出す",
      "hint": "とくべつけいほう　emergency warning\n数字　大雨・暴風・高潮・波浪・大雪・暴風雪\nここが問われる　洪水と雷の特別警報は無い。種類を正確に覚えておく"
    },
    {
      "front": "落雷",
      "back": "雷が地上に落ちること\n積乱雲と地面の間で起こる放電現象",
      "hint": "らくらい　lightning strike\n数字　積乱雲の発達が前提になる\nここが問われる　晴れていても近くに積乱雲があれば起こりうる"
    },
    {
      "front": "土砂災害警戒情報",
      "back": "土砂災害の危険を知らせる\n気象庁と都道府県が共同で発表する",
      "hint": "どしゃさいがいけいかいじょうほう　landslide warning\n数字　警戒レベル4相当\nここが問われる　共同発表である点が問われる。気象庁だけが出すのではない"
    },
    {
      "front": "浸水害",
      "back": "水につかる被害\n排水が追いつかず、市街地などが水につかる災害",
      "hint": "しんすいがい　inundation\n数字　表面雨量指数で危険度を測る\nここが問われる　河川があふれる洪水とは別。下水や側溝の能力を超えて起きる"
    },
    {
      "front": "気象情報",
      "back": "警報を補う説明の発表\n警報や注意報に先立ち、また補うために出す情報",
      "hint": "きしょうじょうほう　weather information\n数字　警報の前後を通じて発表する\nここが問われる　警報の前に「早めの注意」を促す役割。単なるお知らせではない"
    },
    {
      "front": "うねり",
      "back": "遠くから伝わる波\n風がやんだ後も残り、遠方から伝わってくる波",
      "hint": "うねり　swell\n数字　周期が長く規則的\nここが問われる　晴れていても危険。台風が遠くにあっても海岸に届く"
    },
    {
      "front": "自動観測",
      "back": "機械で自動的に行う観測\n人手を介さず測器が自動で測定する方式",
      "hint": "じどうかんそく　automatic observation\n数字　アメダスが代表\nここが問われる　雲や視程など目視でしか分からない要素は残る"
    },
    {
      "front": "日照時間",
      "back": "日射が一定以上あった時間\n直達日射が基準を超えた時間を積算する",
      "hint": "にっしょうじかん　sunshine duration\n数字　単位は時間\nここが問われる　曇っていても薄雲なら日照が記録されることがある。雲量と一対一ではない"
    },
    {
      "front": "仰角",
      "back": "見上げる角度\nレーダーがアンテナを上に向ける角度をいう",
      "hint": "ぎょうかく　elevation angle\n数字　複数の仰角で走査する\nここが問われる　遠方ほど同じ仰角でも高い所を見ることになる"
    },
    {
      "front": "静止気象衛星",
      "back": "地球と同じ速さで回る衛星\n赤道上空を地球の自転と同じ周期で回る",
      "hint": "せいしきしょうえいせい　geostationary satellite\n数字　高度 約35,800km\nここが問われる　同じ場所を連続で見られる代わりに、高緯度は斜めから見るので歪む"
    },
    {
      "front": "気圧配置",
      "back": "高低気圧の並び方\n季節ごとに決まった型がある",
      "hint": "きあつはいち　pressure pattern\n数字　西高東低・南高北低などの型\nここが問われる　型を覚えると天気の予想が速い。冬型・夏型・梅雨型の3つが基本"
    },
    {
      "front": "併合",
      "back": "粒どうしがくっつくこと\n落下速度の違う粒が衝突して大きくなる",
      "hint": "へいごう　coalescence\n数字　暖かい雨の主な成長過程\nここが問われる　大きい粒ほど速く落ちるので小さい粒に追いつく。速度差が成長を生む"
    },
    {
      "front": "雲核",
      "back": "凝結の芯になる粒\n水蒸気が凝結するときの足場になる微粒子",
      "hint": "うんかく　cloud condensation nuclei\n数字　海塩や硫酸塩などのエーロゾル\nここが問われる　核が多いと雲粒が小さく数多くなる。雨になりにくく、白く明るい雲になる"
    },
    {
      "front": "雲列",
      "back": "線状に並んだ雲\n風の流れに沿って雲が帯状に並んだもの",
      "hint": "うんれつ　cloud line\n数字　筋状の雲や収束線上の雲列\nここが問われる　並びの向きが下層の風向を示す。衛星画像から風を読む手がかりになる"
    },
    {
      "front": "融解層",
      "back": "雪が溶ける高さの層\n落下する雪が0℃付近で溶けて雨に変わる層",
      "hint": "ゆうかいそう　melting layer\n数字　0℃の高度付近\nここが問われる　レーダーではここが強く光る。ブライトバンドは融解層の見え方"
    },
    {
      "front": "巻雲",
      "back": "すじ雲\n氷晶でできた白い繊維状の上層雲",
      "hint": "けんうん　cirrus\n数字　高度5〜13kmの上層雲\nここが問われる　氷晶だけでできているので薄く白い。低気圧の前面に先行して現れる"
    },
    {
      "front": "ブライトバンド",
      "back": "レーダーの明るい帯\n融解層で反射が強くなり、帯状に強く見える現象",
      "hint": "ブライトバンド　bright band\n数字　0℃高度付近に現れる\nここが問われる　実際より強い雨に見える。0℃の等温面であって等温位面ではない"
    },
    {
      "front": "ガストフロント",
      "back": "冷気の先端\n積乱雲からの冷たい下降流が広がる、その先端の境界",
      "hint": "ガストフロント　gust front\n数字　通過時に風向が急変する\nここが問われる　通過すると気温が下がり風向が変わる。小さな寒冷前線のように振る舞う"
    },
    {
      "front": "海風",
      "back": "海から陸へ吹く風\n日中に陸が暖まり、海から冷たい空気が入る",
      "hint": "うみかぜ　sea breeze\n数字　日中に吹く\nここが問われる　海風前線をつくり、内陸で積乱雲を発生させることがある"
    },
    {
      "front": "暖湿気流",
      "back": "暖かく湿った空気の流れ\n多量の水蒸気を運び込む下層の流れ",
      "hint": "だんしつきりゅう　warm moist air\n数字　850hPaの相当温位で見る\nここが問われる　大雨の必要条件。どこから入っているかを相当温位の分布で追う"
    },
    {
      "front": "スーパーセル",
      "back": "回転する巨大な積乱雲\n単一の強い上昇流が回転しながら長時間持続する積乱雲",
      "hint": "スーパーセル　supercell\n数字　寿命は数時間に及ぶ\nここが問われる　鉛直シアーが強いと上昇流と下降流が分離し、長寿命になる"
    },
    {
      "front": "説明変数",
      "back": "予測に使う入力の量\nガイダンスで予測の材料に使う数値予報の量",
      "hint": "せつめいへんすう　predictor\n数字　複数を組み合わせて使う\nここが問われる　何を入力にするかで精度が決まる。物理的な関係のある量を選ぶ"
    },
    {
      "front": "目的変数",
      "back": "予測したい量\nガイダンスが出力する、地点の気温や降水量など",
      "hint": "もくてきへんすう　predictand\n数字　説明変数から統計的に求める\nここが問われる　入力と出力の役割を取り違えない。出したい側が目的変数"
    },
    {
      "front": "ニューラルネットワーク",
      "back": "非線形の統計手法\n入力と出力の複雑な関係を学習して表す仕組み",
      "hint": "ニューラルネットワーク　neural network\n数字　降水や雷のガイダンスに使われる\nここが問われる　直線では表せない関係を扱える代わりに、なぜその値かの説明が難しい"
    },
    {
      "front": "信頼度",
      "back": "予報の確からしさの表示\n週間予報でA・B・Cの3段階で示す指標",
      "hint": "しんらいど　reliability\n数字　Aが最も信頼度が高い\nここが問われる　同じ予報でも日によって信頼度は変わる"
    },
    {
      "front": "寒帯前線ジェット気流",
      "back": "高緯度側のジェット\n寒帯前線帯の上、南北の温度差が大きい所を吹く",
      "hint": "かんたいぜんせんジェットきりゅう　polar front jet\n数字　季節や日ごとに位置が大きく動く\nここが問われる　蛇行が大きく、温帯低気圧の発生と直接結びつく"
    },
    {
      "front": "運動方程式",
      "back": "風の変化を表す式\n働く力の合計が加速度を決めるという関係",
      "hint": "うんどうほうていしき　equation of motion\n数字　気圧傾度力・コリオリ力・摩擦力などが入る\nここが問われる　数値予報の中身はこの式を数値的に解いているだけ、と押さえる"
    },
    {
      "front": "地衡風平衡",
      "back": "気圧傾度力とコリオリ力の釣合い\n2つの力がつり合って風が等圧線に平行になる状態",
      "hint": "ちこうふうへいこう　geostrophic balance\n数字　中緯度の上空でよく成り立つ\nここが問われる　赤道付近ではコリオリ力が小さく成り立たない。適用範囲がある近似"
    },
    {
      "front": "風の場",
      "back": "風の水平分布\n風向と風速の広がり方のことをいう",
      "hint": "かぜのば　wind field\n数字　流線や矢羽根で表す\nここが問われる　収束や発散はこの場から読み取る"
    },
    {
      "front": "気圧の尾根",
      "back": "高圧部が張り出した所\n等高度線が高圧側へ盛り上がった部分",
      "hint": "きあつのおね　ridge\n数字　トラフと交互に並ぶ\nここが問われる　尾根の前面は下降流で晴れやすい。谷の前面と逆の関係になる"
    },
    {
      "front": "相対渦度",
      "back": "地面に対する回転\n地球とともに回る座標系から見た空気の回転",
      "hint": "そうたいうずど　relative vorticity\n数字　北半球では反時計回りが正\nここが問われる　天気図の渦度は普通これ。惑星渦度を足すと絶対渦度になる"
    },
    {
      "front": "傾圧",
      "back": "温度が水平に変わる状態\n等圧面と等温面が交差している状態",
      "hint": "けいあつ　baroclinic\n数字　温度風が吹く条件\nここが問われる　傾圧なら高度で風が変わる。中緯度の大気は基本的に傾圧"
    },
    {
      "front": "寒冷渦",
      "back": "上層の冷たい渦\n偏西風から切り離された寒気を伴う低気圧",
      "hint": "かんれいうず　cold vortex\n数字　動きが遅く長く居座る\nここが問われる　地上天気図に現れないことがあるので上層で見る"
    },
    {
      "front": "状態方程式",
      "back": "気圧と密度と温度の関係\n気体の圧力・密度・温度を結ぶ基本式",
      "hint": "じょうたいほうていしき　equation of state\n数字　p＝ρRT\nここが問われる　同じ気圧なら暖かい空気ほど密度が小さい。浮力の議論はここから出る"
    },
    {
      "front": "条件付不安定",
      "back": "飽和すれば不安定\n未飽和なら安定だが、飽和すると不安定になる状態",
      "hint": "じょうけんつきふあんてい　conditional instability\n数字　湿潤断熱減率＜気温減率＜乾燥断熱減率\nここが問われる　日本の大気で最もよくある状態。積乱雲が出るかは持ち上げの有無で決まる"
    },
    {
      "front": "断熱膨張",
      "back": "膨らんで冷えること\n空気塊が上昇して気圧が下がると膨張し、温度が下がる",
      "hint": "だんねつぼうちょう　adiabatic expansion\n数字　熱の出入りが無くても温度は変わる\nここが問われる　外から冷やされていないのに冷える。仕事をした分だけ内部エネルギーが減る"
    },
    {
      "front": "エマグラム",
      "back": "断熱図の一種\n高層観測の結果を描いて安定度を読み取る図",
      "hint": "エマグラム　emagram\n数字　縦軸は気圧の対数、横軸は気温\nここが問われる　乾燥断熱線・湿潤断熱線・等飽和混合比線の3種の曲線を読み分ける"
    },
    {
      "front": "フロン",
      "back": "オゾン層を壊す物質\nかつて冷媒や噴射剤に使われた人工の化合物",
      "hint": "フロン　CFC\n数字　モントリオール議定書で生産が規制された\nここが問われる　強力な温室効果ガスでもある。オゾン破壊と温暖化の両方に関わる"
    },
    {
      "front": "圏界面",
      "back": "層と層の境目\n気温の変化の向きが切り替わる高さの総称",
      "hint": "けんかいめん　tropopause\n数字　対流圏界面・成層圏界面・中間圏界面がある\nここが問われる　単に「圏界面」と出たら対流圏界面を指すことが多い。文脈で判断する"
    },
    {
      "front": "混合層",
      "back": "よくかき混ぜられた層\n日中の加熱で対流が起き、温位がほぼ一定になった層",
      "hint": "こんごうそう　mixed layer\n数字　温位が高度によらずほぼ一定\nここが問われる　温位が一定＝中立。エマグラムでは乾燥断熱線に沿った直線に見える"
    },
    {
      "front": "オゾンホール",
      "back": "オゾンの薄い領域\n南極上空の成層圏でオゾンが極端に減る現象",
      "hint": "オゾンホール　ozone hole\n数字　南半球の春、9〜10月に最も発達する\nここが問われる　「穴が開く」わけではなく濃度が薄くなる現象。極端に低温な極域成層圏雲が関わる"
    },
    {
      "front": "比湿",
      "back": "湿潤空気に対する水蒸気量\n水蒸気を含んだ空気1kgあたりの水蒸気の質量",
      "hint": "ひしつ　specific humidity\n数字　単位はg/kg。混合比とほぼ同じ値\nここが問われる　分母が乾燥空気か湿潤空気かだけの違い。実用上の差はごく小さい"
    },
    {
      "front": "冬型の気圧配置",
      "back": "西高東低の気圧配置\n西に高気圧、東に低気圧が位置し、北西の季節風が吹く",
      "hint": "ふゆがたのきあつはいち　winter pressure pattern\n数字　等圧線が南北に混む\nここが問われる　日本海側は雪、太平洋側は晴れ。同じ気圧配置で天気が正反対になる"
    },
    {
      "front": "ブロッキング高気圧",
      "back": "偏西風をせき止める高気圧\n偏西風の流れを妨げ、同じ天気を長く続かせる高気圧",
      "hint": "ブロッキングこうきあつ　blocking high\n数字　1週間以上続くことがある\nここが問われる　動きが遅いため、天候が偏り続ける。異常気象の背景になりやすい"
    },
    {
      "front": "気候変動",
      "back": "気候が長期に変わること\n数十年以上の時間規模で気候の状態が変化すること",
      "hint": "きこうへんどう　climate change\n数字　平年値の更新にも現れる\nここが問われる　日々の天気の変動とは時間の規模が違う。統計として初めて見える"
    },
    {
      "front": "温室効果ガス",
      "back": "長波放射を吸収する気体\n水蒸気・二酸化炭素・メタンなど",
      "hint": "おんしつこうかガス　greenhouse gas\n数字　最も寄与が大きいのは水蒸気\nここが問われる　寄与が最大なのは水蒸気。人為的な増加の主役は二酸化炭素"
    },
    {
      "front": "放射平衡温度",
      "back": "入る放射と出る放射が釣り合う温度\n大気が無いと仮定したときの地球の温度",
      "hint": "ほうしゃへいこうおんど　radiative equilib. temperature\n数字　地球では約−18℃\nここが問われる　実際の地表平均は約15℃。差の約33℃が温室効果の大きさ"
    },
    {
      "front": "スプレッド",
      "back": "メンバーのばらつき\n各メンバーの予報がどれだけ散らばっているか",
      "hint": "スプレッド　spread\n数字　小さいほど信頼度が高い\nここが問われる　スプレッドが大きい＝予測が難しい状況。予報の不確かさの指標になる"
    },
    {
      "front": "第一推定値",
      "back": "解析の出発点となる予報値\n前回の予報値を、今回の解析の下敷きとして使うもの",
      "hint": "だいいちすいていち　first guess\n数字　観測の無い所はこの値が残る\nここが問われる　観測が無い海上や上空はこの値が効く。モデルの癖が持ち込まれる経路"
    },
    {
      "front": "4次元変分法",
      "back": "時間も含めた同化手法\n時間の幅を持たせて観測を取り込む同化の方法",
      "hint": "よじげんへんぶんほう　4D-Var\n数字　略称4D-Var\nここが問われる　観測の時刻のずれを扱えるのが利点である"
    },
    {
      "front": "数値予報プロダクト",
      "back": "数値予報の出力物\n予想図やガイダンスなど数値予報から作る資料",
      "hint": "すうちよほうぷろだくと　NWP product\n数字　予想図・ガイダンス・各種指数\nここが問われる　生の計算結果と加工物の区別を意識する。ガイダンスは加工物"
    },
    {
      "front": "可視光線",
      "back": "目に見える波長の光\n太陽放射のエネルギーが最も大きい波長域",
      "hint": "かしこうせん　visible light\n数字　波長は約0.4〜0.7μm\nここが問われる　大気をよく通るので地表を暖める主役になる"
    },
    {
      "front": "透過",
      "back": "放射が通り抜けること\n大気に吸収されずに通り抜ける現象をいう",
      "hint": "とうか　transmission\n数字　大気の窓では赤外線が通る\nここが問われる　波長によって通りやすさがまったく違う"
    },
    {
      "front": "気象測器",
      "back": "気象を測る器械\n気温計・気圧計・風速計など観測に使う器械",
      "hint": "きしょうそっき　meteorological instrument\n数字　検定に合格したものを使う\nここが問われる　証明や届出に使う場合は検定合格品が必要。自作の器械では足りない"
    },
    {
      "front": "高波",
      "back": "高い波\n強風によって発達した波が海岸に打ち寄せる",
      "hint": "たかなみ　high waves\n数字　波浪警報の対象\nここが問われる　高潮は海面そのものが上がる現象。波が高いのとは別の話"
    },
    {
      "front": "記録的短時間大雨情報",
      "back": "猛烈な短時間の雨の情報\n数年に一度程度の激しい雨を観測したとき出す",
      "hint": "きろくてきたんじかんおおあめじょうほう　record heavy rain information\n数字　数年に一度程度の大雨\nここが問われる　すでに危険な状態という知らせ。予報ではなく実況の情報"
    },
    {
      "front": "越波",
      "back": "波が堤防を越えること\n高い波が防波堤や護岸を越えて陸へ入る現象",
      "hint": "えっぱ　wave overtopping\n数字　高潮と重なると被害が大きい\nここが問われる　潮位が高いときに波が重なると起こりやすい"
    },
    {
      "front": "防災気象情報",
      "back": "防災のための気象の情報\n警報・注意報・各種情報をまとめた呼び方",
      "hint": "ぼうさいきしょうじょうほう　disaster prevention info\n数字　警戒レベルと対応づけられる\nここが問われる　情報の種類ごとに取るべき行動が決まっている"
    },
    {
      "front": "表面雨量指数",
      "back": "浸水害の危険度の指数\n地表面にたまる雨水の量を計算で表す",
      "hint": "ひょうめんうりょうしすう　surface water index\n数字　大雨警報（浸水害）の基準\nここが問われる　3つの指数を対で覚える。土壌は土砂、流域は洪水、表面は浸水"
    },
    {
      "front": "暴風警報",
      "back": "暴風による災害の警報\n重大な災害が起こるおそれのある風のときに出す",
      "hint": "ぼうふうけいほう　storm warning\n数字　平均風速で基準が決まる\nここが問われる　瞬間風速ではなく平均風速が基準になる"
    },
    {
      "front": "高潮警報",
      "back": "潮位上昇による災害の警報\n台風などで海面が異常に高くなるときに出す",
      "hint": "たかしおけいほう　storm surge warning\n数字　気圧低下と吹き寄せが原因\nここが問われる　波が高いことではなく海面そのものが上がる現象"
    },
    {
      "front": "風浪",
      "back": "その場の風による波\n吹いている風によって直接つくられる波",
      "hint": "ふうろう　wind wave\n数字　風が強く長く吹くほど発達する\nここが問われる　うねりと違い、風がやめば衰える。波形が不規則なのも特徴"
    },
    {
      "front": "気象衛星ひまわり",
      "back": "日本の静止気象衛星\n東アジアと西太平洋を継続して観測する",
      "hint": "きしょうえいせいひまわり　Himawari\n数字　日本の東経140度付近の赤道上空\nここが問われる　日本付近を常時見張る目。台風の中心決定はこの画像に強く依存する"
    },
    {
      "front": "風車型風向風速計",
      "back": "風向と風速を測る測器\nプロペラが風上を向き、回転数から風速を得る",
      "hint": "ふうしゃがたふうこうふうそくけい　propeller anemometer\n数字　地上10mに設置する\nここが問われる　周りに建物や木があると値が狂う。設置環境が観測の質を決める"
    },
    {
      "front": "ひまわり",
      "back": "日本の気象衛星の名\n静止軌道から可視・赤外・水蒸気の画像を送る",
      "hint": "ひまわり　Himawari\n数字　日本の東経140度付近の赤道上空\nここが問われる　現行機は観測の種類と頻度が大きく増えている。台風時は高頻度観測を行う"
    },
    {
      "front": "気圧計",
      "back": "気圧を測る測器\n現在は電気式のものが使われる",
      "hint": "きあつけい　barometer\n数字　単位はhPa\nここが問われる　測った値はそのまま使わず、必ず海面の高さに更正してから天気図にする"
    },
    {
      "front": "二重偏波レーダー",
      "back": "2方向の電波を使うレーダー\n水平と鉛直の電波を出し、粒子の形や種類を推定する",
      "hint": "にじゅうへんぱレーダー　dual polarization radar\n数字　雨・雪・ひょうの判別ができる\nここが問われる　粒子の扁平さがわかる。大きな雨粒ほど平たくつぶれる性質を使う"
    },
    {
      "front": "高層観測",
      "back": "上空の観測の総称\nゾンデやウィンドプロファイラで上空の状態を知る",
      "hint": "こうそうかんそく　upper air observation\n数字　高層天気図の基になる\nここが問われる　地点数が地上観測より格段に少ない。空白域を数値予報が埋めている"
    },
    {
      "front": "高気圧の中心",
      "back": "気圧が最も高い点\n等圧線が閉じた中で最も気圧が高い場所",
      "hint": "こうきあつのちゅうしん　anticyclone center\n数字　中心付近は下降流で晴れる\nここが問われる　中心付近は風が弱く、周辺で風が強い"
    },
    {
      "front": "暖域",
      "back": "温帯低気圧の暖かい領域\n温暖前線と寒冷前線に挟まれた暖気の領域",
      "hint": "だんいき　warm sector\n数字　南寄りの風が吹く\nここが問われる　閉塞が進むと地上から消える。暖域の広さで低気圧の段階が読める"
    },
    {
      "front": "眼",
      "back": "台風の中心の穴\n下降流により雲が少なく、風も弱い中心部",
      "hint": "め　eye\n数字　直径は数十km程度\nここが問われる　眼がはっきり見えるほど発達している。衛星画像での強度推定に使う"
    },
    {
      "front": "前線帯",
      "back": "温度差の大きい帯\n寒気と暖気が接し、等温線が混み合う帯状の領域",
      "hint": "ぜんせんたい　frontal zone\n数字　等温線が混む帯として現れる\nここが問われる　前線は線だが実際は幅を持つ帯。その上空にジェット気流がある"
    },
    {
      "front": "降水量分布",
      "back": "雨量の広がり方\nどこにどれだけ降ったかの空間的な分布",
      "hint": "こうすいりょうぶんぷ　rainfall distribution\n数字　解析雨量で面的に把握する\nここが問われる　点の観測だけでは面の分布は分からない"
    },
    {
      "front": "終端速度",
      "back": "落下が一定になる速さ\n重力と空気抵抗がつり合ったときの落下速度",
      "hint": "しゅうたんそくど　terminal velocity\n数字　雲粒は約1cm/s、雨滴は数m/s\nここが問われる　粒が大きいほど速い。この速度差があるから併合で成長できる"
    },
    {
      "front": "氷晶核",
      "back": "氷になる芯の粒\n過冷却水滴が凍るときの足場になる微粒子",
      "hint": "ひょうしょうかく　ice nucleus\n数字　雲核よりずっと数が少ない\nここが問われる　数が少ないから、できた少数の氷晶だけが大きく育つ。冷たい雨の鍵"
    },
    {
      "front": "放射霧",
      "back": "放射冷却でできる霧\n夜間に地表が冷えて、接した空気が露点に達してできる",
      "hint": "ほうしゃぎり　radiation fog\n数字　晴れて風の弱い夜に発生\nここが問われる　日が昇ると消える。盆地や谷でたまりやすいのは冷気が滞留するため"
    },
    {
      "front": "筋状の雲",
      "back": "すじ状に並ぶ雲\n寒気が暖かい海上を渡るときにできる、列状の対流雲",
      "hint": "すじじょうのくも　cloud streets\n数字　冬型の気圧配置で現れる\nここが問われる　筋の向きが下層の風向を示す。間隔から気団の変質の程度も読める"
    },
    {
      "front": "マルチセル",
      "back": "複数の細胞からなる積乱雲群\n発達段階の違う積乱雲が集まって全体として持続する",
      "hint": "マルチセル　multicell\n数字　個々の寿命は短いが全体は長い\nここが問われる　古い細胞の冷気外出流が新しい細胞をつくる。だから全体は長続きする"
    },
    {
      "front": "メソサイクロン",
      "back": "積乱雲の中の回転\nスーパーセル内部の直径数kmの回転する上昇流",
      "hint": "メソサイクロン　mesocyclone\n数字　直径は数km\nここが問われる　ドップラーレーダーで検出する。竜巻発生の前段階として監視される"
    },
    {
      "front": "熱雷",
      "back": "日射による雷\n日中の強い加熱で大気が不安定になって発生する雷",
      "hint": "ねつらい　heat thunderstorm\n数字　夏の午後の内陸で多い\nここが問われる　夕方に発達し夜に衰える日変化がある。山沿いから平野へ移動する"
    },
    {
      "front": "風の予想",
      "back": "風向風速の予報\nガイダンスをもとに時間ごとの風を予報する",
      "hint": "かぜのよそう　wind forecast\n数字　海上は別に発表する\nここが問われる　地形の影響が大きく補正が必要になる"
    },
    {
      "front": "週間天気予報",
      "back": "1週間先までの予報\n7日先までの天気・気温・降水確率を毎日発表する",
      "hint": "しゅうかんてんきよほう　weekly forecast\n数字　7日先まで。信頼度を付記する\nここが問われる　信頼度A・B・Cが付く。Cは予報が変わる可能性が高いという意味"
    },
    {
      "front": "実況補外",
      "back": "今の動きを延長する予測\n現在の分布と移動をそのまま先へ引き伸ばす方法",
      "hint": "じっきょうほがい　extrapolation\n数字　数十分先までは有効\nここが問われる　発達や衰弱は表現できない。時間が経つほど誤差が急に大きくなる"
    },
    {
      "front": "一か月予報",
      "back": "1か月先までの予報\n気温や降水量が平年と比べてどうかを確率で示す",
      "hint": "いっかげつよほう　one-month forecast\n数字　平年より高い・並・低いの3階級\nここが問われる　日々の天気ではなく平均的な傾向。特定の日の天気は言えない"
    },
    {
      "front": "連続の式",
      "back": "質量が保存する式\n空気は湧いたり消えたりしないという関係",
      "hint": "れんぞくのしき　continuity equation\n数字　水平の収束は鉛直流を生む\nここが問われる　収束したら上へ逃げるしかない。上昇流が生じる根拠はこの式"
    },
    {
      "front": "下層ジェット",
      "back": "下層の局地的な強風帯\n850hPa付近に現れる帯状の強い風",
      "hint": "かそうじぇっと　low-level jet\n数字　850hPa付近に現れる\nここが問われる　大量の水蒸気を運び込む。大雨の事例で必ず着目される要素"
    },
    {
      "front": "流線",
      "back": "風の向きに沿う線\nある時刻の風向をつないだ線のことをいう",
      "hint": "りゅうせん　streamline\n数字　流跡線とは別のもの\nここが問われる　定常でなければ空気の実際の経路とは一致しない"
    },
    {
      "front": "絶対渦度",
      "back": "地球の回転も含む渦度\n相対渦度に地球自転による渦度を足したもの",
      "hint": "ぜったいうずど　absolute vorticity\n数字　絶対渦度＝相対渦度＋惑星渦度\nここが問われる　順圧の流れでは保存する。渦度方程式の議論の出発点になる"
    },
    {
      "front": "湿球温度",
      "back": "湿らせた温度計の示す温度\n蒸発で熱を奪われるため、気温より低くなる",
      "hint": "しっきゅうおんど　wet-bulb temperature\n数字　飽和していれば気温と一致する\nここが問われる　気温と湿球温度の差から湿度を求める。乾湿計の原理そのもの"
    },
    {
      "front": "気体定数",
      "back": "状態方程式の定数\n気体の種類ごとに決まる比例定数",
      "hint": "きたいていすう　gas constant\n数字　乾燥空気で約287J/(kg·K)\nここが問われる　水蒸気を含むと実効的に変わる。それを気温側で吸収したのが仮温度"
    },
    {
      "front": "熱圏",
      "back": "中間圏の上の層\n太陽からの短波長の放射を吸収して上ほど高温になる",
      "hint": "ねつけん　thermosphere\n数字　高さ約80km以上\nここが問われる　気温は非常に高いが、分子が極端に少ないので熱として感じる量ではない"
    },
    {
      "front": "層厚",
      "back": "2つの気圧面の間の厚さ\nその間の空気の平均気温で決まる",
      "hint": "そうこう　thickness\n数字　平均気温が高いほど厚い\nここが問われる　層厚の分布はその層の平均気温の分布そのもの。暖気を層厚で読む"
    },
    {
      "front": "仮温度",
      "back": "湿った空気を乾燥空気とみなす温度\n湿った空気を同じ密度の乾燥空気に置き換えた温度",
      "hint": "かおんど　virtual temperature\n数字　実際の気温よりわずかに高い\nここが問われる　水蒸気は乾燥空気より軽い。だから湿った空気は同じ気温でも密度が小さい"
    },
    {
      "front": "定圧比熱",
      "back": "気圧一定での比熱\n圧力を変えずに1K上げるのに要する熱量",
      "hint": "ていあつひねつ　specific heat at const. p\n数字　乾燥空気で約1004J/(kg·K)\nここが問われる　乾燥断熱減率も温位の定義も、この値と重力加速度から導かれる"
    },
    {
      "front": "顕熱輸送",
      "back": "温度差で運ばれる熱\n空気が直接暖められて運ばれる熱のことをいう",
      "hint": "けんねつゆそう　sensible heat transport\n数字　温度計に現れる熱\nここが問われる　潜熱と違い温度の変化として観測できる"
    },
    {
      "front": "等圧面高度",
      "back": "等圧面のある高さ\nその気圧になる高度のことをいう",
      "hint": "とうあつめんこうど　isobaric height\n数字　低いほど寒気、高いほど暖気\nここが問われる　高度が低い場所が気圧の谷にあたる"
    },
    {
      "front": "北極振動",
      "back": "北極と中緯度の気圧のシーソー\n北極域と中緯度で気圧が逆向きに変動する現象",
      "hint": "ほっきょくしんどう　Arctic Oscillation\n数字　負のときは寒気が南下しやすい\nここが問われる　負の位相だと日本は寒くなりやすい。冬の寒さの説明によく使われる"
    },
    {
      "front": "亜熱帯高圧帯",
      "back": "緯度30度付近の高気圧帯\nハドレー循環の下降域にできる、帯状の高気圧の領域",
      "hint": "あねったいこうあつたい　subtropical high\n数字　緯度30度付近\nここが問われる　下降流で乾燥する。世界の主要な砂漠がこの帯に集中している"
    },
    {
      "front": "ラニーニャ現象",
      "back": "太平洋赤道域の海面水温が低い\n太平洋赤道域の東部で海面水温が平年より低い",
      "hint": "ラニーニャげんしょう　La Nina\n数字　エルニーニョと逆の状態\nここが問われる　日本では暑夏・寒冬になりやすい傾向。ただし例外も多い"
    },
    {
      "front": "極渦",
      "back": "極を取り巻く大規模な渦\n冬の極域上空にできる、低温で大規模な低気圧性の渦",
      "hint": "きょくうず　polar vortex\n数字　冬季に発達する\nここが問われる　極渦が強いと寒気は極に閉じ込められる。弱まると南下してくる"
    },
    {
      "front": "等風速線",
      "back": "風速の等値線\n同じ風速の点を結んだ線",
      "hint": "とうふうそくせん　isotach\n数字　20ノットごとが基本\nここが問われる　線が混む所が強風域。強風軸はその中心線として引く"
    },
    {
      "front": "熱収支",
      "back": "熱の出入りの釣り合い\n放射・顕熱・潜熱による熱の出入りを合計したもの",
      "hint": "ねつしゅうし　heat budget\n数字　長期平均では釣り合う\nここが問われる　地球全体では釣り合うが、緯度ごとには偏る。その差が大循環を駆動する"
    },
    {
      "front": "黒体放射",
      "back": "理想的な放射\n入る放射をすべて吸収する物体が出す放射",
      "hint": "こくたいほうしゃ　blackbody radiation\n数字　温度の4乗に比例する\nここが問われる　地表や雲は黒体に近い。だから赤外画像から温度が求められる"
    },
    {
      "front": "予報誤差",
      "back": "予報と実況の差\n予報した値が実際とどれだけ違ったか",
      "hint": "よほうごさ　forecast error\n数字　平均誤差や二乗平均平方根誤差で測る\nここが問われる　誤差はゼロにできない。どう小さくするかと、どう伝えるかが実務"
    },
    {
      "front": "品質管理",
      "back": "観測データのふるい分け\n明らかにおかしい観測値を取り除く処理",
      "hint": "ひんしつかんり　quality control\n数字　データ同化の前に行う\nここが問われる　誤った観測を1つ入れるだけで解析全体が歪む。同化前の必須工程"
    },
    {
      "front": "予報モデル",
      "back": "計算で予報を作る仕組み\n大気の方程式を数値的に解くプログラム",
      "hint": "よほうもでる　forecast model\n数字　全球・メソ・局地の3つが主力\nここが問われる　目的によって解像度と予報期間が違う"
    },
    {
      "front": "予報の信頼度",
      "back": "予報がどれだけ確かか\nアンサンブルのばらつきから見積もる確からしさ",
      "hint": "よほうのしんらいど　forecast confidence\n数字　スプレッドが小さいほど高い\nここが問われる　同じ予報でも信頼度は日によって大きく違う"
    },
    {
      "front": "積雲対流パラメタリゼーション",
      "back": "積乱雲の効果の近似\n格子より小さい積雲対流の熱と水の輸送を式で表す",
      "hint": "せきうんたいりゅうパラメタリゼーション　cumulus parameterization\n数字　格子の粗いモデルほど重要\nここが問われる　格子が細かいモデルでは直接計算に切り替える。モデルにより扱いが違う"
    },
    {
      "front": "放射収支",
      "back": "放射の出入りの差引き\n受け取った放射と出した放射の差のことをいう",
      "hint": "ほうしゃしゅうし　radiation budget\n数字　緯度で符号が変わる\nここが問われる　低緯度は黒字、高緯度は赤字。この差が大循環を生む"
    },
    {
      "front": "水防法",
      "back": "水害の防止の法律\n洪水などに備える水防活動の基本を定めた法律",
      "hint": "すいぼうほう　Flood Control Act\n数字　指定河川洪水予報の根拠の一つ\nここが問われる　気象業務法とは別の法律。河川側からの備えを定めている"
    },
    {
      "front": "キキクル",
      "back": "危険度分布の愛称\n土砂・浸水・洪水の危険度を地図で色分けする",
      "hint": "キキクル　Kikikuru\n数字　5段階の色で示す\nここが問われる　自分のいる場所の危険度が地図で分かる。警報より細かい単位で見られる"
    },
    {
      "front": "融雪",
      "back": "雪が溶けること\n気温上昇や降雨で積雪が溶け、出水や災害の原因になる",
      "hint": "ゆうせつ　snowmelt\n数字　融雪注意報の対象\nここが問われる　雨が降ると溶けが加速する。春先の出水やなだれの引き金になる"
    },
    {
      "front": "着雪",
      "back": "雪が付着すること\n電線や樹木に湿った雪が付き、重みで被害を起こす",
      "hint": "ちゃくせつ　wet snow accretion\n数字　0℃前後の湿った雪で起きやすい\nここが問われる　気温が低すぎると起きない。0℃前後という条件が肝心"
    },
    {
      "front": "着氷",
      "back": "氷が付着すること\n過冷却水滴が物体に当たって凍りつく現象",
      "hint": "ちゃくひょう　icing\n数字　過冷却水滴が原因\nここが問われる　航空機の翼への着氷は重大な障害。過冷却水滴の存在が条件"
    },
    {
      "front": "なだれ",
      "back": "雪が斜面を滑り落ちる\n積もった雪が斜面を崩れ落ちる現象",
      "hint": "なだれ　avalanche\n数字　表層なだれと全層なだれがある\nここが問われる　厳冬期は表層、春先は全層が多い。季節で型が変わる"
    },
    {
      "front": "気象警報",
      "back": "重大な災害のおそれの発表\n重大な災害が起こるおそれがあるときに出す",
      "hint": "きしょうけいほう　weather warning\n数字　大雨・洪水・暴風・大雪など7種\nここが問われる　注意報は「災害のおそれ」、警報は「重大な災害のおそれ」。段階が違う"
    },
    {
      "front": "指定河川洪水予報",
      "back": "特定の河川の洪水予報\nあらかじめ指定した河川について水位や流量を予報する",
      "hint": "していかせんこうずいよほう　river flood forecast\n数字　気象庁と河川管理者が共同発表\nここが問われる　共同発表である点が要点。国土交通大臣または都道府県知事と共同で出す"
    },
    {
      "front": "氾濫",
      "back": "川から水があふれること\n堤防を越えたり壊れたりして水があふれる現象",
      "hint": "はんらん　flooding\n数字　外水氾濫と内水氾濫がある\nここが問われる　川からあふれるのが外水、排水不良が内水である"
    },
    {
      "front": "竜巻発生確度ナウキャスト",
      "back": "竜巻の起こりやすさの予測\n竜巻などの激しい突風が発生しやすい地域を示す",
      "hint": "たつまきはっせいかくどナウキャスト　tornado nowcast\n数字　10km格子で1時間先まで\nここが問われる　竜巻そのものを予測するのではない。起こりやすさの分布を示す"
    },
    {
      "front": "雲頂温度",
      "back": "雲の上面の温度\n赤外画像の明るさから求める",
      "hint": "うんちょうおんど　cloud top temperature\n数字　低いほど雲頂が高い\nここが問われる　気温の鉛直分布と照合して雲頂高度に直す。積乱雲では非常に低い値になる"
    },
    {
      "front": "通風筒",
      "back": "温度計を入れる筒\n日射を遮り、強制的に風を通して正しい気温を測る",
      "hint": "つうふうとう　ventilated shelter\n数字　内部の温度計は地上1.5m\nここが問われる　日射が直接当たると実際より高く出る。遮蔽と通風の両方が要る"
    },
    {
      "front": "台風の進路",
      "back": "台風が進む道すじ\n太平洋高気圧の縁を回り偏西風で東へ向かう",
      "hint": "たいふうのしんろ　typhoon track\n数字　転向点を境に速度が増す\nここが問われる　進路の右側は風が強くなる"
    },
    {
      "front": "等圧線の間隔",
      "back": "気圧傾度の目安\n狭いほど気圧傾度が大きく風が強い",
      "hint": "とうあつせんのかんかく　isobar spacing\n数字　4hPaごとに引くのが標準\nここが問われる　間隔だけで風速の大小を判断できる"
    },
    {
      "front": "台風の眼",
      "back": "台風中心の雲のない部分\n強い下降流で雲が消え、風も弱い",
      "hint": "たいふうのめ　eye of typhoon\n数字　直径は数十km程度\nここが問われる　眼が通過する間は一時的に静かになる。その後、逆向きの暴風が戻る"
    },
    {
      "front": "移動性高気圧",
      "back": "東へ動く高気圧\n偏西風に流されて西から東へ通過する高気圧",
      "hint": "いどうせいこうきあつ　migratory anticyclone\n数字　春と秋に多い\nここが問われる　低気圧と交互に通るので天気が周期的に変わる。春秋の特徴"
    },
    {
      "front": "高気圧性循環",
      "back": "高気圧の回転\n北半球では時計回りの流れ",
      "hint": "こうきあつせいじゅんかん　anticyclonic circulation\n数字　負の渦度に対応する\nここが問われる　低気圧性と対で覚える。渦度の符号と回転の向きを結びつけておく"
    },
    {
      "front": "エコー強度",
      "back": "レーダーの反射の強さ\n降水粒子から返ってくる電波の強さをいう",
      "hint": "えこーきょうど　echo intensity\n数字　dBZで表す。強いほど雨が強い\nここが問われる　雨粒の大きさに強く影響されるので雨量とは一致しない"
    },
    {
      "front": "メソ対流系",
      "back": "組織化した対流の集まり\n複数の積乱雲がまとまって長時間続く系",
      "hint": "めそたいりゅうけい　mesoscale convective system\n数字　数十から数百kmの広がり\nここが問われる　個々の雲より寿命が長く災害につながる"
    },
    {
      "front": "併合過程",
      "back": "衝突で成長する仕組み\n落下速度の違う水滴が衝突して大きな滴になる過程",
      "hint": "へいごうかてい　coalescence\n数字　氷を経由しない暖かい雨の過程\nここが問われる　熱帯や夏の下層の雲で主役。日本の雨の多くは氷晶過程が絡む"
    },
    {
      "front": "暖かい雨",
      "back": "氷を経ない雨\nすべて水のまま、併合だけで成長して降る雨",
      "hint": "あたたかいあめ　warm rain\n数字　雲頂温度が0℃より高い雲から降る\nここが問われる　熱帯や夏の背の低い雲で起きる。日本の大雨の多くは冷たい雨"
    },
    {
      "front": "層状雲",
      "back": "水平に広がる雲\n弱い上昇流で広い範囲に一様にできる雲",
      "hint": "そうじょううん　stratiform cloud\n数字　乱層雲・高層雲・層雲など\nここが問われる　降り方は「弱く長く広い」。温暖前線の前方に広がるのが典型"
    },
    {
      "front": "移流霧",
      "back": "暖湿気が冷やされてできる霧\n暖かく湿った空気が冷たい海面や地面の上を流れてできる",
      "hint": "いりゅうぎり　advection fog\n数字　風があっても持続する\nここが問われる　風が吹いても消えない点が放射霧と違う。三陸沖の海霧が代表例"
    },
    {
      "front": "層積雲",
      "back": "うね雲\n塊が集まって層をなす下層の雲",
      "hint": "そうせきうん　stratocumulus\n数字　十種雲形の下層雲\nここが問われる　境界層の上端にできることが多い。逆転層のふたの位置を示す"
    },
    {
      "front": "高積雲",
      "back": "ひつじ雲\n白い塊が規則的に並ぶ中層の雲",
      "hint": "こうせきうん　altocumulus\n数字　高度2〜7kmの中層雲\nここが問われる　巻積雲より一つ一つの塊が大きく見える。見かけの大きさで区別する"
    },
    {
      "front": "巻層雲",
      "back": "うす雲\n空全体を薄く覆う氷晶の膜のような雲",
      "hint": "けんそううん　cirrostratus\n数字　高度5〜13kmの上層雲\nここが問われる　太陽や月にかさをつくる。温暖前線の接近を示す代表的な雲"
    },
    {
      "front": "高層雲",
      "back": "おぼろ雲\n空を灰色に覆い、太陽がぼんやり見える中層の雲",
      "hint": "こうそううん　altostratus\n数字　高度2〜7kmの中層雲\nここが問われる　厚みを増すと乱層雲になり雨が降り出す。前線接近の順番で覚える"
    },
    {
      "front": "陸風",
      "back": "陸から海へ吹く風\n夜間に陸が冷え、陸から海へ空気が流れる",
      "hint": "りくかぜ　land breeze\n数字　夜間から明け方に吹く\nここが問われる　海風より弱いことが多い。陸の冷え方が緩やかなため"
    },
    {
      "front": "メソスケール",
      "back": "中規模の現象\n数kmから数百km程度の水平規模をもつ現象",
      "hint": "メソスケール　mesoscale\n数字　数km〜数百km\nここが問われる　総観規模より小さく積乱雲より大きい。メソモデルが対象とする規模"
    },
    {
      "front": "山岳波",
      "back": "山越え気流の波\n山を越えた気流が風下側で波打つ現象",
      "hint": "さんがくは　mountain wave\n数字　風下側に定在する波\nここが問われる　風下にレンズ雲が並ぶことがある。航空機の乱気流の原因にもなる"
    },
    {
      "front": "山雪型",
      "back": "山沿いで雪が多い冬型\n季節風がやや弱く、山の斜面で雪が降る型",
      "hint": "やまゆきがた　mountain snow pattern\n数字　等圧線の間隔が広め\nここが問われる　里雪型と対で覚える。等圧線の混み具合と上空の寒気の強さで見分ける"
    },
    {
      "front": "里雪型",
      "back": "平野部で雪が多い冬型\n上空に強い寒気が入り海上で雲が発達して平野に雪",
      "hint": "さとゆきがた　coastal snow pattern\n数字　日本海に小さな低気圧やJPCZ\nここが問われる　平野部で大雪になるので被害が大きい。上空の寒気の強さが鍵"
    },
    {
      "front": "氷点下",
      "back": "0℃より低い温度\n水が凍る温度より低い状態",
      "hint": "ひょうてんか　below freezing\n数字　0℃未満\nここが問われる　氷点下でも水滴は存在しうる。すぐ凍ると考えないこと"
    },
    {
      "front": "三か月予報",
      "back": "3か月先までの予報\n季節単位で気温や降水量の傾向を確率で示す",
      "hint": "さんかげつよほう　three-month forecast\n数字　平年より高い・並・低いの3階級\nここが問われる　海面水温や大気の長期的な状態が根拠。日々の予報とは手法が違う"
    },
    {
      "front": "府県天気予報",
      "back": "府県単位の天気予報\n各地の気象台が発表する身近な範囲の予報",
      "hint": "ふけんてんきよほう　prefectural forecast\n数字　今日・明日・明後日を対象\nここが問われる　発表するのは各地の気象台。全国一律ではなく地域ごとに出す"
    },
    {
      "front": "市町村等をまとめた地域",
      "back": "警報の発表単位\n警報や注意報を出すためにまとめた地域区分",
      "hint": "しちょうそんとうをまとめたちいき　grouped municipalities\n数字　一次細分区域をさらに分けたもの\nここが問われる　警報は市町村単位で発表される"
    },
    {
      "front": "季節予報",
      "back": "季節の傾向の予報\n1か月から半年程度先の平均的な状態を予想する",
      "hint": "きせつよほう　seasonal forecast\n数字　確率で3階級に分けて示す\nここが問われる　個々の日の予報は不可能。統計と大規模な状態から傾向を述べる"
    },
    {
      "front": "重回帰",
      "back": "複数の入力を使う回帰\nいくつかの説明変数から目的変数を予測する式",
      "hint": "じゅうかいき　multiple regression\n数字　係数を過去のデータから決める\nここが問われる　関係が直線的だと仮定している。非線形が強い現象には向かない"
    },
    {
      "front": "おろし風",
      "back": "山から吹き下ろす強風\n山を越えた空気が斜面を下って加速する風",
      "hint": "おろしかぜ　downslope wind\n数字　六甲おろしなどが有名\nここが問われる　乾燥して暖かくなるとは限らない点に注意する"
    },
    {
      "front": "収束帯",
      "back": "風が集まる帯状の領域\n風が集まって上昇流を生む線状の領域",
      "hint": "しゅうそくたい　convergence zone\n数字　積乱雲が並びやすい\nここが問われる　地形や海陸の温度差でできることが多い"
    },
    {
      "front": "傾圧大気",
      "back": "密度が気圧だけで決まらない大気\n同じ気圧面上で温度が場所により違う大気",
      "hint": "けいあつたいき　baroclinic atmosphere\n数字　中緯度の実際の大気\nここが問われる　傾圧だからこそ温度風が吹き、傾圧不安定で低気圧が生まれる"
    },
    {
      "front": "理想気体",
      "back": "状態方程式に従う気体\n分子の体積と分子間力を無視した仮想の気体",
      "hint": "りそうきたい　ideal gas\n数字　大気は十分よく理想気体とみなせる\nここが問われる　実在気体との差は気象の範囲では無視できる。近似の妥当性を問う設問がある"
    },
    {
      "front": "標準大気",
      "back": "基準となる仮想の大気\n高度と気圧・気温の関係を決めた国際的な標準",
      "hint": "ひょうじゅんたいき　standard atmosphere\n数字　地上15℃・1013.25hPa、減率6.5℃/km\nここが問われる　実際の大気ではなく取り決め。高度計の目盛りはこの標準に合わせてある"
    },
    {
      "front": "等温位面",
      "back": "温位が等しい面\n同じ温位の点を結んでできる面をいう",
      "hint": "とうおんいめん　isentropic surface\n数字　断熱変化ではこの面に沿って動く\nここが問われる　空気塊はこの面を横切らずに動く"
    },
    {
      "front": "潜熱輸送",
      "back": "水蒸気が運ぶ熱\n蒸発と凝結を通じて熱が運ばれること",
      "hint": "せんねつゆそう　latent heat transport\n数字　低緯度から高緯度へ熱を運ぶ\nここが問われる　温度計には現れない形で熱が移動している"
    },
    {
      "front": "断熱圧縮",
      "back": "縮んで暖まること\n空気塊が下降して気圧が上がると圧縮され、温度が上がる",
      "hint": "だんねつあっしゅく　adiabatic compression\n数字　熱を加えなくても温度は上がる\nここが問われる　高気圧の下降流やフェーンの昇温はこれ。日射で暖まるのとは仕組みが違う"
    },
    {
      "front": "比熱",
      "back": "温めにくさの指標\n1kgの物質を1K上げるのに必要な熱量",
      "hint": "ひねつ　specific heat\n数字　水は空気よりはるかに大きい\nここが問われる　海が陸より温まりにくく冷めにくい理由。海陸風や季節のずれの根拠になる"
    },
    {
      "front": "湿球温位",
      "back": "湿球温度版の温位\n飽和させながら1000hPaへ戻したときの湿球温度",
      "hint": "しっきゅうおんい　wet-bulb potential temperature\n数字　相当温位と同じく湿潤過程で保存する\nここが問われる　相当温位と1対1に対応する。どちらも湿った空気塊を追跡するための量"
    },
    {
      "front": "絶対安定",
      "back": "常に安定な状態\n実際の気温減率が湿潤断熱減率より小さい状態",
      "hint": "ぜったいあんてい　absolute stability\n数字　気温減率＜湿潤断熱減率（約5℃/km）\nここが問われる　飽和していても持ち上げれば必ず元に戻る。対流は発達しない"
    },
    {
      "front": "オゾン層",
      "back": "オゾンの多い層\n成層圏にあり、生物に有害な紫外線を吸収する",
      "hint": "オゾンそう　ozone layer\n数字　高さ20〜30km付近に濃度の極大\nここが問われる　オゾンが多いのは20〜30km。成層圏で気温が最も高いのは50kmの成層圏界面"
    },
    {
      "front": "ウォーカー循環",
      "back": "熱帯太平洋の東西循環\n太平洋赤道域で東西方向に生じる大気の循環",
      "hint": "ウォーカーじゅんかん　Walker circulation\n数字　東西方向の循環\nここが問われる　エルニーニョ時には弱まる。ハドレー循環が南北なのに対し東西方向"
    },
    {
      "front": "シベリア高気圧",
      "back": "冬の大陸の高気圧\n冬に大陸が強く冷えてできる、背の低い寒冷な高気圧",
      "hint": "シベリアこうきあつ　Siberian high\n数字　冬に発達する\nここが問われる　背が低いので上空には現れない。太平洋高気圧との違いが問われる"
    },
    {
      "front": "乾燥域",
      "back": "乾いている範囲\n湿数が大きく、下降流を伴うことが多い領域",
      "hint": "かんそういき　dry area\n数字　700hPaで湿数が大きい所\nここが問われる　乾燥域の侵入は下降流の指標。雲を消す向きに働く"
    },
    {
      "front": "極小値",
      "back": "まわりより小さい値\nその周辺で最も小さくなっている値",
      "hint": "きょくしょうち　minimum value\n数字　等値線が閉じた中心\nここが問われる　気圧の極小は低気圧の中心。何の量の極小かを取り違えない"
    },
    {
      "front": "ミー散乱",
      "back": "大きい粒子による散乱\n波長と同程度以上の大きさの粒子による散乱",
      "hint": "ミーさんらん　Mie scattering\n数字　波長への依存が小さい\nここが問われる　波長によらず散らすので白く見える。雲が白いのはこの散乱による"
    },
    {
      "front": "直達日射",
      "back": "直接届く日射\n散乱されずに太陽から直接届く放射",
      "hint": "ちょくたつにっしゃ　direct solar radiation\n数字　日照時間の判定に使う\nここが問われる　散乱日射と合わせて全天日射になる。日照計が測るのはこちら"
    },
    {
      "front": "レイリー散乱",
      "back": "小さい粒子による散乱\n波長よりずっと小さい分子による散乱",
      "hint": "レイリーさんらん　Rayleigh scattering\n数字　波長の4乗に反比例する\nここが問われる　波長の短い青ほど強く散る。空が青く夕焼けが赤い理由"
    },
    {
      "front": "ステファン・ボルツマンの法則",
      "back": "放射量と温度の関係\n黒体が出す放射の量は絶対温度の4乗に比例する",
      "hint": "ステファンボルツマンのほうそく　Stefan-Boltzmann law\n数字　絶対温度の4乗に比例\nここが問われる　4乗なので温度が少し上がると放射は大きく増える。効き方が急"
    },
    {
      "front": "データ同化",
      "back": "観測をモデルに取り込む処理\n観測値とモデルの推定値を統計的に組み合わせる",
      "hint": "データどうか　data assimilation\n数字　四次元変分法などが使われる\nここが問われる　観測を「そのまま入れる」のではない。整合のとれた場を作る作業"
    },
    {
      "front": "水平分解能",
      "back": "格子の細かさ\n水平方向の格子間隔のことをいう",
      "hint": "すいへいぶんかいのう　horizontal resolution\n数字　メソモデルは5km\nここが問われる　格子より小さい現象は直接は表現できない"
    },
    {
      "front": "ランダム誤差",
      "back": "向きの定まらない誤差\n毎回ばらばらの方向に現れる誤差",
      "hint": "ランダムごさ　random error\n数字　平均するとゼロに近づく\nここが問われる　統計補正では消せない。アンサンブル平均で減らすのが現実的な対処"
    },
    {
      "front": "境界値",
      "back": "計算領域の縁に与える値\n限られた範囲を計算するモデルに、外側から与える条件",
      "hint": "きょうかいち　boundary condition\n数字　全球モデルの結果を使う\nここが問われる　領域モデルは外側の情報を全球モデルに頼る。親モデルの誤差が入り込む"
    },
    {
      "front": "境界条件",
      "back": "領域の端で与える値\n領域モデルの外側から与える大気の状態",
      "hint": "きょうかいじょうけん　boundary condition\n数字　全球モデルから与えられる\nここが問われる　元のモデルの誤差がそのまま入り込む"
    },
    {
      "front": "海流",
      "back": "海水の大規模な流れ\n熱を低緯度から高緯度へ運ぶ海の流れ",
      "hint": "かいりゅう　ocean current\n数字　黒潮と親潮が代表\nここが問われる　気候を決める要素として大気と同じくらい効く"
    },
    {
      "front": "循環場",
      "back": "大循環の状態\n偏西風や高気圧の配置など大規模な流れの様子",
      "hint": "じゅんかんば　circulation field\n数字　季節予報の根拠になる\nここが問われる　個々の低気圧ではなく全体の傾向を見る"
    },
    {
      "front": "報道機関",
      "back": "情報を伝える機関\n警報などを住民へ伝える役割を担う",
      "hint": "ほうどうきかん　media organization\n数字　指定公共機関に指定される\nここが問われる　放送機関には警報を伝える義務がある。単なる協力ではない"
    },
    {
      "front": "消防法",
      "back": "火災の予防などの法律\n火災の予防と消火活動の基本を定めた法律",
      "hint": "しょうぼうほう　Fire Service Act\n数字　火災気象通報の根拠\nここが問われる　気象庁が出す火災気象通報はこの法律に基づく。関連法規として押さえる"
    },
    {
      "front": "大雪警報",
      "back": "大雪による災害の警報\n重大な災害が起こるおそれのある降雪のときに出す",
      "hint": "おおゆきけいほう　heavy snow warning\n数字　地域ごとに基準が違う\nここが問われる　雪の少ない地域ほど基準が低い"
    },
    {
      "front": "竜巻注意情報",
      "back": "竜巻への注意を促す情報\n積乱雲の下で突風が発生しやすい状況のときに出す",
      "hint": "たつまきちゅういじょうほう　tornado advisory\n数字　有効期間はおおむね1時間\nここが問われる　有効期間が非常に短い。出たらすぐ行動する前提の情報"
    },
    {
      "front": "大雨特別警報",
      "back": "大雨の最大級の警戒情報\n数十年に一度の大雨が予想されるときに出す",
      "hint": "おおあめとくべつけいほう　heavy rain emergency warning\n数字　警戒レベル5相当\nここが問われる　すでに災害が起きている可能性が高い段階。避難の完了が前提になる"
    },
    {
      "front": "土石流",
      "back": "土砂が水と流れ下る\n山の土砂が水と混じって一気に流れ下る災害",
      "hint": "どせきりゅう　debris flow\n数字　土砂災害の一つ\nここが問われる　速度が速く、避難の猶予が短い。前兆があっても間に合わないことがある"
    },
    {
      "front": "洪水害",
      "back": "河川の氾濫による災害\n川からあふれた水による災害をいう",
      "hint": "こうずいがい　flood damage\n数字　流域雨量指数で危険度を測る\nここが問われる　自分の地域が晴れていても起こりうる"
    },
    {
      "front": "雷注意報",
      "back": "雷への注意報\n落雷や突風、ひょうによる被害のおそれを知らせる",
      "hint": "かみなりちゅういほう　thunderstorm advisory\n数字　竜巻やひょうも対象に含む\nここが問われる　雷だけでなく突風とひょうも守備範囲。名前から範囲を狭く考えない"
    },
    {
      "front": "波浪警報",
      "back": "高い波による災害の警報\n重大な災害が起こるおそれのある波のときに出す",
      "hint": "はろうけいほう　high wave warning\n数字　有義波高で基準が決まる\nここが問われる　高潮とは原因も現象も別のものである"
    },
    {
      "front": "雷監視システム",
      "back": "落雷を捉える観測網\n雷から出る電波を複数地点で受けて位置を決める",
      "hint": "かみなりかんしシステム　LIDEN\n数字　雷の位置と時刻を自動で標定する\nここが問われる　雲放電と対地放電を区別して捉える。雷ナウキャストの入力になる"
    },
    {
      "front": "気団",
      "back": "性質のそろった空気の塊\n広い範囲で気温と湿度がほぼ一様な空気",
      "hint": "きだん　air mass\n数字　シベリア・オホーツク海・小笠原など\nここが問われる　気団と気団の境目が前線になる"
    },
    {
      "front": "気圧場",
      "back": "気圧の水平分布\n等圧線や等高度線で表した気圧の分布",
      "hint": "きあつば　pressure field\n数字　地上は等圧線、上層は等高度線\nここが問われる　上層では高度場として表される"
    },
    {
      "front": "暖気核",
      "back": "中心が暖かい構造\n中心付近ほど気温が高い低気圧の構造",
      "hint": "だんきかく　warm core\n数字　台風がこの構造をとる\nここが問われる　暖気核だと上空ほど中心の気圧の落ち込みが小さい。上層では不明瞭になる"
    },
    {
      "front": "西高東低",
      "back": "冬型の気圧配置\n西のシベリアに高気圧、東の海上に低気圧が位置する型",
      "hint": "せいこうとうてい　winter pressure pattern\n数字　等圧線が南北に走り間隔が狭い\nここが問われる　等圧線が縦に混むのが目印。日本海側は雪、太平洋側は乾いた晴れ"
    },
    {
      "front": "降水セル",
      "back": "降水を伴う対流の単位\n1つの積乱雲に対応する降水のかたまり",
      "hint": "こうすいせる　precipitation cell\n数字　寿命は30分から1時間程度\nここが問われる　単独では短命だが次々にできると大雨になる"
    },
    {
      "front": "クラウドクラスター",
      "back": "まとまった雲の集団\n衛星画像で丸く見える対流雲の集まり",
      "hint": "くらうどくらすたー　cloud cluster\n数字　熱帯でよく見られる\nここが問われる　熱帯低気圧の卵になることがある"
    },
    {
      "front": "雲形",
      "back": "雲の形による分類\n10種雲形として国際的に決められている",
      "hint": "うんけい　cloud type\n数字　10種類に分けられる\nここが問われる　高さと形の2つの軸で分類されている"
    },
    {
      "front": "霜",
      "back": "地表にできる氷の結晶\n水蒸気が氷点下の地面で直接氷になったもの",
      "hint": "しも　frost\n数字　晴れて風の弱い夜にできる\nここが問われる　水滴が凍ったのではなく水蒸気から直接できる"
    },
    {
      "front": "霧雨",
      "back": "細かい雨\nごく小さな水滴が密に降る現象",
      "hint": "きりさめ　drizzle\n数字　雨滴の直径0.5mm未満\nここが問われる　層雲から降る。量は少ないが視程を大きく下げる"
    },
    {
      "front": "乱層雲",
      "back": "あま雲\n厚く広がり、連続した雨や雪を降らせる雲",
      "hint": "らんそううん　nimbostratus\n数字　十種雲形で唯一、層状で降水を伴う中心的な雲\nここが問われる　温暖前線の前方に広がる。しとしとと長く降るのが特徴"
    },
    {
      "front": "冷たい雨",
      "back": "氷を経る雨\n氷晶が成長して落下し、途中で融けて雨になる",
      "hint": "つめたいあめ　cold rain\n数字　雲頂温度が0℃より低い雲から降る\nここが問われる　中緯度の雨の大半はこちら。上空では雪でも地上では雨になる"
    },
    {
      "front": "巻積雲",
      "back": "うろこ雲\n小さな白い塊が魚の鱗のように並ぶ上層の雲",
      "hint": "けんせきうん　cirrocumulus\n数字　高度5〜13kmの上層雲\nここが問われる　高積雲より塊が小さく見える。上層なので影がつかず白い"
    },
    {
      "front": "日本海寒帯気団収束帯",
      "back": "日本海にできる収束帯\n分かれた気流が日本海で再び合流してできる帯",
      "hint": "にほんかいかんたいきだんしゅうそくたい　JPCZ\n数字　帯状の雲が北陸へ伸びる\nここが問われる　この帯がかかる所で大雪になる。かかる位置が数十kmずれると被害が変わる"
    },
    {
      "front": "テーパリングクラウド",
      "back": "にんじん状の雲\n風上側が尖り風下側へ広がる、発達した対流雲の集まり",
      "hint": "テーパリングクラウド　tapering cloud\n数字　衛星画像で認識する\nここが問われる　尖った側が風上。尖端付近で最も激しい現象が起きている"
    },
    {
      "front": "山谷風",
      "back": "山と谷の間で交代する風\n斜面の加熱冷却で、日中は谷から山へ、夜は逆に吹く",
      "hint": "やまたにかぜ　mountain-valley wind\n数字　日中は谷風、夜間は山風\nここが問われる　海陸風と同じく日変化する局地風。日中は上向き、夜は下向き"
    },
    {
      "front": "降ひょう",
      "back": "ひょうが降ること\n発達した積乱雲から氷の塊が降る現象",
      "hint": "こうひょう　hailfall\n数字　直径5mm以上の氷が降る\nここが問われる　強い上昇流が必要。農作物への被害が大きく、春から初夏に多い"
    },
    {
      "front": "フェーン現象",
      "back": "山越えで高温乾燥になる\n山を越えた空気が風下側で気温が上がり乾燥する現象",
      "hint": "フェーンげんしょう　foehn\n数字　風下側で気温が上がる\nここが問われる　風上で雨を降らせて水蒸気を失う型と、乾いた空気が下降するだけの型がある"
    },
    {
      "front": "高解像度降水ナウキャスト",
      "back": "より細かい降水ナウキャスト\nごく短時間先の降水を細かい格子で予想する",
      "hint": "こうかいぞうどこうすいナウキャスト　high-resolution nowcast\n数字　250m格子で30分先まで\nここが問われる　格子が細かいので局地的な強雨を捉えやすい。時間は30分先までと短い"
    },
    {
      "front": "予報文",
      "back": "発表される予報の文章\n決められた用語を使って書かれる予報の本文",
      "hint": "よほうぶん　forecast text\n数字　予報用語に従って書く\nここが問われる　独自の表現は使わず決められた用語を用いる"
    },
    {
      "front": "予報作業",
      "back": "予報を組み立てる仕事\n実況監視から資料検討、発表までの一連の作業",
      "hint": "よほうさぎょう　forecast operation\n数字　実況監視から始まる\nここが問われる　モデルの結果をそのまま出すわけではない"
    },
    {
      "front": "警報級の可能性",
      "back": "警報が出る見込みの情報\n数日先まで、警報級の現象が起こりうるかを示す",
      "hint": "けいほうきゅうのかのうせい　warning-level possibility\n数字　高・中の2段階で示す\nここが問われる　警報そのものではない。早めの心構えを促すための情報"
    },
    {
      "front": "バイアススコア",
      "back": "予報回数と実況の比\n予報した回数を実際に起きた回数で割った値",
      "hint": "ばいあすすこあ　bias score\n数字　1が理想。1より大は出しすぎ\nここが問われる　当たったかどうかではなく回数の偏りを見る指標"
    },
    {
      "front": "風速の鉛直分布",
      "back": "高さによる風速の変化\n地表付近ほど摩擦で風が弱くなる分布",
      "hint": "ふうそくのえんちょくぶんぷ　vertical wind profile\n数字　べき法則で近似する\nここが問われる　上空ほど地衡風に近づいていく"
    },
    {
      "front": "角運動量",
      "back": "回転の勢いの量\n半径と回転速度の積で表される保存量",
      "hint": "かくうんどうりょう　angular momentum\n数字　半径が縮むと回転が速くなる\nここが問われる　収束して半径が小さくなると回転が強まる。台風や竜巻の強化を説明する"
    },
    {
      "front": "慣性振動",
      "back": "転向力による円運動\n気圧傾度がないときに転向力だけで回る運動",
      "hint": "かんせいしんどう　inertial oscillation\n数字　周期は緯度で決まる\nここが問われる　北半球では時計回りに回る"
    },
    {
      "front": "水平シアー",
      "back": "横方向の風の差\n隣り合う場所で風向や風速が違うこと",
      "hint": "すいへいシアー　horizontal shear\n数字　シアーライン上で大きい\nここが問われる　水平シアーがあると渦度が生まれる。シアーラインが渦の元になる"
    },
    {
      "front": "接地境界層",
      "back": "地表に接する薄い層\n大気境界層の最下部で、風速が高さとともに急に変わる",
      "hint": "せっちきょうかいそう　surface layer\n数字　厚さは境界層の1割程度\nここが問われる　ここでは鉛直方向のフラックスがほぼ一定とみなせる。接地逆転が起きる場でもある"
    },
    {
      "front": "断熱変化",
      "back": "熱の出入りのない変化\n外と熱をやり取りせずに膨張・圧縮して温度が変わること",
      "hint": "だんねつへんか　adiabatic process\n数字　温位が保存する変化\nここが問われる　空気は熱を伝えにくいので、上下する空気塊はよく断熱とみなせる"
    },
    {
      "front": "接地逆転",
      "back": "地面付近の逆転層\n夜間の放射冷却で地表が冷え、その上に暖かい空気が残る",
      "hint": "せっちぎゃくてん　surface inversion\n数字　晴れて風の弱い夜に発達する\nここが問われる　風が強いと混ざって出来ない。晴天・弱風・長い夜という条件がそろって発達する"
    },
    {
      "front": "定積比熱",
      "back": "体積一定での比熱\n体積を変えずに温めるのに要する熱量",
      "hint": "ていせきひねつ　specific heat at const. vol.\n数字　定圧比熱より小さい\nここが問われる　差が気体定数にあたる関係が成り立つ"
    },
    {
      "front": "可降水量",
      "back": "気柱の水蒸気の総量\nその場所の上空すべての水蒸気を水にした深さ",
      "hint": "かこうすいりょう　precipitable water\n数字　単位はmm\nここが問われる　大雨の目安として実況監視に使われる"
    },
    {
      "front": "準二年周期振動",
      "back": "赤道成層圏の風の周期変化\n赤道上空の成層圏で東風と西風が入れ替わる",
      "hint": "じゅんにねんしゅうきしんどう　QBO\n数字　周期はおよそ2年\nここが問われる　赤道の成層圏の現象。対流圏の偏西風とは別のものとして押さえる"
    },
    {
      "front": "熱帯収束帯",
      "back": "赤道付近の収束帯\n南北の貿易風がぶつかり上昇流が生じる帯",
      "hint": "ねったいしゅうそくたい　ITCZ\n数字　赤道付近に帯状に伸びる\nここが問われる　季節によって南北に移動する。熱帯の雨季と乾季をつくる"
    },
    {
      "front": "フェレル循環",
      "back": "中緯度の間接循環\nハドレー循環と極循環の間にある、逆向きの循環",
      "hint": "フェレルじゅんかん　Ferrel circulation\n数字　緯度30〜60度付近\nここが問われる　熱の輸送は低気圧が担う。循環そのものは見かけ上のもの"
    },
    {
      "front": "予想天気図",
      "back": "将来の天気図\n数値予報の結果を天気図として描いたもの",
      "hint": "よそうてんきず　prognostic chart\n数字　初期時刻と予報時間が記される\nここが問われる　実況図と並べて変化を読む。前線や低気圧の移動量を測るのが定番"
    },
    {
      "front": "ドライスロット",
      "back": "雲域に切れ込む乾燥域\n低気圧の中心へ向かって食い込む、雲の少ない帯",
      "hint": "ドライスロット　dry slot\n数字　水蒸気画像で暗く見える\nここが問われる　上層の乾燥空気が下降しながら入り込む。閉塞の進行を示す手がかり"
    },
    {
      "front": "大気の窓",
      "back": "放射が通り抜ける波長帯\n大気にあまり吸収されず、宇宙まで抜ける赤外の波長帯",
      "hint": "たいきのまど　atmospheric window\n数字　波長8〜12μm付近\nここが問われる　赤外画像はこの窓を使って観測する。だから雲頂の温度が測れる"
    },
    {
      "front": "予報対象時刻",
      "back": "予報が対象とする時刻\n初期時刻に予報時間を足した時刻",
      "hint": "よほうたいしょうじこく　valid time\n数字　初期時刻＋予報時間\nここが問われる　実技では日本時間への換算まで求められる。9時間を足すのを忘れない"
    },
    {
      "front": "プリミティブ方程式",
      "back": "数値予報の基本方程式系\n運動・熱力学・連続の式などをまとめた式の組",
      "hint": "プリミティブほうていしき　primitive equations\n数字　静水圧平衡を仮定する\nここが問われる　静水圧平衡を前提にしている。積乱雲を直接扱うモデルでは外す"
    },
    {
      "front": "カオス",
      "back": "初期の差が拡大する性質\nわずかな初期値の違いが時間とともに大きな差になる",
      "hint": "カオス　chaos\n数字　予測可能性の限界を決める\nここが問われる　計算機が速くなっても限界は消えない。だから確率で伝える必要がある"
    },
    {
      "front": "時間積分",
      "back": "時間を進める計算\n微小な時間ごとに大気の状態を更新する計算",
      "hint": "じかんせきぶん　time integration\n数字　刻みが細かいほど安定する\nここが問われる　刻みを大きくすると計算が発散する"
    },
    {
      "front": "計算領域",
      "back": "モデルが計算する範囲\nどの範囲を何点の格子で覆うかの設定をいう",
      "hint": "けいさんりょういき　domain\n数字　領域モデルは境界条件が要る\nここが問われる　領域の端では外から情報をもらう必要がある"
    },
    {
      "front": "予報方程式",
      "back": "時間変化を表す式\n各要素が時間とともにどう変わるかを示す式",
      "hint": "よほうほうていしき　prognostic equation\n数字　数値予報はこれを時間積分する\nここが問われる　時間を細かく刻んで少しずつ先へ進める。刻みが粗いと計算が破綻する"
    },
    {
      "front": "非静力学モデル",
      "back": "静水圧平衡を仮定しないモデル\n鉛直方向の加速度をそのまま計算するモデル",
      "hint": "ひせいりきがくモデル　non-hydrostatic model\n数字　メソモデル・局地モデルが該当\nここが問われる　積乱雲のように鉛直加速度が大きい現象を直接扱える。格子が細かい前提"
    },
    {
      "front": "気候値",
      "back": "長期の平均的な値\n30年間の平均から求めた基準となる値",
      "hint": "きこうち　climatological value\n数字　10年ごとに更新される\nここが問われる　これと比べて高いか低いかで季節予報を表す"
    },
    {
      "front": "暖候期",
      "back": "暖かい季節\nおおむね春から秋にかけての期間をいう",
      "hint": "だんこうき　warm season\n数字　季節予報の対象期間の一つ\nここが問われる　対象とする災害も梅雨や台風に変わる"
    },
    {
      "front": "寒候期",
      "back": "寒い季節\nおおむね秋から春にかけての期間をいう",
      "hint": "かんこうき　cold season\n数字　季節予報の対象期間の一つ\nここが問われる　大雪やなだれが対象の災害になる"
    },
    {
      "front": "海上保安庁",
      "back": "海上の安全を担う機関\n海上の警報の伝達などで気象庁と関わる",
      "hint": "かいじょうほあんちょう　Japan Coast Guard\n数字　警報の伝達を担う機関の一つ\nここが問われる　船舶への伝達経路として法に位置づけられている。伝達先の一つ"
    },
    {
      "front": "指定公共機関",
      "back": "防災の役割を担う機関\n放送や運輸など、公共性の高い機関が指定される",
      "hint": "していこうきょうきかん　designated public institution\n数字　災害対策基本法で指定される\nここが問われる　民間企業も指定される。指定されると防災業務計画の作成義務がある"
    },
    {
      "front": "気象予報士登録",
      "back": "資格を有効にする手続き\n試験合格後に気象庁長官の登録を受けること",
      "hint": "きしょうよほうしとうろく　registration\n数字　登録して初めて名乗れる\nここが問われる　合格に有効期限は無いが、登録しなければ業務に就けない"
    },
    {
      "front": "警戒レベル",
      "back": "防災行動を示す5段階\n取るべき行動を数字で示し、住民の判断を助ける",
      "hint": "けいかいレベル　alert level\n数字　レベル4が避難指示、5が緊急安全確保\nここが問われる　レベル5は「命を守る最善の行動」。逃げ遅れた場合の段階であって目標ではない"
    },
    {
      "front": "風雪",
      "back": "雪を伴う強い風\n雪が降る中で強い風が吹き、視界が悪くなる状態",
      "hint": "ふうせつ　wind and snow\n数字　風雪注意報の対象\nここが問われる　雪の量より風と視程が問題。ホワイトアウトの危険がある"
    },
    {
      "front": "塩害",
      "back": "潮風による被害\n海からの風が運ぶ塩分による農作物や設備の被害",
      "hint": "えんがい　salt damage\n数字　台風の通過後に現れる\nここが問われる　風がやんだ後に被害が分かることが多い"
    },
    {
      "front": "暴風雪",
      "back": "猛烈な風と雪\n雪を伴う暴風で、視程が極端に悪くなる",
      "hint": "ぼうふうせつ　snowstorm\n数字　暴風雪特別警報がある\nここが問われる　暴風雪の特別警報は存在する。洪水の特別警報が無いのと対比して覚える"
    },
    {
      "front": "有義波高",
      "back": "波の高さの代表値\n高いほうから3分の1の波を選んで平均した高さ",
      "hint": "ゆうぎはこう　significant wave height\n数字　上位3分の1の平均\nここが問われる　最大の波はこの1.5倍以上になることがある。予報値より高い波が来る"
    },
    {
      "front": "地すべり",
      "back": "斜面がゆっくり動く災害\n地下水の影響で土塊が斜面を滑る現象",
      "hint": "じすべり　landslide\n数字　前兆が現れることが多い\nここが問われる　土石流と違い動きが遅く範囲が広い"
    },
    {
      "front": "観測資料",
      "back": "観測から得られたデータ\n解析や予報の入力となる観測の記録",
      "hint": "かんそくしりょう　observation data\n数字　品質管理を経て使われる\nここが問われる　誤った値をそのまま入れると予報が崩れる"
    },
    {
      "front": "風向風速計",
      "back": "風を測る測器\n風向と風速を同時に測定する測器のことをいう",
      "hint": "ふうこうふうそくけい　anemometer\n数字　地上10mの高さで測る\nここが問われる　測る高さが決まっているので値の比較ができる"
    },
    {
      "front": "電気式温度計",
      "back": "抵抗で温度を測る測器\n金属の電気抵抗が温度で変わる性質を使う",
      "hint": "でんきしきおんどけい　electric thermometer\n数字　白金抵抗温度計が使われる\nここが問われる　自動観測に向く。応答が速く、遠隔でデータを取れるのが利点"
    },
    {
      "front": "積雪計",
      "back": "積雪の深さを測る測器\n雪面までの距離から深さを求める",
      "hint": "せきせつけい　snow depth meter\n数字　単位はcm\nここが問われる　雪面を非接触で測る。降った量ではなく、今ある深さを測っている"
    },
    {
      "front": "通報式",
      "back": "観測を伝える書式\n観測結果を決まった形式の符号で伝える方法",
      "hint": "つうほうしき　report format\n数字　METARやSYNOPがある\nここが問われる　国際的に共通なので言語を問わず読める"
    },
    {
      "front": "積雪深計",
      "back": "積雪の深さを測る装置\n超音波やレーザーで雪面までの距離を測る",
      "hint": "せきせつしんけい　snow depth meter\n数字　アメダスの一部地点に設置\nここが問われる　設置は雪の多い地域に限られる。全アメダス地点にあるわけではない"
    },
    {
      "front": "日本標準時",
      "back": "日本国内の基準時刻\n東経135度の時刻を全国共通で使う",
      "hint": "にほんひょうじゅんじ　JST\n数字　世界標準時＋9時間\nここが問われる　天気図はUTC、天気予報はJST。どちらの時刻かを毎回確認する"
    },
    {
      "front": "進行方向の右側",
      "back": "台風で風が強い側\n台風自身の移動速度が風速に加わる側",
      "hint": "しんこうほうこうのみぎがわ　right side of track\n数字　危険半円と呼ばれる\nここが問われる　左側は可航半円。左右で風速が大きく違う"
    },
    {
      "front": "波状雲",
      "back": "波の形に並んだ雲\n上下の風速差でできる規則的に並んだ雲",
      "hint": "はじょううん　wave cloud\n数字　シアーがあることを示す\nここが問われる　衛星画像で大気の状態を推し量る手がかりになる"
    },
    {
      "front": "温帯低気圧化",
      "back": "台風が温帯低気圧に変わる\n前線を伴い、暖気核から寒気核の構造へ変わること",
      "hint": "おんたいていきあつか　extratropical transition\n数字　暖気核から寒気核へ変わる\nここが問われる　弱まったという意味ではない。風の範囲がむしろ広がることがある"
    },
    {
      "front": "爆弾低気圧",
      "back": "急速に発達する低気圧\n短時間で中心気圧が大きく下がる低気圧",
      "hint": "ばくだんていきあつ　explosive cyclogenesis\n数字　24時間で24hPa前後の低下が目安\nここが問われる　気象庁は「急速に発達する低気圧」と表現する。予報用語ではない点に注意"
    },
    {
      "front": "雨滴の落下速度",
      "back": "雨粒が落ちる速さ\n重力と空気抵抗が釣り合った一定の速さ",
      "hint": "うてきのらっかそくど　terminal velocity\n数字　直径が大きいほど速い\nここが問われる　無限に速くはならず一定の速度に落ち着く"
    },
    {
      "front": "降水ナウキャスト",
      "back": "短時間先の降水の予測\nレーダーの動きから1時間先までを予測する情報",
      "hint": "こうすいなうきゃすと　precipitation nowcast\n数字　5分ごとに更新される\nここが問われる　予測というより現在の動きの外挿である"
    },
    {
      "front": "地雨",
      "back": "しとしと降り続く雨\n層状の雲から降る強さの変わりにくい雨",
      "hint": "じあめ　steady rain\n数字　乱層雲から降る\nここが問われる　広い範囲で長く続くのが特徴である"
    },
    {
      "front": "蒸気霧",
      "back": "暖かい水面からの霧\n冷たい空気が暖かい水面上に来て凝結する",
      "hint": "じょうきぎり　steam fog\n数字　水面と気温の差が大きいときに発生\nここが問われる　川や湖から湯気のように立つ。移流霧とは温度の高低が逆の関係"
    },
    {
      "front": "かなとこ雲",
      "back": "積乱雲の上端の広がり\n圏界面で上昇が止まり、風下側へ水平に広がった雲",
      "hint": "かなとこぐも　anvil cloud\n数字　圏界面の高さで広がる\nここが問われる　広がる向きが上層の風向を示す。発達の頂点に達した証拠でもある"
    },
    {
      "front": "気団変質",
      "back": "気団の性質が変わること\n気団が別の地表面上を移動して性質を変えること",
      "hint": "きだんへんしつ　air mass transformation\n数字　冬の日本海で顕著\nここが問われる　冬型の雪はこの変質で説明する。乾いた寒気が湿って不安定になる"
    },
    {
      "front": "線状降水帯",
      "back": "帯状に連なる降水域\n積乱雲が線状に並び同じ場所に強い雨を降らせる",
      "hint": "せんじょうこうすいたい　training line of rainbands\n数字　長さ50〜300km、幅20〜50km程度\nここが問われる　同じ場所に居座るのが本質。移動が遅いから総雨量が極端に増える"
    },
    {
      "front": "局地前線",
      "back": "狭い範囲の前線\n海風前線など、局地的な温度差でできる境界",
      "hint": "きょくちぜんせん　local front\n数字　数十km規模\nここが問われる　総観規模の前線と区別する。日変化する点が大きな違い"
    },
    {
      "front": "最低気温の予想",
      "back": "翌朝の最低気温の予報\n放射冷却の程度を見込んで気温を予報する",
      "hint": "さいていきおんのよそう　min temperature forecast\n数字　晴れて風が弱いと下がる\nここが問われる　雲や風の予想が外れると大きくずれる"
    },
    {
      "front": "見逃し",
      "back": "予報しなかったのに起きた\n現象を予想しなかったが実際に現れた場合",
      "hint": "みのがし　miss\n数字　分割表の1つのます\nここが問われる　防災上いちばん避けたい失敗。空振りを許容してでも減らす方針をとる"
    },
    {
      "front": "短期予報",
      "back": "数日先までの予報\n今日から明後日程度までを対象とした予報",
      "hint": "たんきよほう　short-range forecast\n数字　3日程度先まで\nここが問われる　最も精度が高い時間帯。週間予報や季節予報と手法も精度も違う"
    },
    {
      "front": "時系列予報",
      "back": "時間ごとの推移の予報\n3時間ごとなど時間を追って示す予報の形式",
      "hint": "じけいれつよほう　time series forecast\n数字　府県天気予報で発表される\nここが問われる　面ではなく時間の変化を示す形式である"
    },
    {
      "front": "頻度バイアス",
      "back": "予報と実況の回数の比\n予報した回数を実際に起きた回数で割った値",
      "hint": "ひんどバイアス　frequency bias\n数字　1が理想。バイアススコアと同じ\nここが問われる　当たり外れではなく出しすぎか出さなすぎかを見る"
    },
    {
      "front": "早期天候情報",
      "back": "かなり先の異常を知らせる情報\n6日先以降に気温が大きく偏るときに出す情報",
      "hint": "そうきてんこうじょうほう　early warning info\n数字　2週間先までを対象にする\nここが問われる　警報ではなく心構えを促すための情報である"
    },
    {
      "front": "一次細分区域",
      "back": "予報を出す地域の区分\n府県予報区をさらに分けた地域のことをいう",
      "hint": "いちじさいぶんくいき　primary subdivision\n数字　地形や気候で分ける\nここが問われる　警報はさらに細かい単位で出される"
    },
    {
      "front": "旋衡風",
      "back": "気圧傾度力と遠心力の釣合い\nコリオリ力を無視できる小規模で成り立つ風",
      "hint": "せんこうふう　cyclostrophic wind\n数字　竜巻など半径の小さい渦\nここが問われる　規模が小さいとコリオリ力が効かない。回転の向きが決まらないのが特徴"
    },
    {
      "front": "重力波",
      "back": "浮力が復元力の波\n安定な成層の中を伝わる上下の振動をいう",
      "hint": "じゅうりょくは　gravity wave\n数字　山岳波はこの一種\nここが問われる　水面の波と同じく浮力が元に戻そうとする力になる"
    },
    {
      "front": "惑星渦度",
      "back": "地球自転による渦度\n地球が回っていること自体が持つ渦度",
      "hint": "わくせいうずど　planetary vorticity\n数字　緯度が高いほど大きく、赤道でゼロ\nここが問われる　コリオリ・パラメータと同じ量。北へ動くと相対渦度が減る理由になる"
    },
    {
      "front": "渦度移流",
      "back": "風が渦度を運ぶこと\n風によって渦度の分布が移動すること",
      "hint": "うずどいりゅう　vorticity advection\n数字　正渦度移流域では上昇流\nここが問われる　トラフの前面で正渦度移流。ここが上昇流域で天気が悪くなる"
    },
    {
      "front": "位相速度",
      "back": "波の形が進む速さ\n波の山や谷が移動していく速さ",
      "hint": "いそうそくど　phase velocity\n数字　風速とは一致しない\nここが問われる　空気そのものの速さではない。波の形が伝わる速さである点に注意"
    },
    {
      "front": "渦度方程式",
      "back": "渦度の変化を表す式\n渦度が移流・収束・傾きでどう変わるかを示す",
      "hint": "うずどほうていしき　vorticity equation\n数字　収束すると正渦度が強まる\nここが問われる　収束項が効くので、下層収束は低気圧性の回転を強める"
    },
    {
      "front": "正渦度移流",
      "back": "正の渦度が運ばれてくる\n上層のトラフ前面で見られ、上昇流を生む",
      "hint": "せいうずどいりゅう　positive vorticity advection\n数字　500hPaのトラフ前面で強い\nここが問われる　実技で低気圧の発達を説明する定番。500hPaトラフとの位置関係で答える"
    },
    {
      "front": "ロスビー波",
      "back": "偏西風の大きな蛇行\n地球の自転の効果で生じる長い波長の波",
      "hint": "ロスビーは　Rossby wave\n数字　西へ伝わり流れに乗って東へ動く\nここが問われる　波そのものと波の伝わり方は向きが違う"
    },
    {
      "front": "総観スケール",
      "back": "低気圧や前線の大きさ\n水平方向に千km程度の現象を扱う尺度",
      "hint": "そうかんすけーる　synoptic scale\n数字　寿命は数日\nここが問われる　天気図で扱う現象の大きさにあたる"
    },
    {
      "front": "等温層",
      "back": "気温が高さで変わらない層\n上下で気温がほぼ同じ層のことをいう",
      "hint": "とうおんそう　isothermal layer\n数字　逆転層と同じく安定な層\nここが問われる　減率がゼロなので対流が起こりにくい"
    },
    {
      "front": "平衡高度",
      "back": "上昇が止まる高さ\n上昇する空気塊の温度が周囲と等しくなる高度",
      "hint": "へいこうこうど　equilibrium level\n数字　積乱雲の雲頂高度の目安\nここが問われる　勢いで少し上に飛び出す。かなとこ雲が圏界面を突き抜けて見えるのはこのため"
    },
    {
      "front": "沈降逆転",
      "back": "下降流でできる逆転層\n高気圧の下降気流が断熱圧縮で暖まってできる",
      "hint": "ちんこうぎゃくてん　subsidence inversion\n数字　高気圧に覆われた日に上空数kmで見られる\nここが問われる　接地逆転と違い地面から離れた高さにできる。下に霧や汚染物質をためる"
    },
    {
      "front": "沈降性逆転",
      "back": "沈降による逆転層\n沈降逆転と同じ現象を指す言い方",
      "hint": "ちんこうせいぎゃくてん　subsidence inversion\n数字　高気圧圏内で持続しやすい\nここが問われる　問題文での表記ゆれ。沈降逆転と同じものと読み替えてよい"
    },
    {
      "front": "逆転層の種類",
      "back": "逆転層の成因による分類\n接地・沈降・前線の3つに大きく分けられる",
      "hint": "ぎゃくてんそうのしゅるい　types of inversion\n数字　3種類が代表的\nここが問われる　どれも上ほど暖かいが、できる理由が違う"
    },
    {
      "front": "大気の安定度",
      "back": "上下に混ざりやすいかどうか\n気温の鉛直分布で決まる大気の状態をいう",
      "hint": "たいきのあんていど　atmospheric stability\n数字　SSIやCAPEで表す\nここが問われる　地上と上空の両方を見ないと判断できない"
    },
    {
      "front": "貿易風",
      "back": "熱帯の東風\n亜熱帯高圧帯から赤道へ吹く東寄りの安定した風",
      "hint": "ぼうえきふう　trade wind\n数字　北半球では北東の風\nここが問われる　帆船時代の交易路の名残の名前。年間を通じて向きが安定している"
    },
    {
      "front": "秋雨前線",
      "back": "秋の停滞前線\n夏の高気圧が退き、秋に日本付近に停滞する前線",
      "hint": "あきさめぜんせん　autumn rain front\n数字　9月から10月にかけて現れる\nここが問われる　台風が近づくと前線の活動が活発になる。大雨になりやすい組み合わせ"
    },
    {
      "front": "太陽定数",
      "back": "太陽放射の基準値\n地球の大気圏外で、太陽に垂直な面が受ける放射の強さ",
      "hint": "たいようていすう　solar constant\n数字　約1,370W/㎡\nここが問われる　地球全体の平均ではこの4分の1になる。球の表面積との比から"
    },
    {
      "front": "プランクの法則",
      "back": "放射の波長分布の法則\n物体の温度で放射のスペクトルが決まる法則",
      "hint": "プランクのほうそく　Planck's law\n数字　温度が高いほど短い波長が強い\nここが問われる　太陽と地球で放射の波長が違う理由になる"
    },
    {
      "front": "週間アンサンブル",
      "back": "週間予報のアンサンブル\n1週間先までを複数の初期値で計算する予報",
      "hint": "しゅうかんあんさんぶる　weekly ensemble\n数字　51メンバーで計算する\nここが問われる　信頼度の高低を判断する根拠になる"
    },
    {
      "front": "週間アンサンブル予報",
      "back": "週間予報用のアンサンブル\n1週間先までを複数メンバーで計算する",
      "hint": "しゅうかんアンサンブルよほう　one-week ensemble\n数字　週間天気予報の信頼度の根拠\nここが問われる　週間予報の信頼度A・B・Cはこのばらつきから決めている"
    },
    {
      "front": "実況監視",
      "back": "今の状態を追い続けること\n観測資料で現象の推移を絶えず確かめる作業",
      "hint": "じっきょうかんし　nowcasting watch\n数字　予報作業の出発点になる\nここが問われる　モデルを見る前にまず実況を見る"
    },
    {
      "front": "地表面過程",
      "back": "地面と大気のやりとりの計算\n熱と水蒸気の交換をモデルで扱う部分",
      "hint": "ちひょうめんかてい　land surface process\n数字　パラメタリゼーションの一つ\nここが問われる　地面の状態が予報に大きく効く"
    },
    {
      "front": "日較差",
      "back": "1日の中の気温の差\n1日の最高気温と最低気温の差をいう",
      "hint": "にちかくさ　diurnal range\n数字　晴れて乾いた日ほど大きい\nここが問われる　内陸は大きく、海に近いほど小さい"
    },
    {
      "front": "季節進行",
      "back": "季節が移り変わること\n平年に比べて季節の進み方が早いか遅いか",
      "hint": "きせつしんこう　seasonal progression\n数字　季節予報の表現に使う\nここが問われる　気温だけでなく現象の時期でも表される"
    },
    {
      "front": "梅雨明け",
      "back": "梅雨が終わること\n梅雨前線が北上し夏の気圧配置になること",
      "hint": "つゆあけ　end of Baiu\n数字　速報値と確定値がある\nここが問われる　後から確定値で修正されることがある"
    },
    {
      "front": "偏西風波動",
      "back": "偏西風の蛇行\n中緯度の西風が南北に波打つ現象をいう",
      "hint": "へんせいふうはどう　westerly wave\n数字　ロスビー波として伝わる\nここが問われる　蛇行が大きいと天候が偏りやすい"
    },
    {
      "front": "避難指示",
      "back": "危険な場所から避難させる\n市町村長が発令する、避難を促す情報",
      "hint": "ひなんしじ　evacuation order\n数字　警戒レベル4\nここが問われる　発令するのは市町村長。気象庁は根拠となる情報を出す側"
    },
    {
      "front": "がけ崩れ",
      "back": "斜面が崩れ落ちる\n雨などで斜面の土が崩れ落ちる災害",
      "hint": "がけくずれ　slope failure\n数字　土砂災害の一つ\nここが問われる　前触れなく起きることがある。降り始めからの総雨量で危険度が上がる"
    },
    {
      "front": "低温注意報",
      "back": "低い気温による災害の注意報\n農作物などへの被害のおそれがあるときに出す",
      "hint": "ていおんちゅういほう　low temperature advisory\n数字　地域と時期で基準が違う\nここが問われる　気温そのものではなく被害の観点で基準が決まる"
    },
    {
      "front": "警報の発表",
      "back": "警報を出すこと\n基準に達すると見込まれるときに気象台が出す",
      "hint": "けいほうのはっぴょう　warning issuance\n数字　市町村単位で発表する\nここが問われる　起きてからではなく起きる前に出す"
    },
    {
      "front": "土砂キキクル",
      "back": "土砂災害の危険度分布\n土砂災害の危険度を地図で色分けして示す情報",
      "hint": "どしゃききくる　landslide risk map\n数字　5段階で色分けする\nここが問われる　地図で自分の場所の危険度が分かる"
    },
    {
      "front": "転倒ます型雨量計",
      "back": "ますが倒れて量を数える雨量計\n一定量たまるとますが傾いて排水し、その回数を数える",
      "hint": "てんとうますがたうりょうけい　tipping bucket rain gauge\n数字　1回の転倒が0.5mmに相当\nここが問われる　雪はそのままでは測れない。ヒーターで溶かしてから水として測る"
    },
    {
      "front": "アスマン通風乾湿計",
      "back": "通風式の乾湿計\n一定の風を送りながら乾球と湿球の温度を測る",
      "hint": "アスマンつうふうかんしつけい　Assmann psychrometer\n数字　乾球と湿球の差から湿度を求める\nここが問われる　基準測器として使われる。自動観測の値を検証する役割を持つ"
    },
    {
      "front": "観測網",
      "back": "観測点の広がり\nどこにどれだけ観測点があるかの配置をいう",
      "hint": "かんそくもう　observation network\n数字　アメダスは約1300か所\nここが問われる　疎な場所では現象を捉えきれないことがある"
    },
    {
      "front": "SYNOP",
      "back": "地上観測の国際通報式\n地上気象観測の結果を伝えるための符号の形式",
      "hint": "しのっぷ　SYNOP\n数字　3時間ごとに通報する\nここが問われる　METARは航空用で、こちらは総観用である"
    },
    {
      "front": "バウンダリー",
      "back": "レーダーで見える境界線\n地表付近の風の収束を示す細い線状のエコー",
      "hint": "バウンダリー　boundary\n数字　積乱雲の発生の目印になる\nここが問われる　雨は降っていなくてもエコーとして映る"
    },
    {
      "front": "電気式湿度計",
      "back": "電気で湿度を測る測器\n湿度による電気的な変化から湿度を求める測器",
      "hint": "でんきしきしつどけい　electric hygrometer\n数字　アメダスで使われる\nここが問われる　感部の汚れで誤差が出るので保守が要る"
    },
    {
      "front": "シーロメータ",
      "back": "雲底の高さを測る測器\nレーザーを上へ発射して雲底までの距離を測る",
      "hint": "しーろめーた　ceilometer\n数字　自動観測で使われる\nここが問われる　雲量までは自動では測りにくい"
    },
    {
      "front": "地域気象観測",
      "back": "アメダスによる観測\n全国に置いた無人の観測点で行う観測をいう",
      "hint": "ちいききしょうかんそく　regional observation\n数字　約1300か所。約17km間隔\nここが問われる　降水量だけの地点も多い"
    },
    {
      "front": "沿岸前線",
      "back": "海岸線に沿ってできる前線\n陸と海の温度差でできる局地的な前線",
      "hint": "えんがんぜんせん　coastal front\n数字　冬の関東平野などで現れる\nここが問われる　雨と雪の境目になることがある"
    },
    {
      "front": "台風の階級",
      "back": "台風の強さと大きさの区分\n強さは最大風速、大きさは強風域の半径で表す",
      "hint": "たいふうのかいきゅう　typhoon scale\n数字　強さ3段階、大きさ2段階\nここが問われる　強さと大きさは別々の区分である"
    },
    {
      "front": "寒気の南下",
      "back": "寒気が南へ広がること\n上層の寒気が南下して大気を不安定にする現象",
      "hint": "かんきのなんか　cold air outbreak\n数字　500hPaの気温で見る\nここが問われる　地上が暖かくても上空が冷えれば不安定になる"
    },
    {
      "front": "暖気の北上",
      "back": "暖気が北へ広がること\n南から暖かい空気が入り込む現象をいう",
      "hint": "だんきのほくじょう　warm air advance\n数字　850hPaの気温で見る\nここが問われる　前線を北へ押し上げる力になる"
    },
    {
      "front": "前線の移動",
      "back": "前線が動くこと\n気圧配置の変化にともなって前線が移る現象",
      "hint": "ぜんせんのいどう　frontal movement\n数字　移動の速さで天気の変化が決まる\nここが問われる　停滞すると同じ場所で長く雨が続く"
    },
    {
      "front": "寒気核",
      "back": "中心が冷たい構造\n中心付近ほど気温が低い低気圧の構造",
      "hint": "かんきかく　cold core\n数字　温帯低気圧や切離低気圧がこの構造\nここが問われる　寒気核だと上空ほど低気圧が明瞭になる。暖気核と上下の見え方が逆"
    },
    {
      "front": "眼の壁雲",
      "back": "眼を取り巻く積乱雲の壁\n最も激しい上昇流と降水が集中する領域",
      "hint": "めのかべぐも　eyewall\n数字　最大風速はこの付近に現れる\nここが問われる　台風で最も危険な場所。眼が通り過ぎた後にもう一度ここが通過する"
    },
    {
      "front": "スコールライン",
      "back": "線状に並んだ積乱雲\n前線状に並んで進む積乱雲の列をいう",
      "hint": "すこーるらいん　squall line\n数字　突風と激しい雨を伴う\nここが問われる　先端にガストフロントを伴うことが多い"
    },
    {
      "front": "露",
      "back": "地表にできる水滴\n水蒸気が冷えた地面で凝結してできた水滴",
      "hint": "つゆ　dew\n数字　露点温度まで下がるとできる\nここが問われる　氷点下なら霜、氷点より上なら露になる"
    },
    {
      "front": "エコー頂",
      "back": "降水エコーの上端の高さ\nレーダーで捉えた降水粒子の一番上の高度",
      "hint": "えこーちょう　echo top\n数字　高いほど対流が強い\nここが問われる　急に上がると発達しつつある合図になる"
    }
  ]
}
